« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »

2014年3月

2014年3月31日 (月)

今になって背中を押してくれた亡き母の言葉

P1040931_2【車庫の東側が三角形の土地でデッドスペース】

 この度、念願の地続きの土地を12坪ほど買うことができました。場所は車庫の東側の長い三角形の土地です。
 
 ここに50年間、木造平屋建てのアパート2棟が建ってましたが、昨年末に取り壊され更地になったことから、急遽、新たな展開になりました。以前から購入希望のあった私ですが、現在、一人暮らしであることから、その必要はないと諦めてました。
 
 しかし、通常の分譲である四角形でなく三角の土地をしてることから、先方にとっていわゆるデッドスペースでも私には都合がよく、それはこちらの土地も三角形なので、購入すれば長方形になるからです。このため、写真のように塀も斜めでしたが、念願が叶い、近未来は南北に真っすぐの塀にすることが可能になりました。
P1040929 【南北に対し斜めの焼きべスロックの塀】
 この土地は長い三角形であることから先方は使い難く、しかし、私には都合がいい形で、地続きの隣の土地が有効利用できそうです。
 
 実は亡き母が「昔から地続きの土地は借金してでも買うものといわれてる」と私に話したことを思い出しました。亡くなって25年経過した今になって母の言葉が、私の背中を押してくれたのです。
 
P1040940【ボケ・・・東洋錦】
 私はすでに現役でないので借金することはできません。12坪であることから本日どうにか支払いが済みました。正式に土地を購入したのは初めてです。七年前、官地の払下げで4坪ほど購入しましたが、払下げは格安でした。
 
 私は生前の母と45年間いっしょに住んでいたことから、今、思い出すと、いくつか人生のポイントを教えてもらいました。現在、植木に多量に使ってる水はポンプで汲み上げた井戸水です。いくら使ってもただで無尽蔵です。「井戸を潰してはならない」と言った母の言葉が今でも耳に残り、その通りと有難く感じてます。
P1040928 【開花した雪柳】
 父については19世紀生まれであっても、私が最初の就職でインドに行くとき賛成してくれ「これからの時代は外国で働くことが将来役に立つと、母は暑い国で、しかも治安が悪いと大反対しても、いざというとき、息子の将来を考えてくれた父は流石と感謝です。
 
 両親ともに、その立場から六人兄弟の末っ子である私と生活を共にしながら、しっかり見守ってくれたことが今になってひしひしと伝わってきます。「親孝行したいときに親は無し」ですが、その分、二人の娘の未来をしっかり応援できる父親でありたいと考えるようになったのです。
 

| | コメント (0)

2014年3月27日 (木)

庭はいよいよ華やかに・・・but, 人生は停滞

P1040913 【しだれレンギョウを潜り抜け玄関へ】Click please!

 6本の花梅の開花もそろそろ盛りを過ぎ、庭は黄色い「枝垂れレンギョー」や「白モクレン」に表情を変えつつあります。花木の開花期間は概して短く、1週間から10日間ほどですが、同じ樹木でも品種によって開花時期がずれることから自然界はうまく次から次へと色彩のステージを変えていくものです。

P1040912 【角度によっては花梅と枝垂れレンギョーのコラボレーション】

 レンギョウは亡父が50年前にどこからか仕入れてきたものが、次代を担う「ひこばえ」が生まれ、昔の幹はすでに姿を消し、新世代の幹に花が咲いてます。このように植物の世代交代の方法は本当に不思議で、樹木によりいろいろの方法で生命の永遠を維持してます。世代のバトンタッチは何千年、何万年と予想を超えつないでいるのでしょう。

P1040917 【思いのまま・・・花梅】

 敷き石を歩いて行くと、先ず目に入るのが二色に咲き分けてる「思いのまま」です。英語ではbicolorというようです。なぜピンクと白に分かれるのか不思議で、接ぎ木した様子はなく、枝によっては白と赤が互い違いに咲きます。

P1040923  このように2色に咲き分ける植物には、これから咲く「源平しだれ桃」が同様です。もう蕾が膨らんでます。開花してみなければ分からなくとも、今年はどうも平家が勝ちそうです。つまり白い蕾が多いような気配です。

 不思議なことに毎年必ず大安である旧暦の「桃の節句」に開花です。今年の旧暦「桃の節句」は現行暦で4月2日であることから蕾が次第に大きくなってます。

P1040926 【枝ぶりの良い源平しだれ、クリックすると蕾が分かります。】

 ところで、本日最も良く開花してるのが「白モクレン」です。年度末に咲くことから、これが咲くと職場の同僚との別れの季節であると亡妻が言ってました。なるほど今が盛りです。花は見事でも野鳥にとっては蕾が美味しくなさそうで、コブシのように食べられることはありません。

P1040920 【鳩舎と白モクレン】

 レース鳩も色彩豊かな庭を見ると気持ちが平和になり、闘争心が生まれないのでしょうか、成績がパッとしません。このため、現在は雛の作出に勤しんでます。4月下旬になれば雛たちが屋根で遊ぶでしょう。

 鳩舎の看板に目標を掲げてあるように、飼育者の私は短距離での勝ち負けに興味なく、日本最北の地「稚内からの帰還」をめざしてます。他人との勝負でなく長距離系研究に主眼を置き、自己との勝負です。

 ところで、私はすでに10年間一人暮らしが続いています。このまま孤食や話し相手がいない人生は辛いので心から出会いを求めてますが、どうも人生に花を咲かせる才能がないようです。それでも諦めず、女神がほほ笑むまで日まで精神と肉体の鍛錬に明け暮れる日々です。 

| | コメント (3)

2014年3月24日 (月)

ウォーキングに最適・・・広くなった倉賀野緑地

P1040892_3   倉賀野町にはこれといった文化施設はなくとも、唯一誇れるものは烏川のほとりに自然を満喫できる広大な緑地があります。その緑地が最近になって今までより広くなりました。

 緑地の中央の一画には、飛び地のようにおそらく戦前から300坪ほどの土地で、本格的に菜園として野菜を収穫している人がいました。しかし、最近になってこの菜園が更地になってスポーツができる広場になりました。

 このため、倉賀野緑地の東西の長さは約1km、幅100mほどになりました。緑地に平行して流れる烏川は倉渕町の鼻曲山付近の「烏の口」といわれる岩から滴り落ちる水を水源とし、これが命名の元になってます。途中、室田町を経由し、蛇行しつつ50K程を流れ倉賀野町へ辿り着きます。倉賀野を過ぎると10Kほどで利根川に合流します。

P1040879  右側が烏川です。冬季はカムチャッカやシベリア方面からと推測される渡り鳥が羽を休めています。近年はコハクチョウも飛来しており、水の流れが緩やかなので楽園なのでしょう。水の流れが緩やかなのは江戸時代に栄えた倉賀野河岸の跡だからです。

 写真の水鳥もそろそろ北帰行の季節で、懐かしそうに緑地を眺めてます。北の地で営巣し、育てた雛を連れて晩秋に再度、烏川に戻るのでしょうか。倉賀野がサンクチャリーであるならば私たちは嬉しい限りです。

P1040882 ところで、倉賀野町で唯一広大である緑地は朝に夕にウォーキングしてる人がたくさん見られます。健康志向で皆さんせっせと自宅からここまで歩き、ここを周遊してる人もいます。

 私も時々家から緑地の最も東まで歩き、速足で往復50分、ゆっくりで1時間5分です。距離は往復4Kです。また、犬の散歩に最適で毎日連れて来る人もいます。犬を媒介にして飼い主同士が新たな交流の場となってるようです。

P1040894  こちらは東側のところで芝がきれいに管理され、もうすぐ緑になります。これからの季節は倉賀野町の人々には、ぜひ、ここを有効利用してほしいものです。樹齢100年ほどの桜がもうすぐ数本咲き、それも楽しみです。

P1030562 【撮影は昨年】

 芝も緑に甦り、ここでのウォーキングは安全で、川のほとりであることから空気もよく、身体を鍛えるには理想的な公園です。

P1040885  ところで、ウォーキングについては、散歩の感覚より、私はスピード感を持った歩き方がプラスと考えます。私たちの脈拍は平静時に70前後です。これを速く動かすには散歩より、スポーツ的に前進することです。遠方を向き走りだせるスタイルでつま先で蹴って歩き、着地は踵からおります。

 この歩き方で4Kほど【緑地内2周と同じ】歩けば、脈拍は110~120になるでしょう。歩いた後に脈を測る習慣を持ちましょう。心臓や肺を鍛えるには週に1~2回は平常時より脈を上げることが効果があると思ってます。脈が上がることは血流が速いということです。

 一方、万歩計で何歩、歩いたということは歩数で満足することに終始しやすく、歩くスピードや脈拍に拘らないかもしれません。本質的には1分間の脈拍を上げることを目標にする方が心臓に刺激を与え、健康に有効と考えます。

 日本は急激な高齢化社会に突入し、65才以上の人口は3000万人といわれます。一人ひとりがいつまでも健康をめざし、老化を遅らせるために歩くことはとてもいいことです。歩くと全体重が足にかかります。具体的には歩くその瞬間は片方の足に全体重がかかり、スピードがあるので実際には全体重以上の負荷がかかります。

 歩くことは全身の筋肉を使います。また、時には階段を上り下りすると足腰の鍛練に抜群の効果があります。倉賀野緑地には急な階段があります。

 運動した後は、お腹が空くことから食事が美味しくなります。(もちろんビールもです。) また、運動、栄養、休養の健康3本柱のバランスを考えるとき【高齢者にとって低栄養が最もいけないこと】で、身体組織になる【タンパク質不足は、あってはならないこと】と考えます。

 歩くことによって【血液循環をスピードある流れ】にし、【たんぱく質を摂取する食生活】を心掛ければ、Anti-agingに前進すると考えます。

| | コメント (0)

2014年3月20日 (木)

太陽が【赤経0h、赤緯0度】を通過する春分の日

Photo 【群馬県・水沢山山頂から見た日出・友人Samuel Toddさん撮影】

 今年の春分の日=Vernal Equinox Day は3月21日です。これは日本での場合です。というのは春分の瞬間は日本時間3月21日午前1時57分と計測されてることから、このとき多くの外国ではまだ前日なので春分の日は3月20日ということになります。南半球では秋分の日=Autumnal Equinox Dayです。

 私たちの地球から眺めると、宇宙には無数の恒星が見えます。その距離は太陽系の惑星や月とは比べものになりません。

 太陽は毎日東から上り西に沈みますが、実は日中であっても太陽の背景には星座があり、1年を通した太陽の通り道には、お馴染の誕生日の12星座があり、その星座の間を縫うように移動していきます。

 それらは「うお座」「おひつじ座」「おうし座」「双子座」「かに座」「しし座」「おとめ座」「天秤座」「さそり座」「いて座」「やぎ座」「水がめ座」です。

 皆さんが生まれた日に、太陽の後方に皆さんの星座があったのです。ですから、自分の星座は半年後なら夜なので夕刻から明け方まで眺められます。半年後でなくとも、実際には誕生日の3ヶ月前後なら日出前や日没後の短い時間に観察できます。

Photo_2 【ウィキペディアより】

 中央の星座はインドの形に似てる「うお座」です。点線は太陽の通る道で、北半球から見た場合、太陽は右側から左側へ進みます。太い横の線が天の赤道です。天の赤道は地球の赤道の真上です。

 春分点とはこの二本の線が交差したところです。ここが赤経0hで赤緯0度です。この交差点を太陽は日本時間3月21日午前1時57分に通過です。

 空には春分点を示す何の印もありませんが、10月頃「うお座」が日本上空へ来ることから、この図を頭に入れておけば、秋に「春分点」の位置を確認できます。

 太陽は春分点を瞬間的に通過し、その後は、前述の12の星座の中を通り抜け、先ず、「うお座」の中を横切り、次は3月下旬から4月中旬に「おひつじ座」へ向かいます。途中、:夏至点、半年後に秋分点を通過し、その後、有名な「さそり座」など回り、冬至点を通過し、1年後にまた春分点にやってきます。

 しかし、これは私たちの地球が秒速約29kmというものすごい速度で23°26′21″ほど傾いたまま、北極星側から見て反時計回りに、公転軌道上を移動してることにより、結果的に太陽の背景にある星座が次から次へ変化していくということです。【実際には眩しくて見えません。】

 一方、二十四節気と赤経は一致してます。すなわち、太陽の位置が1h【15度】移動すると次の節気に移ります。春分の日は太陽の赤経が0hで、4月5日の清明は太陽の赤経が1hであり、4月20日の穀雨は太陽の赤経が2hというふうに結び付いてます。

 ところで、春分の日における北極点と南極点では、1日中、それぞれ同時に太陽が地平線に半分ずつ顔を出し、上りもせず、沈みもせずという日です。しかし、太陽の進行方向は逆です。北極点では日本で見る太陽と同方向に移動し、それは東~南~西~北の順で、南極点では見かけ上、東~北~西~南へと逆方向に移動します。  

| | コメント (2)

2014年3月17日 (月)

普及したい「浮かび上がる横断歩道」・・目の錯覚

P1040861 【思わず減速してしまう横断歩道・・読売新聞より】

 目の錯覚をうまく利用した横断歩道が静岡市にお目見えし、交通事故防止に役立ってると伝えられてます。

 実際の路面は平面であるのに横断歩道が凸凹に浮き上がって見えることから、運転者はつい減速するようです。歩行者がいなくても思わずブレーキを踏むようになり、これは自分の車が傷つくことを恐れる運転者の心理をも捉えているでしょう。

 静岡市の駿府城公園近くにある横断歩道は、白い部分の周囲を他の色で縁取りし、立体的に浮き上がらせて見せるものです。

 歩行者側からは普通に見える横断歩道であるのに、運転席からは浮き上がって見える仕組みで、運転者に減速させる素晴らしいアイディアです。

 もし、この横断歩道が歩行者側からも凸凹に見えたら、高齢者などは転びそうになり却って危険ですが、その心配はなく、あくまで運転席から立体的に見え、思わず「ドキっ」とさせる優れもので、これは【人間の知恵】と言えます。

Photo  あちこち運転すると、トンネル内にはスピードを抑えるための工夫が壁に図柄で施してあったり、センターラインやサイドラインが太い点線で描かれてる道路にお目にかかることがあります。路面そのものは変わりなくても、特にカーブにおける太い点線は、はみ出さない心理になります。

 一方、交差点では「歩車分離式」のものや「スクランブル」のものが我が高崎市に何ヶ所があり【歩行者が多い時間帯では】交通の流れが効率的で安全に思います。

 普通の交差点では車が右折・左折するとき歩行者がいるので横断歩道前で待機することになり、危険も存在し、車が円滑に流れ難いです。

P1020008 【高崎市役所21階から眺めた高崎駅方面・・・駅前が歩車分離式交差点】

 人間は「考える葦」、人類の幸福のために「知恵を絞る」ことは大切でしょう。静岡市に設置されてる「目の錯覚」を利用した横断歩道が全国に広がり、交通安全につながることを期待します。

| | コメント (0)

2014年3月13日 (木)

「花は咲く」のソプラノサックス用楽譜を作る

P1040846 【紅梅しだれ】

 東北大震災復興支援曲「花は咲く」の原調はへ長調ですが、これをB管(変ロ)の楽器であるソプラノサックスで演奏するには長二度高く移調し、楽譜はト長調になります。

P1040791【ソプラノサックス】

 先日、高崎市のY楽器店で店長さんに調整してもらったところ全体的に音が良く出るようになり、特に低音が鳴るようになりました。「花は咲く」は低音が聞かせどころです。

 今後は今まで以上に練習する気持ちになってます。というのは、付属品であるタンポが穴にうまくフィットするには楽器は生き物であることから、毎日使ってこそアクションやタンポが楽器にしっかり馴染むと考えるからです。

 実は手元に「花は咲く」の楽譜がなかったので、ユーチューブを聴いてソプラノサックス用の楽譜を作ってみました。

http://www.youtube.com/watch?v=8djx8g8m54M

P1040832  昔、聴音の訓練を受けたことから、単音のメロディーについては数回聴けば楽譜を立ち上げることができます。今回も昔とった杵柄でやってみました。この曲はソプラノサックスの音域にしては概して低い音のみです。この楽器の特徴は低温の音色に独特の持ち味があるので効果的な音域と感じてます。

 可能であれば、未来はピアノ伴奏によりホームなどを訪問し、高齢者を対象にボランティア―で演奏したい気持ちがあります。それには、馴染みのある音楽について楽譜をいろいろ用意し練習し、レパートリーを増やす必要があります。

 伴奏としては本格的なピアノがなくても、近年はきれいな音がして運搬可能な小型ピアノが市販されてるので用意できればと思います。

P1010854 【結婚式場ラ・フォンテーヌ前橋のピアノ】

 このピアノを「ラ・フォンテーヌ」で一度弾かせていただいたことがあり、「みちのく一人旅」の寂の部分を弾いたらなかなか充実した音色でした。この大きさならアクティーバンに載せて運べるでしょう。

P1040839 【白梅枝垂れ八分咲き】

P1040836 【先日の豪雪で幹が傾いても七分咲きになった枝垂れ紅梅】

 一方、ソプラノサックス演奏を健康維持と結び付け、正しい腹式呼吸法を習得し、健康と聴き手に喜んでいただける演奏の一石二鳥をめざしたいです。

P1040838【アセビ】

 高齢者が罹る疾病の第三位は肺炎であることから、日頃から口内を清潔にすることはもとより、時には意識して深呼吸することが大切であるので、正しい呼吸法を体得し、サックス演奏すれば健康にもプラスに作用すると考えます。

 以前に書きましたが、フランスが誇るクラシックサキソフォーン界の重鎮マルセルミュールは有名人世界の100才に記載されてます。卓越した演奏と共に正しい呼吸法が健康に結び付いていたのでしょう。  

| | コメント (0)

2014年3月10日 (月)

大雪の重みに耐え、開花を始めた紅梅・白梅

P1040842 【しだれ白梅と手まえは思いのまま】・・・画像をクリックし臨場感を味わってください。

 3月になり日照時間がかなり伸びてます。現在、我が群馬県の日の出時刻は6時03分、日の入り時刻は17時46分であることから昼の長さは11時間43分です。日の出前の明るさと日没後の明るさを加味すると、実際には昼と夜の長さがほぼ同じになっています。

 因みに、昨年末の冬至には日の出時刻が6時52分、日の入り時刻は16時33分だったので昼の時間は9時間41分でした。冬至頃と比較するとすでに2時間も長くなってます。

 もちろん、日照時間のみならず、太陽の角度が20度ほど高くなってます。太陽はあと十日で赤道の真上に達します。因みに太陽の角度は冬至と夏至では47度も開きがあり、ずいぶん異なるものてす。

P1040816_2 【紅梅・・・高い位置で咲かせるので剪定済み】

 枝先には蕾がたくさんあります。これらの花梅の購入先は埼玉県花園グリーンセンターや前橋農協花木センターです。当時の愛車いすゞ117クーペのトランクに根元を入れて運んだのですから、その光景を想像すると40代は植木に夢中であったことが思い出されます。

 本当のところ、この気持ちは現在も全く同じです。しかし、もう植える場所がないので困っていたところ、運良く隣の土地が12坪ほど買えたので、また、若いときのように花木センター巡りをする楽しみが増えました。私が心してることは、開花の色彩を確認して手に入れることです。その色彩や樹形に心がノックアウトされたときのみ購入します。

P1040824  こちらは室内の襖です。庭と同じく白梅と紅梅の柄になってます。建具やさんによれば京都から仕入れたとのことで、室内の紅白梅は1年中でも庭の紅白梅との饗宴は3月の今だけです。

 ところで、梅の良いところは剪定がどうにでも可能であり、翌春はかなり違った風貌になります。また、実もなることから梅ジュースや梅酒を作る近所の方へ分けてます。私はそれができないので花の観賞のみです。

P1040856 【紅梅しだれ・・・幹がくねっている】

 実は、先日の記録的な大雪に持ちこたえられず、ついに幹が南側に傾いてしまいました。降りしきる中、夜中に起きて幾度も揺すって落としても、翌朝まで降り続いた雪の猛威に太刀打ち出来ず、今春は傾いたまま辛そうに開花です。

 おそらく地中の根が引っ張られ傷つき、栄養の不足から他の梅より開花が遅くなってます。開花が終わり4月になったらロープで北側へ引き起こします。雪とは重いことを再確認しました。

P1040819 【品種は鹿児島】

 深紅です。咲き始めたのが最も早く2月下旬です。色が濃いので目につきます。今年は寒肥えを施したからでしょうか、色彩は概して濃いです。また、逆に大雪の利点で水分は充分です。この鹿児島は巨木になる気配です。剪定をうまく施し鑑賞にたえる樹形こそ主の仕事です。

 咲き終わったらお礼肥を、年末には寒肥えを施し、花が散ったら四方八方から眺め樹形を整え、翌春を期待します。

 花梅の下にテーブルがあるのでお茶をお入れします。花梅を見に来られる方は春分の日頃までにお出で下さい。4月になると「源平しだれ」など花桃になります。

| | コメント (4)

2014年3月 6日 (木)

啓蟄・・・太陽は「水がめ座」から「うお座」方向へ

P1040808【啓蟄になり5分咲きになった庭の白梅しだれ】

 地球から見える多くの恒星までの距離は、人類の想像を絶する距離にあり、例えば、比較的近いといわれ全天で太陽に次ぐ光度を持つシリウスでも8.5光年と計測されてます。

 光の速さは秒速30万km(地球を7周半)程であることから、シリウスまでの距離は考えられない遠い距離にあります。

 因みに、太陽までの距離は光の速さで8分20秒(約1億5000万km)で、月へ光が到達する速さは1.3秒ほど(距離・約38万km)です。こんなことから、太陽や月までの距離に比較すると、星座(恒星)は比較にならない遥か彼方の距離になります。

 全天には無数の恒星が存在し、地球から見ると太陽は1年かけて、その恒星(星座)の中を縫うように西から東へ刻々と移動してます。

 特に誕生日の星座として有名な12の星座の中を縫うように移動します。夏は赤道より北に位置する星座の中を、冬は南に位置する星座の中を進みます。

 これらの星座は古代バビロニア時代より伝えられ、その順番は「うお座」「おひつじ座」「おうし座」「双子座」「かに座」「しし座」・・・「おとめ座」「天秤座」「さそり座」「いて座」「やぎ座」「水がめ座」です。概して赤道より北に位置する星座は最初の6つで、赤道より南に位置する星座は後の6つです。

 12の星座ということは、1年が12ヶ月であることとも結び付きます。同時に季節を表す二十四節気とも関係します。

Photo 【水がめ座・・・概して赤経23h・・・ウィキペディアより】

 水がめ座のすぐ上に天の赤道が走り、一部は天の赤道に接してます。斜めの点線が北半球では右から左へと太陽が通過する道です。

 本日が啓蟄とは、太陽が「水がめ座」の少し左の赤経23h付近にあることになります。太陽の背景が「水がめ座」ということです。もちろん、実際には眩しくて確認できません。

 そして15日後、太陽は天の赤道と交差します。上図では最も左のところです。下の図で点線(太陽黄道)が天の赤道と交差する点です。今年は3月21日午前1時57分(日本時間)と計算され、この一瞬に太陽は春分点を通過し、今度は北半球の上空へやってきます。

Photo_2 【魚座・・・インドの形に似てる・・・概して赤経0 h】

 春分点通過により太陽は天の赤道を越え、まず魚座をかすめるように横切ります。古代バビロニア人は魚座をチグリス川とユーフラテス川になぞらえ、右上の四角(秋の四辺形)を肥沃な農地メソポタミアに例えたといわれます。

 結局、二十四節気の「啓蟄」とは太陽が黄経345°を通過することを意味し、赤経では23hを通過することです。

 私たちは経験上、月が星座の中を西から東へ日に日に移動することは分かっても、日中、太陽が星座の中を縫うように通過することは眩しくて見えなくとも、地球が公転軌道上を移動するとき、太陽の後ろ側にある12の星座が刻々と変化することは事実です。

Photo_3 【おとめ座と秋分点・・・点線が天の赤道と交差するところ】

 私たちは夜間に「うお座」と「おとめ座」を探し、その近くに存在する「春分点」、「秋分点」の位置を確認したいものです。しかし、今の季節に見えるのは「おとめ座」であるので、その近くにある「秋分点」は認識できます。探す方法は「春の大三角」に含まれる1等星がスピカです。スピカは「おとめ座」にあります。

| | コメント (0)

2014年3月 3日 (月)

真の音色を求めて・・・ソプラノサックス練習

P1040791 【15年前、手に入れたGPソプラノサックス】Click please!

 クラシックサックス界の巨匠フランスのマルセルミュールが世界の有名人100歳に名を連ねてる話は有名です。クラシックサックスの分野で世界的パイオニアである氏の演奏は今や録音を聴くのみあっても、音色は気品に満ちてます。

 氏が長寿を全うしたことは、生涯にわたる気品ある演奏の基盤として、正しい呼吸法により肺の周囲に数多く存在する呼吸筋の鍛練によるものと想われます。

 平素、私は写真のソプラノサックスについて、クリスマス・パーティーや結婚式、葬儀で演奏しても、近年は昔のように毎日は練習してません。

 しかし、若き日に練習した指づかいは、末端の指が覚えいてるもので、24の調性は今でもすぐ指が動きます。ハ長調は楽譜上では簡単であっても運指法からは一番簡単とは限らず、無伴奏ソロの場合、音色を考慮することから自ずと相応しい調性を見出すものです。

 私の感覚ではソプラノサックスはストレート管の方が音色に透明性があり、音色の丸みを求める場合はアンブッシャー(マウスピースのくわえ方)や息の出し方で創るものと考えてます。

 ところで、最近、私は驚くほど輝かしい音色のソプラノサックス演奏を耳にし、感銘を受けました。世の中には同様の音色を求めてる方がいらっしゃるものです。曲は本来、オーボエの曲ですが、本家オーボエの音色より理想的な音がしてるようにも感じます。

 では、聴きましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=_phUov3E8ok

 洗練された音色と技術はソプラノ本来のものでしょう。全曲聴きたいものです。

 ところで、サックスの誕生は1846年、べルギーのアドルフ・サックスの発明によることから18世紀の古典派時代の大作曲家にはサックスのオリジナル作品がありません。しかし、ミュールをはじめとして、日本クラシックサックス界パイオニア故・阪口新氏などにより古典作品の編曲がなされ、サックスのレパートリーに古典作品の演奏が可能になりました。

 その後、19世紀後半より20世紀にわたるロマン派や近代現代の作曲家によって、サックスのオリジナル作品が数多く生まれ、私が高校教員採用試験で演奏したのがグラズノフのサックスコンチェルトでした。若き日、毎日練習しました。

 この作品があったことで試験の準備ができ、生涯を高校音楽教師として職業に就けたことから、サックス製作者アドルフサックスとロシアの作曲家グラズノフのお陰によるものと昨今は感じてます。

  今後、私のソプラノサックス演奏は、あくまで音色に磨きをかけ、柔らかく澄み通る音色を求め、ある程度の技巧も会得したいものです。このブログをご覧いただいてる方々に、未来は、心ゆくまでソプラノサックスの優雅な音色を堪能していただきたい夢があります。

| | コメント (0)

« 2014年2月 | トップページ | 2014年4月 »