南郷温泉「しゃくなげの湯」で群馬の秘湯に佇む
昨日は親戚の人と二人で関越自動車道経由でドライブしながら、いつかは行ってみたいと思ってた群馬県沼田市と桐生市大間々の間に位置する国道62号線沿いの二つのスポットです。
この道は丁度、赤城山の北側に位置し、途中、今回の目的地の一つである群馬の秘湯・南郷温泉「しゃくなげの湯」の露天風呂で寛ぎました。
その後、広大な自然が残されてる早春の山岳道路を満喫しながら東へ向かい、二つ目の目的地である黒保根村のレストラン「ろぐてい」で昼食をとりました。この一帯は群馬県でも最も開発されてない地域で、群馬県人でもこのルートを通過した人は少ないでしょう。
3月中旬では、赤城山北側のここ南郷温泉辺りは未だ雪の名残があちこちにあり、周囲の山々は寒々とした真冬の光景です。しかし、それとは対照的に勿体ないほどの源泉100%掛け流しは熱くて、地下のマグマの存在を肌で認識させます。
もちろん、丁度良い温度に設定され、私たちは露天風呂に寛ぎ、平素の慌ただしい世界から脱皮し、静寂そのものである大自然は、自らを振り返るチャンスを与えます。「しゃくなげの湯」は周囲を高い山々に抱かれ、日本の真ん中で豊富な湧出を持つ群馬県に生まれ育ち、本当に良かったと感じます。
ところで、なぜか「しゃくなげの湯」という名称に惹かれる私は、毎日、自分の庭でしゃくなげを手入れをしてるからでしょう。今では蕾が大分膨らんできてます。
どうしたことか以前より、この植物に非常に愛着を感じ、今後も、「日本シャクナゲ」を中心に増やし、自然な色彩の花を咲かせようと心に決めてます。こんなことから、「しゃくなげの湯」という名称は、とりわけ私の心を満たしてくれます。5月~6月になれば、この界隈一帯に日本シャクナゲが咲くのでしょう。
関越道の沼田インターで下車し、左折すると、じきに大間々方面の標識があり、いわゆる、この界隈の有名な地形である河岸段丘を下り東へ向かいます。
【河岸段丘のずっと右奥にあるシャクナゲの湯】・・・読売新聞より転載 Click please!
ところで、ここ南郷温泉「しゃくなげの湯」は敷地内に温泉が湧出し、湯量が豊富で、温泉を循環する必要がなく、常に新鮮な源泉が地下深くから湧き出ています。熱い湯船は浸かれないほどで源泉はかなりの高温と推測します。
お湯は無色透明、芯から温まり、大自然の恵みに感謝です。それとは対照的に冷たく、きれいな空気を感じてリラックスできる桧の露天風呂はお勧めです。
この道はすべて舗装され、先日、ミシュラン・パイロットスーパースポーツに履き替えたAudi TT Quattroは山中を轟音と共に快走します。
そして、ついに到着したのがログハウス・レストラン「ろぐてい」です。イタリアンが中心です。こんな奥山であるのに21世紀の初め、ご夫妻は東京からこの地を求めて移住し、自ら整地し、米松を中心とした本格的ログハウスを建て、自然環境にマッチした佇まいと「温かなおもてなし」が感じられました。ここもお勧めです。(月金が休館)
今回、赤城山の山麓を周遊するコースをドライブし、予想を超えた楽しいスポット巡りになりました。「しゃくなげの湯」もレストラン「ろぐてい」も近未来に再度訪れたいです。このレストランに直接行くには大間々経由で黒保根村からのアクセスが近道でしょう。「富弘美術館」も比較的近くです。
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