フォト
2024年7月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

私のフェイスブック

日の出、日の入り時刻

現在の気象衛星映像

リアルタイム地球の姿

無料ブログはココログ

Persimmon Marsh  掲示板

« 作出時における鉱物飼料は工夫して与えたい | トップページ | アルキメデスの叫びEurika!の心境・・・赤紫の藤 »

2014年4月14日 (月)

「日本シャクナゲ」と「西洋シャクナゲ」の饗宴

P1020647【西洋シャクナゲ大輪】画像はClick してご覧下さい。

 若いとき、私は花にそれほど興味がなかったのに、亡き父母が花が好きだったからでしょうか、近年、花木の成長と開花は誠に心を和ますものと認識するようになりました。

  味気ない冬の庭に咲き始め、しばらく潤いを与えてくれた「しだれ紅梅」など花梅たちの開花はすでに終わりを告げ、庭はバトンタッチの如く、「源平しだれ」や「羽衣」など花桃が咲いていましたが、これも終わりに近づいてます。旧暦の桃の節句【今年は4月2日】が過ぎたからです。

 そして、やって来た日本シャクナゲと西洋シャクナゲの共演です。独特の色彩から共演というより饗宴と言えるでしょう。

 近年は、色彩の豊かさをアピールする西洋シャクナゲが市場では主流であっても、山岳の岩陰にひっそり咲いて登山者をホッとさせる日本シャクナゲの色彩は、私たちに「ここで休息せよ。」と促してるようです。

 この写真は昨年のもので、今春はこれから開花です。樹木は一回り大きくなってます。ご覧の通り、日本シャクナゲには派手さはなくとも緑の葉と対比して、山岳にあってはとても存在感があります。今年の蕾も大きくなってるので開花したらアップします。

 現在、庭には7本のシャクナゲがあり、日本シャクナゲが3本、西洋シャクナゲが4本です。群馬県には草津白根山や上野村など山岳地帯に日本シャクナゲが自生していることから、草津でのシャクナゲ祭りを見学したことがあります。

 日本シャクナゲの特徴はどちらかというと色彩が地味であるとともに、西洋シャクナゲとの決定的な違いは「葉の形」にあります。これを知れば誰でも両種の区別がつきます。

P1050043 

 こちらは西洋シャクナゲです。葉を良く観察すると、葉の裏は緑です。日本シャクナゲである細葉シャクナゲの葉の裏は茶色です。一方、西洋シャクナゲの葉は一般の植物のように平です。このため、両種の違いは二つの点にあります。

 日本シャクナゲ・・・一般的に花の色彩は地味で、葉の両端が裏の方へ丸く反ってる。葉の後ろが茶色である。

 西洋シャクナゲ・・・一般的に花の色彩は派手で、葉は平である。

 西洋シャクナゲは派手ですね。それでも、色彩の薄い部分もあり、これはこれで充分に楽しませてくれます。来年の開花を期待し、夏に向かって毎日水を与えます。

P1050094

【日本シャクナゲ・・・筑紫】

 ところで、失敗も繰り返した私ですが、その体験に基づいてシャクナゲの育て方のポイントは次のように思います。

 1、夏季に決して直射日光を当てないこと。特に西日は最も弱ります。夏季は半日陰で、いわゆる木漏れ日が最適です。一方、冬季は太陽光が当たることが大切です。

 この矛盾を解決し、夏季も冬季も健やかに過ごさせるには、比較的、背の高い落葉樹の下に植えることです。これで冬は日が当り、夏は木漏れ日になります。

 2、水は土が乾いたら年間を通して多めに与えます。しかし、植える場所は水はけの良いところです。同様に、この矛盾を解決するには他より高い位置に植えます。できれば小さな築山のようにすればよいと思います。

 3、肥料は花の咲き終わった後に与えるお礼肥、及び寒肥えの2回です。絶対してはならぬこと…それは鶏糞を与えてはなりません。強すぎて枯れてしまいます。私は根から遠くに油粕を少々撒く程度にしてます。あまり人為的なことは良くありません。大き過ぎる以外、剪定は必要がありません。できる限り自然に任せるのがいいと悟ってます。夏場の直射日光は絶対に避けることです。

 4、花が咲き終わりそうになったものから順次、花を鋏で切ります。それにより次の芽が早く出ます。

Img_1891_20210408214001 【西洋シャクナゲ・・・気品に満ちたフィリスコーン】

 今月下旬から細葉日本シャクナゲが開花します。樹勢がいいので楽しみです。

« 作出時における鉱物飼料は工夫して与えたい | トップページ | アルキメデスの叫びEurika!の心境・・・赤紫の藤 »

日本シャクナゲ」カテゴリの記事

コメント

シャクナゲの栽培を調査していてこちらのサイトに辿り着きました。大変参考にさせていただいております。私は豪州シドニー在住ですが、10年程前から西洋シャクナゲの地植えをはじめ、現在裏庭に株が8本あります。当初私も植える場所を間違え夏季の西日で何本か枯らした口です。徐々に失敗から学び、太陽光の強い日には雨傘を添えて日除けにしております。最近ではどうにか枯らすことは無くなりました。ご指摘の通り沢山咲く年もあれば、翌年つぼみがあるのに全く花を咲かせない事もあり、これまで疑問に思っていましたが、その答えがこちらのサイトで判明しました。こちら夏場の気候が厳しく暑い日には40度を超えることもありシャクナゲの栽培には不向きですが、大輪の花をつけた時にはこれまでの苦労が報われる思いでおります。また来春、シャクナゲの花が咲く頃には是非新しい写真を投稿下さい、楽しみにしております。

逍遥さま・・・南半球より拙いブログにお出で下さり感謝してます。現在、シャクナゲは貴重な日本シャクナゲが3種類【つくし・アヅマ・細葉】で、西洋シャクナゲを6本育ててます。日本は現在、真冬で蕾が大きくなってます。他の大きな樹木の根が蔓延るとシャクナゲは弱ります。どうぞ、立派なシャクナゲを咲かして下さい。春になり、こちらのシャクナゲが開花したら、写真をアップいたします。また、遊びにいらしてください。

日本シャクナゲのその後はどうなりましたか?
ツクシシャクナゲ?を大鉢に植えて鉢ごと地中に埋めた
その後が気になります。
もし、成功したなら参考にさせていただきます。

ヤマじゃんさんへ・・・日本シャクナゲは大鉢に植えて鉢ごと地中に埋めてから一年が経過します。樹木としてはよく成長してますが、昨年咲き過ぎたためか、今年は蕾が少ないです。これからは蕾の数を調節(間引き)して、毎年咲くように心掛けます。日本シャクナゲは殆ど見当らないご時世なので、大切に育てていきます。いずれにしても、近くにある大きな梅は日陰を作っていいのですが、地中で梅の根に養分が取られないようにしました。
 同様に、植木鉢のまま埋め込んだフィリスコーンの方は蕾がかなりついてるので、今春はよく咲きそうです。咲いたらアップします。

ご無沙汰しております。
今回、日本シャクナゲに縁があって植木鉢ごと地中に埋める機会が到来しました。

実は最近、道の駅で屋久島シャクナゲの6号駄温鉢、樹高50cmサイズを格安2千円で購入しました。

気になったのは葉色、葉つやが薄緑色で疲れた感じがします。日当たりの良い、乾燥する場所で育ったのかも知れません。健全な屋久島シャクナゲであれば濃緑色の葉色ですね?

この6号駄温鉢に植わった屋久島シャクナゲを鉢ごと地中に埋める際に何か注意することが有りますか?

例えば、埋め穴の底に空気層を作るためにゴロ太石を敷いた方が良いとか、鉢底からの虫の侵入を防ぐために何か対策をした方が良いとか。。

あと今年はそのまま植替えせずに栽培環境に慣らした方が安全でしょうか?
どうかアドバイス宜しくお願いします。

ヤマじゃんさんへ・・・アドバイスを出来るほどの経験はありません。私も毎日、8本のシャクナゲを夢中で世話をしてます。当方にも屋久島シャクナゲと想われる品種がありますが、とても元気です。濃緑色の葉は斜め上にしっかり伸びていますし、今春は白の中に薄いピンクが混ざった花が咲き、とてもきれいで最近のブログに載せてあります。こちらは直径40㎝ほどの植木鉢で育ててます。
 ところで、別の大きな日本シャクナゲ【筑紫】は今春かなり花が咲きましたが、多少元気が感じられないので、花が終わった時点で、地中に植木鉢ごと埋めるてありましたが、土をすべて入れ替え、また、地中に埋めることをやめました。埋めると昆虫の幼虫が何匹か出て来ました。根を食べてしまうようです。このため、今後はすべて植木鉢で育てます。
 ところで、植木鉢ごと埋めても、他の植物の根は下から植木鉢の中に侵入してました。ですから、現在、私はシャクナゲのすべてを植木鉢で育てています。
 ところで、私が使っている土は通気性のある赤玉土と根のそばにはピートモスを入れてます。今のところ、これが良いようですべてのシャクナゲに元気な新芽が出てきています。ピートモスは根が絡まりやすいのでしょう。シャクナゲは水が必要なのに、排水性と通気性が大切と感じてます。そして、場所は半日蔭です。あまり答えにならず申し訳ありません。
 

コメント有難うございます。
私はシャクナゲ栽培を昨春から開始したので、経験がないんですが、色々な方から情報を得ながら、行きつ戻りつしながら、手探りでやってます。

地元市にはホンシャクナゲの県天然記念物の群落があって、コロナ禍でも今年は消毒、マスク必須で開放されてるので、近々行ってみるつもりです。そこで何かを感じたいですね。

地元市のホンシャクナゲが珍しいのは湿原に群落があるころとです。普通は岩場の周りで見かけるんですが。
この湿原は標高580mくらいに広がり、レンゲツツジも見られます。

屋久島シャクナゲというのは、樹高が低くてコンパクトで、枝ぶりが細かくて良いですね〜、鉢植えで大事に育てたくなる木です。

ホンシャクナゲは大きくなるので庭植えです。
昨春、道に駅で実生苗を購入して地植えにしました。
今年も無事に西日本の猛暑を乗り越えて欲しいです。

ヤマじゃんさんへ・・・お住まいはどちらの県でしょうか。私は群馬県高崎市です。
 シャクナゲも一般的には季節に早く反応するのが健康のようです。遅いと、年間のすべての循環が遅くなり、不利のようです。
 早く新芽が出るようなもの、早く来春の用意をしてるものが健康と考えます。遅いと新芽がアブラムシなどにやられます。
 私は長いことレース鳩を飼っていましたが、最近はそれに変わり、シャクナゲを中心とした植物に集中しています。
 

こんばんは、カッキーさん
私は広島県東広島市在住です。

屋久島シャクナゲについて質問があります。
現在、開花前の蕾が2つだけありますが、それ以外は沢山の新芽が伸びてます。白っぽい新芽です。
実は、これ以上大きくしたくないので芽かきしました。

1本だけ上へ伸びた新芽を芽かきして、2本伸びたものは残しました。花柄摘みは分かりますが、芽かきの要領がイマイチ分かりません。花芽を増やすには芽かきをしない方が良いんでしょうか?

ヤマじゃんさんへ・・・新芽からは来春に咲く蕾が今後出て来ます。「芽かきするとそれだけ来春の花が少なくなる」でしょう。来春の花の数が多過ぎて調整する時に芽かきします。
 花芽を増やすには芽かきをしない方が良いです。
 ただ、少し心配なのは、開花前の蕾が未だあって、同時に新芽が伸びてるとのことですが、枝によって成長の早さが異なってるようです。未だ樹木そのものが小さいとそのようなことがあります。樹木が大きくなると、どの枝も成長のバランスが良くなってくると想います。
 むかし、広島市の平和公園を訪れたことがあります。

なるほど、ほぼ全ての新芽を芽かきしました。。
枝先の固まった葉の中心から1本だけ伸びた芽が不恰好に見えたのと、株が大きくなっても置き場に困りそうなので大胆に芽かきしました。。

ところで、芽かき後の付け根の脇から新しい芽が出たりしますか?

広島県には旅行で来られたんですね?
平和公園、原爆ドーム、宮島が定番ですね。

他には島巡りが面白いでしょうか。柑橘を栽培する島が多いです。瀬戸内海は島が多いので、島々が重なって一見すると海と言うより大きな湖に見えます(笑)

ヤマじゃんさんへ・・・その枝が特に勢いが良ければ、芽かき後に、付け根の脇から再度、新芽が出ることはあります。
 ところで、私の庭のシャクナゲは現在8本で、日本シャクナゲが2本、西洋シャクナゲが6本ですべての花の色が異なります。また、葉の形もそれぞれ個性的で微妙に異なります。
 まるで人間の子供のように感じます。やはり樹勢がよくなり、翌春に花が良く咲くには根が絡みやすい土作りが基本に感じてます。

カッキーさん、おはようございます。
和シャク、洋シャクを計8本栽培されてるんですね
うちはホンシャク2本、洋シャク2本、屋久島シャクナゲの
計5本ですね。

確かにシャクナゲは特別な木です。そう子供とか、擬人化してしまいますね(笑)中々簡単に行かない所とかね。
これが普通のツツジならそこまでは考えませんが(笑)

庭には他にシャクナゲに近縁のレンゲツツジやヒカゲツツジ、ゲンカイツツジがありますが、レンゲツツジとヒカゲツツジは花の咲き方がシャクナゲっぽいです。ゲンカイツツジは春一番に咲くツツジです。

おっしゃるようにシャクナゲは根が命でしょうね。
根が絡みやすい土、まさにこれに尽きます。

地植えのシャクナゲには鹿沼土とピートモ、刻み水苔をブレンドして植えました。花付きはまだイマイチですが、庭の環境に慣れるまで相応の時間はかかるかも知れませんね。

カッキーさんのブログには色々な事象、出来事について語られてて、人生の勉強になります。

僕が今考えてることの中心はシャクナゲのことだけです。庭のシャクナゲに思いを寄せ、彼、彼女らの気持ちを汲み取りたいと思います。

地元のシャクナゲ自生地を観察すると同じエリアに相反するような自生ヶ所がありました。

1つは傾斜のキツイ岩場です。
シャクナゲが大小の岩の隙間に根を下ろし、結果的に他の樹木の侵入を防いで、岩場はオレの領域とばかりに環境を独占してますね。

1つは水苔が生えた湿原、及び湿地帯、渓流沿いなど。
水苔が生える場所は、水が停滞する平坦面ですが、
その水苔が群生する場所の縁にはシャクナゲが進出して、他の樹木は少し離れた場所に生えるようです。水苔の群落の頭上はポッカリと空いて空が見え、光が下へ降り注ぎます。

岩場の周りもそうでした。岩場にはシャクナゲ以外の大きな木が生えないので、岩場の頭上はポッカリ空いて光が降り注ぎます。

一見相反するような岩場と水苔が生える場所ですが、共通するのは大きな樹木が近寄れない環境で、シャクナゲに取っては環境を独占出来る場所のようでした。

シャクナゲに興味がなかった頃は花を見て、わぁ〜綺麗ぃで済んでましたが、シャクナゲを栽培するようになってから見方が変わって来ました。花を愛でるから、その木が生える環境、土の性質など色々なことが気になり出して、面白いですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 作出時における鉱物飼料は工夫して与えたい | トップページ | アルキメデスの叫びEurika!の心境・・・赤紫の藤 »

カテゴリー