木漏れ日の「竹沼」周遊コースを歩く
飽くことなくウォーキングが続けられる秘策として「思わず歩きたくなるコース選びがポイント」と以前に書きましたが、夏の日の午後、群馬県藤岡市平井にある「竹沼」周遊コースを歩いてみました。
周遊コースは歩いても歩いても入り江が多く、精神的にがっかりすることもありましたが、沼を一周する遊歩道は歩きやすく、しかも、すべてのコースが木漏れ日の中にあり、紫外線は心配になりません。入り江の多さについては地図をご覧ください。
ここまで家から車で来て沼の周囲を左回りで歩き始めました。周遊に必要な時間を示す案内が見当たらないです。しかし、一時間ほどで一周できるだろうと予想して歩きましたが、果たして一時間で巡れるか途中で心配になりました。それは入り江の奥に入っては戻り、また、奥に入るという連続だからです。
春は桜の名所であることが分かります。周遊コースには1000本ほどの桜が葉をつけ木漏れ日を作ってます。この日はすでに初秋の佇まい。沼の静けさとは対照的にヒグラシやミンミン蝉が賑やかです。
景色と空気のよい道は「思わず歩きたくなるでしょう。」ウォーキングに限らず、私たちの心とはマンネリ化に弱いものです。勉強や仕事も時には方法を変えたり、角度を変え観点を変えると新鮮味が出て、しばらく頑張れるものです。
何事も目標の達成には「新たな場面づくり」が効果があるように思います。
ところで、最近、「より良いアンティエイジング法は何か」について考えてます。一般的に昔から「転ばぬ先の杖」と言いますが、足が少し弱ったら、すぐ杖に頼るのは避けるべきと思ってます。一度使うと、杖がなくては歩けなくなるのではないでしょうか。この時こそ、つまずく原因を考え、一にも二にも足腰の筋肉を減らさないことがポイントでしょう。杖は登山には必需品であっても、日常生活ではいつまでも使わないようにしたいものです。
このため、私は、大腿部の付け根を鍛える運動をしてます。これは家の中で出来ます。スクワットでなく、腿を高く上げる足踏みです。同じ場所で手を振りながら「腿を腹部につける感じ」で高く上げます。歩くように左右交互にです。1分間の連続でも本格的な運動となり結構疲れます。これなら朝でも就寝前でも簡単にできるので毎日実践したいものです。
「つまずく」とは足が余り上がらなくて段差などにつま先が接することです。この対策として「腿上げ鍛練」が優れてます。ポイントはできるだけ腿を高く上げることです。自然に手の振りも高くなり、血流の良さに結びつくでしょう。転ぶとは「腿の付け根の筋肉」が減って起こると肝に銘じたいです。今から、付け根を意識して筋肉をつけてましょう。
竹沼の水の殆どは周囲の山々に降った雨水と、この入水口からです。水面は緑色し、大きな魚が群がってました。こんなことから太公望もあちこちに目に入ります。 【人にはそれぞれ楽しみがあるもの】
これだけ多くの入り江があるとは予想してなかったので、果たして予定の1時間で歩き終わるか気がかりでした。しかし、このような心境のときは必然的に歩幅が広くなり、さっさ、さっさと前進しスピードが出るものです。
水を見ながら生い茂る樹木の中をせっせせってと歩く私を想像してください。ひんやりした空気を吸いながらのトレーニングは健康増進につながると自らに言い聞かせてます。
ウォーキング中の脈拍は恐らく110~120ではないかと想います。次回からは手首に巻く脈拍計を持ちたいです。脈拍の数値目標を設定すれば自ずと歩き方がより活動的になるでしょう。
結局、1時間5分で竹沼を一周できました。距離4.3Kです。
沼や湖の周遊コースは景色に変化があり頑張れます。秋になっても目的地まで車で行き、そして歩きだします。例えば、赤城大沼、小沼、榛名湖、妙義湖など上毛三山の湖沼を周遊し、足腰のみならず、肺や血流も健康にしたいです。皆さん、お互い足腰を鍛えましょう。
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