S状結腸はブレーキの役目か・・・私の便秘解消法
現代では、トイレがない家はありませんが、戦後の共同住宅ではない場合がありました。国によっては現代でも、トイレが家に設置しないため共同トイレを使う地域があります。これでは、囲いのないトイレに不慣れな日本人旅行客は苦労するものです。しかも、トイレットペーパーがない場合があります。
その点、日本のウォシュレット付きトイレは何と素晴らしでしょう。健康面、衛生面からも夢のようです。
これは「もの作り」が得意な日本人の知恵と発想によるものであり、私はウォシュレットの発明者はノーベル賞ものと思ってます。
ところで本題です。結構多くの人が便秘に悩んでいるらしいです。厚労省によると全国で患者数は660万~1000万人で、10代後半から30代前半の2人に1人が便秘を自覚とのことです。
必ずしも毎日決まった時間に排便できなくても、2日に一回はありたいもの。私の考えでは出たときの「爽快感」が必要と思ってます。お腹の張りが解消するからです。
私は医学に精通してませんが、体験上、とても良い方法をとってます。もちろん、薬ではありません。
皆さんは大腸が肛門までどのような形をしてるか調べたことがありますか。大腸の長さは150㎝以上といわれます。
大腸のある場所とその名称は、先ず、お腹の右下から肝臓の下辺りまでの上行結腸、そして、右から左へ横に行く横行結腸、その後、下に向かう下行結腸ですが、下に行ってからすぐ肛門ではありません。
それはS状結腸という腸です。つまり、これはS字状にくねくね曲がってます。便が最後に来たところで、なぜ、この腸がある理由については余り聞いたり読んだりしたことはありませんが、私は、このS状結腸が存在するお陰で、私たちは仕事中や歩行中に度々便意を催す不便さがなく、集中して生活できる有難い臓器と考えてます。
もし、S状結腸がなかったら大変なことになり、鳥のようにちょいちょいあちこちに落とすことになるでしょう。つまり、S状結腸は便が下に行かないようにS状にカーブして抵抗を与え、ブレーキをかけてると考えます。
ですから、便秘解消にはこのブレーキを開放してやれば、かなりの確率でよく出ることを実感してます。
さて、この曲がってるS状結腸をできるだけ真っすぐにしてやる工夫が要ります。「えぇ~、体の中なので不可能ではないか」と思いがちですが、そんなことはありません。私の感じでは肛門が体内に引っ張られる感じです。
先ず、排便する姿勢としては、昔の日本式便器の方が自然です。洋式トイレでは本来の排便スタイルでないのです。しかし、現代は殆どの家庭で洋式トイレなので、その方法は次の通りです。
【洋式トイレであっても、排便スタイルを日本式トイレのようにします。】
それには洋式トイレの前に足を乗せるしっかりした箱を置きます。高さ15㎝ほどがいいです。ダンポールの箱でも大丈夫です。
この上に両足を乗せ、胸を可能な限り太腿に近づけると、この姿勢こそS状結腸が伸びて、便の通り道としての抵抗が少なくなります。つまり、便を止めてるブレーキが利かなくなる姿勢です。箱がないときは思い切り「つま先立ち」でも効果があります。
薬を使わなくてても、解消法はあるものです。健康になるには、汗を初めとして体内から出る多くの不純物を体外に排出することと考えます。
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コメント
おはようございます。
私もウォシュレット派です。
嬉しいことに高速道路でも普及していますよね。数年前の海外旅行時には携帯用のウォシュレットを購入して使用しました。快適でしたね。外国の旅行者(特に中国)が日本のトイレの綺麗さ・清潔さ(トイレだけではないが)に感嘆しているとニュース等でみた記憶があります。
本当に発明者にはそれ相応の名誉や報奨金等が授与されて然るべきですよね。
開発者はTOTOの開発部の研究者でしょうかね?
しかし野生動物たちの排便や排尿は見事です。紙も時間もそして水も使いません。全て土(自然)に還っていますよね。見習いたいものです。
投稿: INOUE | 2014年10月11日 (土) 10時34分
INOUEさんへ
いつもコメントを有難うございます。返事が遅れて申し訳ありません。
ブログ内容はレース鳩飼育のようにある一定の範囲の人向けのものと、かなり多くの人に共通するもの、そして、すべての人に共通するものとがありますが、今回は老若男女すべての人に共通するものです。
これからも、このバランスを考え書いていきたいと思います。
ところで、大腸はその人の精神生活に連動するように思っています。私は「大腸によい食材が最も大切」と思い、食材を探してます。腸壁を刺激する繊維類が多く含まれてるものや、味の濃くないもの、また、日々、お腹を減らすために身体を動かす生活に努めたいと思います。
投稿: カッキー | 2014年10月13日 (月) 05時06分