大寒から日の出時刻が早まる・・太陽黄経300°
今の時季、君子蘭は室内の日当たりのよい所に置き、土が乾いたら水を与えます。開花したら直射日光が当たらない場所に移しましょう。それにより花が色褪せません。年間で最も寒い時期です。お互い風邪を引かないよう手立てをして寒さを乗り切りましょう。
タイトルの太陽黄経300°は、地球から見た太陽は春分点を0°として東へ東へと移動してるように見え、300°/360°になった瞬間が大寒です。この太陽の位置は赤経では20hです。
私が住む群馬県で日の出時刻が遅い日は、12月30日から1月18日までです。この間は毎朝6時55分頃です。しかし、大寒を境に今度は毎朝、1分ほどずつ日の出が早まり続けます。
そして3月4日の立春になると日の出が6時43分になり、遅い時に比較し10分ほど早まります。緯度・経度の違いにより時刻は異なっても、日の出時刻の変化は日本はもとより、北半球の中緯度では同様の動きになるでしょう。
一方、日の入り時刻については、最も早かった12月8日の16時28分より、大寒の入りでは16時56分となり、28分も伸びます。
イギリスの詩人P,B,Shelley(1782~1822)の作品「西風に寄せる」の一節に有名な言葉「O, Wind, if Winter comes, can Spring be far behind?」・・・直訳「おお風よ、もし冬が来るならば、春がまだ遠く遅れていると言う筈があろうか。」これは「冬来たりなば、春遠からじ」と訳された有名な言葉です。
これは一見、季節について、辛い冬が来れば、やがて春が近づいてることを言ってるようですが、私たちの「生き方」について述べてると考えられます。
現在はなかなか目標に届かなくても、じっと耐えて努力を続ければ、いずれ達成という喜びが巡ってくる」という努力を継続する大切さを諭しているのでしょう。「もう少しの踏ん張りが、成功に近づく」と、私たちに日々の心の持ち方について指針を与えてます。
あるいは、現在の経済状況と捉えることもできます。まだまだ、リーマンショックの後遺症から脱出できないところもありますが、回復を信じて待ちましょう。
季節の春としては、地球は何億年も前から9億㎞以上の距離である公転軌道上を繰り返し周遊し、この運動は未来永劫に繰り返すでしょう。この運動は地軸を傾けたまま公転することから、太陽光線の当たる角度が日に日に変わり、それによって四季が生じます。
ところで、どうしたことか、私はシャクナゲの魅力に取りつかれ、中でも、日本古来からの日本シャクナゲに取り付かれてます。真冬でも土が乾いたら少々の水を与えてます。現在、日本シャクナゲは3本です。今後も、花木センターや、植木屋巡りをして貴重な日本シャクナゲを探します。
ところで、冬から春への変わり目は体調を崩しやすいです。昨年は稀にみる大雪で雪国でないことから、スーパーにもコンビニにも生活物資が届かず、保存食をキープしておくことの重要性を感じました。今年は、早めに保存食を購入しておきましょう。
皆さま、あと1ヶ月間、寒さ対策に頑張りましょう。三寒四温で温かな日も必ずあります。時には外へ出てウォーキングして身体を中から温めましょう。
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