円安に伴う7年ぶりの株高・・・私の拙い経済展望
このブログの右サイドにある「リアルタイム世界株価」により連日、連夜、為替動向を注視していますが、ここ1ヶ月ほどは1ドル=117円台前後で推移してました。しかし、一昨日より急遽119円~120円台となり、併せて、米国ダウが2日間で100ドル以上昇したことによる安心感からか日本においても自動車株など輸出関連株を中心に買いが優先し、本日の日経平均株価は2007年7月以来、7年7ヶ月ぶりに17979円の高値で終わりました。
経済とは時に、ある時点で株価や為替が一つの壁を脱皮できず、膠着状態のもみ合いが続き、動きが見られないことがあるものです。しかし、今回のように急遽、為替が2~3円、円安に振れると、これを待っていたとばかり輸出関連株に買いが入り、日経平均株価の上昇につながりました。
ところで、今後の注目点は米国の金利がいつ上昇するか、その時期です。前回は2008年に1.000%から現行の0.250%に引き下げられ、その後、今日まで7年間もこの低金利に据え置かれたままです。
以下は素人の拙い経済展望です。
おそらく、ダウが18000ドル後半~19000ドル台、ナスダックが5000ポイントを超えてからではないでしょうか。もし、米国の金利が上昇すれば、その後は世界のお金の多くが米国に流れることが予想され、それは為替レートにおいて一層、ドル高・円安に振れる可能性が考えられます。
金利上昇と共に、米国経済の景気が上向くと、安心感から日本の株価も連動し、より株高となり、併せて、円安が続くのではないかと想われ、米国内はもちろん日本国内においても不動産関連の上昇の可能性があるかもしれません。
経済はそろそろ長いトンネルからの『出口』に差し掛かっているのではないでしょうか。あるいは、今しばらくの辛抱かもしれません。特に、アメリカの金利上昇については「目が離せない時期が迫ってる」ように考えられます。
ところで、経済とは、本当のところ、全く先が分からぬものです。運用にあたっては投資者本人が判断し、運用結果の損益はすべてが投資者に帰属します。
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