素人にしては良くできたか、飛び石の小道
実際にはまだ寒い日々が続いても、庭はすでに梅の花が満開となり、春は身も心もウキウキして、私たちの心は積極的になるものです。
一昨日は一日中を費やし、庭にご覧の飛び石の道を自分で作りました。これは創作活動であり、身体と脳をフル回転させ、時間を忘れ、充実した活動になりました。
この道は玄関から西の出口に通じるところで、西隣の方が回覧板を持ってきてくれる道でもあります。今まで、下の写真の通り、土の道で雨が降ると歩きにくかった状況でした。前回のブログでも載せた下の写真は工事施工前のものです。
15年前に家を建築した際、大工さんがここに飛び石を作ってくれましたが、年月が経過し、左の築山の土が雨で少しずつ崩れ、飛び石の上に堆積し、いつの間にか姿を消していたのです。
今回、私は硬くなったこの土を掘り起こし、顔を出した飛び石の周囲まで掘り、石の位置を左右前後に少し移動して歩きやすい位置に整えました。ところが、平均30キロもあると想われる石は簡単には動かず、てこを利用して移動し、凸凹しないよう高さの調整をしました。
石の周囲を掘る機具は断然、三角ホーが威力あり、石がくっきり浮き上がってきます。石の数は10個以上です。全部、掘り起こしてから、最終的に歩幅や歩きやすさを確認し、その後、周囲に駐車場の比較的きれいな砕石をかき集め、一輪車で運び、飛び石と飛び石の間に撒き、その高さは飛び石より1.5㎝低くし、段差を余り付けないよう安全性に配慮しました。
何事も、まず本物をよく見て、真似することに始まるでしょう。一般論として、勉強も「真似から創造への過程である」と考えられることから、よりよく真似れば、見た目もそれらしくなるもので、そこには創意工夫が生まれます。
飛び石の周囲に撒いた砕石が、たまたま白に近い明るい色で新品に見えます。色彩は周囲と対称的な明るさが全体的にしっくりフィットするように感じます。
もともと私が真似をしたのが、プロがつくった庭先から玄関までの道です。
直線でない石の並べ方に何とも言えない味わいがあり、建設とは実用性と芸術性の両面が人の心を捉えます。
一つのことが完成すると、喜びが後押しします。これからも、「筋力維持」と結果的に「脳を鍛練」する一石二鳥を目指し、年間を通じて、庭づくりや、花木の手入れをしていくつもりになりました。
« 石を並べる庭作りは「体力と発想力」を培う | トップページ | 倉賀野「閻魔堂」の大きな数珠の存在を広めたい »
「庭作り」カテゴリの記事
- 四季を通じて、庭を植物によるキャンパスに(2023.11.24)
- 子供の頃に育てた朝顔を思い出す(2023.10.17)
- 楽しみな庭の清掃と、その晩の集い(2023.07.26)
- 魅力ある 黄色の枝垂れ レンギョウです。(2022.03.22)
- 一斉に 太陽方向 見て咲いた (2022.03.16)
コメント