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2014年7月

2014年7月29日 (火)

思わず歩きたくなるコース選びがポイント

P1030162 【吊り橋・・・響き橋】・・・画像をクリックすると歩きたくなるでしょう。

 事故や病気を回避すれば、私たちの将来は確実に80才台、90才台に到達することから、今のうちに足腰、特に太腿と脹脛に筋肉をつけておくべきでしょう。日本人の平均寿命は世界一でも、私たちが目指すべきは【健康長寿】です。心身ともに健康で自分の意志通りにできる生活を目指さなくてはなりません。

 というのは、私の姉が最近、バスから降りた瞬間に大腿部を骨折しました。3ヶ月ほど入院し、それは治療とリハビリの毎日です。私は数回、見舞いに行きましたが、先日やっと、退院になりました。私も含め、一人暮らしの生活は何かと一つ一つのことに気を配らなくてはなりません。

 病室ではいつも1時間ほど話しができました。その中で、姉が言うには【脚力の衰えが原因で、今後は筋力のみならず、足腰の骨を丈夫にしなくてはならぬ】ということです。

 一度、見舞いに次女と共に、最近生まれた次女の幼子を見せに行ったら、すごく喜び、将来ある0才の赤ちゃんから生きる力をもらったようです。姉は終始にこにこし、次女の結婚式に出席したことから、とりわけ嬉しかったのでしょう。

066 【ロック・フィールドの奈良俣ダム堤】

 私たちは年齢を増すと「ロコモ」になりやすい傾向があり、それは先ず脚力に現れます。次第に長距離歩行が困難になり、歩かないでいると、短い距離や、上り坂、階段の上り下りが辛くなる悪循環に陥り、ますます脚力が弱ります。

 この対策として、私たちは元気なうちからロコモを未然に防ぐトレーニングを習慣化すべきです。若い人も将来のため脱ロコモを意識し、若いうちから脚力をつける運動が大切でしょう。年をとってからのトレーニングは一人暮らしになる可能性があり、難しくなると思われます。

P1020106 【旧信越線の碓氷峠トンネル内・・・現在は遊歩道】

 私たちを取り巻く環境は車社会ですが、週に1~2度は意識して歩くようにし、「足腰の筋肉」と「大腿骨に負荷をかける」トレーニングをしたいものです。しかし、目標を持っても心とは弱いもの。それに打ち勝つには「自らに良い環境をプレゼントすること」が挫折しない秘訣の一つでしょう。

3713 【榛名湖一周は空気もよく最適】

 ある程度の速さを保ちながらのウォーキングは「景色のよいコースが必然に歩きたくなってしまう気持ちが高まり、これは勉強も同様で、「良い環境づくり」は更にやる気を起こすでしょう。

 たまには好きな目的地まで車で行ってから1~2時間歩きます。この方法はウォーキングのマンネリ化を防ぎます。我が群馬県には赤城大沼・小沼周辺や榛名湖周辺、浅間山周辺、そして元白根山散策など無垢の自然に恵まれ、この夏は積極的に自然散策を楽しみたいです。時々は膝を腰の位置まで左右交互に上げ、腿の付け根を鍛えると脚力増進により効果があると思います。 

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2014年7月25日 (金)

暑い夏を如何にしたら涼しく過ごせるでしょう

P1050566 【盛夏に似合うサルスベリの花・・・満開にあと一歩】

 毎年、サルスベリの枝を切り落とす育て方があっても、私は樹形をふんわりさせることに重きを置くので枝を切りません。この方法では細かい枝にもたくさん蕾が付き、眺めても咲き方が自然です。

 枝を切り落とすと翌年、枝が桑の棒のように長くなり、樹形の美しさを求めるには戴けない姿を呈します。また、よく咲かせるには根元をクレーターのようにして水を溜めます。根の最も深いところまで水が到達する気持ちでたくさん与えます。植物にとって水ほど栄養のあるものはなさそうです。毎日の水遣りで色濃くなると感じてます。

 一般的に、植物の水遣りは朝と夕刻ですが、私の体験では夕刻たっぷり与えると乾いてた植物が水を良く吸収し、翌朝に勢いが感じられます。これは今は亡き隣の方から教わったことです。幸い我が家は井戸水があるので掘ってくれた両親に感謝してます。いくら与えても水道代はかかりません。

P1050569_2 【木漏れ日を作るねむの木】

 ところで、7月23日から8月6日までは二十四節気の大暑です。年間で最も暑い日が続きます。太陽が北回帰線に到達した夏至は一ヶ月以上も前なのに、大分遅れてから暑くなるズレがあります。これは夏至の頃は未だ地面が暖まってなく、梅雨の真っ最中であることに因るのでしょう。地面が熱くなった今頃からが暑い日が続くと考えられます。しかし、太陽黄道は夏至からすでに30°も移動し、あと1ヶ月もすると朝晩は涼しくなるでしょう。

 「この暑い夏を如何にしたら多少でも涼しく過ごせるでしょう。」

 拙い体験では若き日、2年間インドに滞在してたことから年間を通して暑いインドの人たちの暮らしを見ていました。概して、大きな樹木があり、南国の樹木は枝をいっぱいに張り出し、いかにも木陰を作るような植物が多いです。うまく出来てるものです。その下で子供を遊ばせてる母親がたくさんいました。

P1050571  一方、日本人である私たちの祖先は昔より、建築法を工夫し、その一つは漆喰壁の発見ではないでしょうか。漆喰を塗った壁は空気中の水分を吸収し、温度調節することから室内は涼しく感じます。触ってみると壁は冷たいです。

 現在、漆喰を塗る専門家は殆どいなくなってるようですが、14年前に建築した私の家を建てるとき漆喰専門の業者がいたことから、未だいると想われます。これから新築する人は一部屋を漆喰壁にしたり、天井を高くしたり、上に溜まった暑い空気を外へ逃がす窓の設置も意外と部屋を涼しくさせると思います。

P1050564 【ペアガラスによる出窓】

 室内の気温を適温にするには外気の影響を受けにくくすることであり、最近の窓ガラスはペアガラスになってます。これは同時に音を遮断します。ご覧の窓はペアガラスを二列にしてることから外気と室温を遮断するガラスが4枚使われてます。写真の窓のガラスの合計は16枚です。この部屋ではエアコンをほどんど使いません。

P1050568 【木漏れ日を多くする植物を植える】

 庭では、木漏れ日を作る樹木を植えたいものです。高さ4~5mの樹木は庭に木漏れ日を作ります。直射日光の場所と木漏れ日の場所では気温差は感覚的に15℃ほどではないでしょうか。シャクナゲなど半日陰を好む植物は夏季に直射日光が当ると萎れます。

 木漏れ日と言えば、私の住む近くには広大な群馬の森があります。戦前からの大木がたくさんあり森林浴に適してます。また、群馬県には赤城山の西側中腹に「赤城自然園」があり、木陰がいっぱいで空気がひんやりし、1時間ほど歩くには適当にアップンダウンもあって、お薦めです。

P1040128 【赤城自然園・・・緑と木漏れ日がいっぱい】

 私たちが夏を快適に過ごすには、クーラーの部屋にいるのみでなく、朝の涼しい時間帯が勉強にも運動にも効果があります。常に「脳を柔軟にすること」を心掛け、何事にも創意工夫、そして「行動を機敏にする」ことが健康的に夏を過ごす基本ではないでしょうか。 

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2014年7月21日 (月)

種鳩は老い易く、次世代を見据えた飼育

Gn  【GNⅢ号】

 この鳩は林氏(弟)作翔により東日本稚内グランドナショナルレースを3回記録の翔歴を持つ♀です。このように若鳩時から3年連続して稚内GNを翔破したレース鳩は歴史的に殆ど存在しないでしょう。「GNⅢ号」の直仔がホープGN号(林氏兄作翔)で、その直仔が当舎の「稚内モザイク号」です。

P1050553 【ホープGN号♂】

 この鳩が10年ほど前、当舎に導入なったとき林氏は直仔は稚内を帰ると予言され「ポープGN号」と命名されました。予言通り、直仔が当舎で稚内を帰還し、林氏のレース鳩を見る目は本物ということです。 

P1040777_2  【稚内モザイク号♂・・・現在4才】

 「ポープGN号」の直仔が当舎作翔「稚内モザイク号」で、「GNⅢ」の孫に当たります。

 この鳩は次女の結婚披露宴でビデオにより紹介され、【稚内モザイク号のように夢は大きく持ち、長い人生を健康で過ごし、途中、困難に遭遇しても決して諦めず、それを乗り越え、人生の目標に向かって努力して下さい。】と音声が流れました。

 鳩である「稚内モザイク号」が結婚する若い二人に目標に向かって諦めない生き方や、継続的に努力することの大切さ諭しました。

 レース鳩が長距離レースに勝つのみでなく、若い人の生き方に影響を与えるとすれば、優勝の喜びとは一味違ったレース鳩飼育の意義があるでしょう。

 稚内モザイク号は4才であることから当舎の種鳩として今後も暫く活躍してもらいます。大きめな鳩で人懐こい性格です。稚内から帰還したとき胸に少し血が滲んでいたことから猛禽の襲来から危機一髪で逃れ、当舎に帰舎したことになり、誠に不屈の意志を持ってることになります。

P1050549 【次世代号・・・稚内モザイク号直仔でGNⅢの曾孫】

 今春生まれの「次世代号」は来春より作出に専念です。父「稚内モザイク号」に似て主翼をスムースに広げて見せ抵抗しません。手持ちにより筋肉に弾力性が感じられ、体型は長いです。この鳩の母は高塚鳩舎作翔「稚内ブルー号」の直仔です。なお、次世代号にはBCの兄弟がいます。2羽とも未だ性別不明です。2羽とも種になります。

 タイトルの如く、種鳩は意外と早く老鳩化します。常に、未来の種を見据えた飼育が大切で、今春の雛は3羽が種になります。1羽はランボー号系です。

3047 【舎外運動】

 現在、種鳩鳩舎と選手鳩鳩舎内は羽数の密度が高く、梅雨のため湿気が多く、小まめに掃除を行い、床や巣房内をカラカラの状態に保ってやるべきで、換羽の始まりとゴミの量から飼育は清掃中心の日々です。飼育者は頑張るだけです。病原菌は清掃不足や飲水器を媒介にして伝染することから、時々は薬品消毒し、小まめに冷たい水に取り換えます。

 いよいよ真夏で日出も早いことから、飼育者は早起きし、近所迷惑にならぬよう早朝舎外を行い、近隣が起き始める頃には舎外を終わらせる工夫と配慮こそ、楽しいレース鳩飼育がいつまでも続けられる基本と考えてます。

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2014年7月17日 (木)

八ッ場ダム周辺工事の進捗状況を見学・・・                 ・・・・・アクセス70万件記念

P1050478 【新たな住宅地が建設されてる高台へのトンネル】 いずれの写真もクリックにより臨場感が出ます。

 ここは群馬県北部に建設中の「ヤッ場ダム」周辺工事現場です。今まで車で渋川市方面から長野原町や草津温泉へ行く場合は、吾妻渓谷に沿って曲折した道路経由でしたが、今回、運転してると今までの道より30~40mほど高所を通過する高台経由に自然に誘導され、走りやすい素晴らしい道路が続いており、ご覧のトンネルに入ります。

 トンネルの長さは思いのほか長く、推定4キロ前後と想われます。高速道路を思わせる大きなトンネルで運転は快適です。

 トンネルを出ると広々した長閑な高台の開拓地に新築家屋がたくさん建設されてます。空も広がり高い位置にいることが感じとれます。数年後はこの地の南側はダム湖となります。

 私の推定では周囲の地形により、下久保ダムのように、かなり長い湖になると想います。最近、完成した巨大な橋を北側から南側の対岸へ通過してみました。車は滑るように走ります。実は相当高いところを走っていても、橋を渡ってることに気づかぬほど幅員のある道路です。

P1050480【すでに通過できる橋・・・巨大な橋げたに支えられてる】

 車では通過すると下が見えないので、湖水のない現在、歩道を歩くと下が見えて目が眩み怖いほどでしょう。車は高い位置を走ってスムースに対岸へ渡れるようになってます。水が溜まってない現在なら、もしかして、ヘリコプターはこの橋の下を通り抜けることができるでしょう。それほど巨大です。下の写真は現在、建設中の東側の橋です。

P1050491 【現在、建設中の橋の下流に八ッ場ダムが建設される】

 底は深くて写真では認識できません。これは南側の高台である川原湯温泉側からの眺めです。大自然の中に掛る二つの巨大な橋はやがて満水となる湖を大きく跨ぎ、新たな両岸の開拓地を結ぶ動脈となります。

 巨大な橋により、近未来は湖を周遊する散策コースが可能であり、アップンダウンが少ないことから周辺の山岳を見ながらのマラソンや、サイクリングにも適した観光地になるでしょう。すでに道の駅や、お蕎麦屋さんも開店してます。店員さんたちは皆イキイキしてます。きっと、観光客で賑わう近未来を夢見てるのでしょう。

P1050483 【周遊道路も一部を残し殆ど完成】

 先日、新聞報道で、この地に「日帰り温泉」完成の記事が目にとまり、黄色の愛車を走らせ、高台に位置する景色抜群の露天風呂に入ってきました。未だ知られてないこともあって空いてましたが、受付女性の品格の高さに癒されました。

P1050492 【川原湯温泉側の高台に完成した王湯】

 この日帰り温泉「王湯」はお薦めです。ダム完成後は満水の湖面を眺めての露天風呂は格別でしょう。

P1050484【巨大な橋は歩道を歩いた方が景色が良いと想われます。】

 橋はご覧の通り、太いワイヤーで橋げた近くが支えられてます。数年前に建設中であった写真は次の通りで、下から撮影しました。

Dscf0130 【撮影した位置は湖底になります。】

 今回、暫くぶりに八ッ場ダム工事現場を見学し、周辺工事の進捗状況はかなり進んでる感想を持ちました。ダム建設に関連する周囲が完成してから、下流にダムの本体工事が始まります。群馬県における屈指の優れた観光名所になる日は着々と近づいてます。

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2014年7月14日 (月)

8月3日、月が火星を隠し、4日に土星を隠すか

M000411b 【予想される8月4日・午後10時頃の月の形】

 沖縄県、及び奄美地方は梅雨が明けました。先日の台風18号は巨大台風と伝えられたことから日本列島の中心部を通過したら大変な被害になると心配でしたが、幸運にも我が群馬県南部は風も雨も大したことなく済みました。しかし、他県では大きな被害が伝えられてます。

P1050476 【992hPaを示している18号台風接近時の気圧】

 先史時代より日本列島は台風の通り道であったことから、天気予報もなく治水工事もない時代に生きた私たちの遠い祖先は、急に襲来する台風や火山噴火こそ脅威であり、黒井峰遺跡が示すように高台に住んだりしても、記録にない自然災害による犠牲は相当数であったことでしょう。

 戦後のカスリーン台風は我が群馬県に多数の犠牲者を出しました。また、伊勢湾台風は歴史的な人的被害数を出し、当時の私の家は倉賀野町の真ん中に位置してたことから救援物資の発送基地となり、父母は連日たくさん届く物資の荷づくりに大忙しでした。

 一方、台風がもたらす多くの水は動植物の生命維持に欠かせないものであり、前述の脅威と相反して恩恵をもたらすことも事実です。未来は人間の知恵により可能な限り恩恵に傾けたいものです。

 その一つが砂防ダムであり、利根川などの大型土手建設であり、山間部の大型ダムです。群馬県では奥利根湖の八木沢ダムをはじめ、大型ダムがたくさんあり、数年後は「八ッ場ダム」が完成します。昨今の台風がもたらす被害は甚大であり、子々孫々のため未然に被害を最小限に食い止める手立てを考え、今の時代に実践しなくてはなりません。

 近年は、チリ沖の太平洋赤道付近の海水温上昇に起因すると考えられる大型台風が頻繁に発生し、この気候変動に人類は太刀打ちできるでしょうか。

 北上しながら日本に近づく台風は「北緯32度付近」から東側に向きを変えることが多く、これも不思議なことです。おそらく、偏西風の流れに影響されたり、大陸の気団に押されるのでしょうか。

 近年、日本付近の偏西風は南北に蛇行し、これにより冬季はシベリア気団が南下し日本に大雪を降らせると考えられます。

P1050508 【咲き始めたサルスベリ】

 ところで、全国的に梅雨明けは間近かです。そして、今年の8月上旬は夕刻から未明にかけ、天体は私たちに多くの楽しみを与えそうです。

 先ず、8月2日の夕刻に見える上弦の月は昔からの本来の七夕の月であり、午後10時ころ西に傾くとお椀の舟のようになります。

 七夕とは月の満ち欠けが「七」日目の「夕」刻ということであり、織姫星【ベガ】と彦星【アルタイル】が年に一度この天の配置で出会う晩と言い伝えられてます。特に午後8時頃から11時頃まで、二つの星は天の川をはさんで日本上空にあり、二人が乗る小舟の形となる月は南西の空にあります。この日は毎年必ず先勝です。

 ところで、月が通る道は「白道」で、太陽が通る道を「黄道」と言います。また、惑星は殆どが黄道近辺を通過します。白道と黄道は近くです。その結果、惑星の星食が起こりやすく、国立天文台では8月上旬に月による惑星の星食を発表してます。

 現在、赤く輝く火星と、その少し東に土星が見えます。8月2日は本来の七夕であり、「8月3日は月が火星を隠します。」そして、翌「8月4日は月が土星を隠す」星食が2日連続して起こり、深夜から未明にかけて隠されてた惑星がまた顔を出すことになりそうです。

 しかも、8月2日の七夕では、もし、月の下に星がぶら下がるように見えれば、それは「おとめ座」のスピカです。果たしてどのように見えでしょうか、今から楽しみです。

 こんなことから、来る8月2日、3日、4日は天体の動きに目が離せません。

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2014年7月10日 (木)

貯筋は貯金につながるか・・・若いうちから備えよう

P1020228 【大塩湖】

 ここは世界遺産になった群馬県「富岡製糸場」から車で15分ほどの大塩湖です。湖を周遊する遊歩道があり、今の時季、新緑の中を一周1時間ほど歩くと、快適な環境に身を置くことになります。

 以前に勤務してた富岡高校では、この大塩湖周遊コースで全学年によるクラス対抗駅伝大会が実施され、コースは樹木に覆われてるので途中経過が分からず、周遊するたびに順位が入れ替わり、とても楽しい行事でした。

 このように若者にとっても、高齢者にとっても自然の中に身を置き、運動することは、きれいな空気で呼吸したり、活発な血液循環につながり、とても健康的なことです。

 日本は長寿国に向かってます。年を取れば取るほど楽しい生活が理想ですが、実際には、いろいろ心配事があったり、年々、肉体が弱ってきたりで、医療費など経済的に困窮することもあり得ることです。

P1050469【庭に咲く君子蘭】

 先日、中学時代の四クラス合同クラス会があり、最初に黙祷しましたが、驚いたことにすでに20%【5人に一人】の友が他界してました。この現実を知った私は、日々、如何に生活したら健康長寿に結びつくかを真剣に考え、実践するようになりました。基本である「食事内容と量」、「継続的な運動の励行」、「脳の鍛錬」は三本柱であり、常により良い工夫を考えるべきと痛感しました。

 ところで、現在は、どの病院に行っても午前中から高齢者で溢れてます。それとともに高齢者にとって医療費は相当の負担でしょう。

 あまり病院に行かなくて済む高齢者になるには、若いときから「一にも二にも筋肉をつけることではないか」と考えてます。高齢になったら、インナーマスルを含め筋肉を減らさないことが多くの病気を未然に防ぐ第一歩ではないでしょうか。

 筋肉が減ってしまうと、今まで普通に出来たことが難しくなります。それは歩行のみならず、呼吸筋、咀嚼する力、飲み込む力に、マイナスに作用し、自力での生活が困難になります。特に、上半身の筋肉の衰えは「飲み込む力」を弱くすると考えられます。

 このことは、ややもすると私たちは見落としがちですが、筋肉が減ることに起因する病気は意外と多く、そのままQOL【生活の質】に悪影響すると考えます。

P1050474 【柿の実】

 最近の医療専門家の研究(NHK健康ライフ)によると、筋肉減少について、男性の高齢者では筋肉が100g減ると、それに起因する医療費が25万円以上かかり、女性では32万円以上になるとのことです。私たちの筋肉の存在はいかに価値あるかが分かります。

 こうなると、平素からトレーニングによって筋肉をつけておけば将来の医療費が少なくて済み、その浮いたお金を貯金に回せることになるでしょう。「貯筋は貯金につながる好循環」かもしれません。

P1050453【ねむの花】

 痩せていても筋肉は必要で、太っていても肝心の筋肉は少ないことがあります。私はBMI=23前後がいいと考えます。一般的には22が理想とのことですが、かつて22で私は疲れを感じることがあり、期外収縮が起こりました。BMIの計算法は体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)です。計算してみてください。

 私たちが健康長寿をめざすには「太っていないこと」、「高血圧や糖尿病でないこと」、「禁煙であること」、「適度な運動の励行」、「少量のお酒」、「一日中、椅子に腰かけていないこと」が肝心と思います。

 皆さん、いろいろ工夫し、平素から筋肉をつけ、いつかは仲間入りする高齢者になっても、これらのマイナス要因を取り除き、前向きに生きましょう。

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2014年7月 7日 (月)

扁平率が低いタイヤはエアー漏れに気づき難い

P1050459 【タイヤサイズ245-40-18】

 先日、車で家を出るときや運転中に気づかず、目的地に駐車し、帰りに前輪タイヤの空気が抜けてることに気づきました。「このまま運転を続けて大丈夫か」と気がかりでした。現在のタイヤはすぐに全部の空気が抜けないと知っていても、心配しつつ走り、無事にガソリンスタンドに着き、自分で空気を入れました。その後、ディーラーのチェックにより前輪の右タイヤにネジが刺さってることが判明、修理しました。

 運転中に、ハンドルが重いこともなく、気付かなくても空気が抜けてることはあるので今後の戒めになりました。今では運転前に四本のタイヤを確認してから乗る習慣になってます。

 購入以来、私はメンテナンスの一切をディーラー任せにしていましたが、今回、これは間違いと悟り、タイヤの点検は自ら行なうべきと痛感し実践してます。

P1050464  この車のように、40%など扁平率の低いタイヤはもともとホイールが接地面に近いことから、しっかり点検の必要があり、それには横から見たり、上から見たりしてある程度は判断できます。しかし、少なくとも、一ヶ月に一度は圧力計で空気圧を点検すべきです。

P1050465  このことは単に空気が抜けてる場合のみでなく、空気圧は高過ぎても、低過ぎても、タイヤの寿命を短くし、さらに、走行性能にも悪影響をもたらします。 

P1050458【ドア近くにある空気圧ステッカー】

 私の車の場合、245-40-18なので、前輪2.4kg 後輪1.8kgが正しい空気圧となります。安定走行性、ブレーキの効き具合、乗り心地などに影響する空気圧は常にチェックです。

 ところで、以前に職場から帰路のときで117クーペを運転中のことです。雨が降って来たので、ワイパーを作動させたら、ガタンと音がして、急にワイパーが動かなくなりました。しかも、夕闇てす。前が見えなくなり、雨の中を窓から顔を出して4Kほど運転しました。顔と頭がびっしょり濡れながら、ひやひや運転し、10分ほどで修理工場に着きました。

 ワイパーが作動しないと雨では全く前が見えません。ライトは点灯してたので、どうにか運転できましたが、ワイパーの故障は平素は気づかず、雨が降って気づくものです。

 Dscf0047【赤城山・鳥居峠から覚満渕を眺める地点】

 購入以来、5年間、タイヤを交換してないので、お金を貯めて秋にはミシュラン・パイロットスポーツ3に履き替える予定です。サイズは標準装着の240-40-18です。これからも交通の円滑と車間距離を順守し安全運転に心掛けます。  

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2014年7月 4日 (金)

梅雨の晴れ間に見られるか、天体ショー

P1030887 【高崎市浜川体育館隣・お布呂ヶ池のショーブ】

 本州では梅雨が終りに近づいてる季節です。この時季は毎年、集中豪雨が起こりやすいので危険な地域では早めの避難が肝心です。また、台風8号の接近が報じられてます。

 我が群馬県も毎日しとしと降ったり、降らなくてもどんよりと曇ってます。梅雨の代表的な花であるショーブが今を盛りに咲いてます。写真は私が通ってる浜川トレーニングセンターの隣の池です。ここは上越新幹線と長野新幹線が分岐する地点です。

P1050444 【庭の百日紅が本日開花しました。】

 さて、本題です。現在の月の相は上弦であり、およそ半月です。右側(西側)が光ってます。南半球で見ると左側(西側)が光り、赤道付近で見ると西の空にあっては、お椀の舟のように下が光ります。同じ上弦の月でも地球上の見る位置により光る方向が異なります。

 国立天文台の発表では、7月6日と7日の2日間は【月が火星と土星の間に見え】9日には次第に大きくなった月が「さそり座」の一等星アンタレスに接近して見えます。もちろん、実際には、これらの天体は互いに途方もなく遠い距離にあり、地球から見て、そのように見えるということです。

 これらの天体の距離などをウィキペディアで概略を調べてみました。

 地球から月までの距離は約38万kmで、地球の周囲の約9.5倍です。つまり、地球を9回半ころがした距離です。太陽~地球間の距離はAU=1で表し、約1億5000万㎞です。このため、地球から月までの距離は、地球から太陽までの距離の約0.25%です。もし、地球から太陽までの距離を1mとすると、地球から月までは2.5mmで、その差に驚きます。

 一方、赤く見える火星については地球の隣の外惑星であり、太陽からの平均距離は1.5AU=約2億2773万Kmで、公転周期は約687日=1.88年です。公転速度は地球の平均速度29km/sより遅く、24.1309km/sといわれます。

 また、土星について、太陽からの距離はAU=9.5で、これは太陽・地球間の距離の9.5倍です。公転周期が29.53年とは、ずいぶん長い時間をかけて太陽の周りを回ってます。

 梅雨空であっても、この3つの天体【土星~月~火星】が近日中に接近します。梅雨のない諸外国では楽しい天体ショーが見られるでしょう。海外に住んでる方にとってはチャンスであり、日本でも梅雨の晴れ間のチャンスはありうることです。おそらく、南西諸島の方々は見られるしょう。

 前述の通り、7月6日と7日の2日間は、東から順に土星~月~火星が並んで見え、9日は月がアンタレスの近くに見えるでしょう。また、火星の近くに光る星は「おとめ座」の一等星「スピカ」です。この星の近くに秋分点があります。

P1030329_2  なお、今年の旧七夕は8月2日です。江戸時代の庶民が楽しんだ七夕の光景は、毎年必ず先勝である旧暦7月7日のこの日でしかありません。1年に1回のチャンスです。天の川を挟んで織姫星(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)が午後9時頃、日本上空にあり、そのとき、二人を乗せるお椀の舟の形に例えられる月が南西の空に輝きます。七夕という言葉は月の満ち欠けが7日目の夕刻ということであり、現行の七夕の暦は本来の意味を成さないと考えてます。

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