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2015年4月

2015年4月30日 (木)

群馬県埋蔵文化財調査センターで鑑定・・・庭から出土した石器

P1060564【渋川市北橘町にある埋蔵文化財調査センター】

 先日、庭を掘り起こした結果、出土した打製石器を時代的により正確に確認しようと、本日、県埋蔵文化財調査センターへ出向きました。

 初めて訪問しましたが、一般道から入った高い位置に建物があるのは、古代の埋蔵文化財を研究調査するには現代社会から遮断されてるところが冷静に歴史の真実を把握するに相応しい環境と悟りました。群馬県小児医療センターの隣です。

P1060566 【入り口前の馬の埴輪】

 事前に予約して訪問したことから、課長さんが出迎えてくださり、すぐに石器専門の職員から持参した石器を鑑定いただけました。

 「これは間違いなく古代人の打製石器です。」の言葉に嬉しさがこみ上げました。この石は群馬県では谷川岳の近くから月夜野町にかけて出土する「黒色頁岩」(こくしょくけつがん)で、群馬県では広く発見される石器とのことです。

P1060517 【今月末、私の庭で出土した打製石器・最大幅10㎝、厚み2㎝、周囲がすべて鋭利な刃】

 時代的なことに関心を抱いてる私ですが、石器専門職員曰く「3万~1.5万年前の旧石器時代から1.5万年~縄文時代」のものであるが、おそらく縄文時代のものではないかと推定されました。

 いずれにしても弥生時代前のものであることは確かとのことです。それは石の素材が「黒色頁岩」であることや、打製石器であることから鑑別できるとのことです。

 おそらく、「この打製石器を直接手で握って動物を解体したり、食料確保の用途に使ったようです。」と話されました。あるいは「他の小さな石器を作る途中」であった可能性も考えられるとのことです。

P1060568  【発掘情報館】

 ところで、私はここを初めて訪れましたが、ここには群馬で出土した石器や土器が多数保管されてます。例えば、八ッ場ダム本体工事で発掘されたものや北陸新幹線工事で発見されたものですが、展示することより保管がその目的と言われます。しかし、課長さんから保管されてる石器、土器について詳細に説明を戴き、多くを見学できました。

 本来的に展示を目的とするのは「群馬の森」にある県立歴史博物館であり、ここは出土した埋蔵文化財の保管が業務の中心と話されました。

Photo 【群馬の森にある歴史博物館】

 私は子供の頃より、歴史にあまり関心を示せませんでした。歴史とは目で見たものでなく、あくまで推測の領域内であって確認した人がいないのに、一般的に言われてることは本当なのだろうかと疑念が残るからです。日本史の殆どは名だたる人の権力争いのみに主眼が置かれ、庶民の生活には目が向けられず、現代の私たちにとって肝心である「祖先の生き方や考え方」を学ぶことはできないものでした。

 しかし、地球上に人類が誕生して以来、旧石器時代から縄文時代や弥生時代となると「主眼は我々の遠い祖先である一般庶民がどのように生活していたか」であり、これを研究されてることでとても親近感が湧きます。これらの時代では打製石器、磨製石器、土器、鉄器、火の使用、次第に大陸の影響を受けたことなど埋蔵品から真の姿が証明され、現代人が目で見ることで当時の様子が理解できます。

P1060520 【打製石器の裏側には親指を入れる部分がある】

 ところで、今回、歴史に素人の私が打製石器を発見できたことは「生涯これが最初で最後」でしょう。この石を見て、石器であると直感できたことは私として物を見抜く力があったと言えます。これからも、日々起こる事象の中から、大切なものを見失わないで生きて行こうと思います。 

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2015年4月27日 (月)

雛には栄養価の高い餌を!・・・レース鳩

P1060553 【稚内モザイク号の雛は羽色が2羽ともモザイク】

 レース鳩の長距離飛翔能力は血統的な筋であることは言うまでもありません。しかし、その潜在能力を引き出すのは飼育者の創意工夫であり、その一つは雛のうちに与える餌の品質と種類にあるかもしれません。

 当舎では与える餌類を吟味するとともに、健康体に育つためにいろいろの種類をブレンドしてます。今春は混合配合飼料にサフラワー、菜種を多めに混ぜ与え、親鳩が分泌する乳ビのカロリーを高める工夫をしています。

P1060534【今春はサフラワーと菜種を追加した雛用餌・・・親が乳ビを与える期間のみ】

 以前には豆類を多くブレンドして与えましたが、これらは雛が自分で啄ばめる1ヶ月以上に生育してからがいいように感じます。

P1050018_2 【豆類を含んだ雛用餌・・・自分で啄ばむようになってから】

 一方、塩土は従来の個体でなく、粒状のものを与えてます。霧を吹いてやると食べやすいです。鉱物飼料は墨やレンガを多く含んだものを与え、腸壁を刺激し、健康な大腸をめざします。

P1060535【塩土は粒状のもの】

 塩土は常に新しいものに取り換え、清潔さを維持します。少し塩を混ぜたり、水を垂らすと食べやすいです。育雛時に親鳩はかなり塩土を欲しがります。おそらくミネラルを摂取したいのでしょう。

P1060537【レンガを多く含む鉱物飼料】

P1050796 【週に1~2回はニラを刻んで与える】

 このように雛が健康に育つためには、飼育者は心を入れてバランスのとれた餌を吟味研究すべきでしょう。私は主翼の生える勢いで栄養状態の善し悪しを判定してます。

P1060543 【巣皿の下を乾燥させる工夫・・・床から15㎝上げる】

 巣皿は木の枠にはまってるだけで、底には何もありません。健康な雛を育てる一つは、巣皿の底の湿気を取り除き、巣皿の底は完全に乾燥させます。これなら、梅雨でもカラカラ出で安心で、5月~6月になると今度は巣皿の底に吸血虫が発生します。どうも自然発生ではなく、夜中のうちに外部より匂いを嗅ぎつけ壁伝いに巣皿の底に群がるようです。

 こんな劣悪な環境にあっても飼育者が気づかない場合は、大切な雛の血液が常に吸われ、それは雛の体力消耗につながり、健康には育ちません。巣皿の底は常に乾燥させ、湿気の多い糞を取り除いたり、巣皿内を清潔に保つことは毎日の大切な作業です。

 孵化後20日ほど経過し、雛が成長したらメッシュの巣皿も快適でしょう。

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 一方、雛を6月~7月に引くとアオダイショウが雛の匂いを嗅ぎつけ鳩舎内に侵入し、大切な雛を幾羽でも飲み込みます。これを防ぐには網の目を細かくしたり、隙間をすべて密封しなければなりません。

P1040777 【稚内モザイク号・・・分離時に撮ったもの】

 今春は各巣房でモザイクが多く生まれてます。種に数羽モザイクがいるからです。種のモザイクはすべて写真の稚内モザイク号から来てます。

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2015年4月24日 (金)

庭で見つかった打製石器・・・石器時代のものか

P1060517【周囲がすべて刃で尖ってる】

 春爛漫でシャクナゲなど咲き乱れる庭の手入れを毎日しています。手入れの中心は「藪枯らし」「どくだみ」「一般の草」を三角ホウで深めにほじくり、可能な限り根こそぎにしています。このため 庭の殆どの土を掘り返してます。

 土の中の石も出てくることから片づけたり、木の根っこも切って片づけたりしてます。このためか、庭は例年より見た目にきれいになってます。

 昨日、掘り起した土の表面に普通の石の形状とは異なる直径10㎝ほどの石を見つけました。これは何だろうと捨てないで良く見ると「握りやすく、石の周囲がすべて細く尖っており」、咄嗟にこれは石器ではないかと確信しました。しかし、まさかこんな所に正真正銘の石器が出るのかと驚きました。

 持ってみると親指を入れる場所や、反対側には人差し指や中指を入れるところがあり、しっかり持ち易い石に気づきました。早速、水洗いすると打製石器=flaked stone tool特有の叩いた痕と推測される線がいくつも浮かび上がり、これは只ものではないと自信を深めました。

P1060520 【裏側・・・親指がすっぽり入る形の部分】

 実は私の倉賀野中学時代の友人に考古学=archaeologyを専門とするY氏がいます。彼は昨年度も倉賀野公民館において倉賀野の歴史について「町民向け歴史講話」をされ、私も受講しました。

 今朝、私は彼を思い出し、早速お宅を訪ね、この石を鑑別してもらいました。すると彼は見るや否や、これは石器に間違いなく、打製石器と言われました。

 また、彼曰く、「形状から石槍や弓矢の先でなく、手で持って捕獲した動物の皮を剥いたり、解体したり、あるいは現代の包丁代わりに果物の皮を剥いたり、野菜を切ったりしたものではないか。」とのことでした。

P1060518 【かなり鋭利で当たれば怪我します。】

 また、Y氏は「この石は周囲がすべて尖っており、当時の人の中には石器を作るプロがいて精巧に作り、他の人々に分け与え、これで捕らえた動物の肉などをおそらく物々交換により、貰っていたと考えられる」とのことです。

 私の家の庭は、元々一段高い土地で乾いた畑であり、その周囲は田であったと亡父から聞きました。土地購入前に不動産屋がブルドーザーで周囲の高さとほぼ同じにしてしまい残念であったと子供の私にこぼしてました。

 このことから私の家の場所は倉賀野特有のたくさんあった古墳の一つの跡だった可能性もあり、また、50年ほど前、父が盛り土を依頼した可能性もなくはありません。あるいはその土の中に紛れ込んでいたことも有りうることです。

 ところで、打製石器についてインターネットで調べると今回、私が発見したものに酷似してる物がかなりあり、打製石器に間違いないでしょう。

 大切なことは、これが使われていた時代です。友人Y氏は次のように推測されました。

 おそらく、縄文時代の始まりの頃から、もっと昔の新石器時代=the neolithic eraの終わり頃ではないかと推測できるとのことで、それは今から数千年前と言うことになります。遠い昔の日本人祖先が使った打製石器が庭から出たことは意義深く、遠い昔の人々の生活に思いを巡らし、これを目で見る歴史として「家宝」にすることにしました。

 いずれにしても、打製石器は大変に古く、磨製石器の前の時代と考えられます。

P1060525 【打製石器は右側の土の中から出土】

 なお、この打製石器の年代については、Y氏の薦めもあり、埋蔵文化関係機関に鑑定を依頼する予定です。もしかして旧石器時代=the paleolithic eraの可能性も捨てきれないでしょう。

 これからも毎日、土と関わる生活に勤しみ、与えられた生命の喜びを思う存分、享受したいと思います。

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2015年4月20日 (月)

失敗を重ねつつ日本・西洋シャクナゲを育てる

P1050087 【日本シャクナゲ・・・昨年の開花】

 どうした心境でしょう。私はシャクナゲの色彩と表情に癒され、中でも、けなげに咲く日本シャクナゲに魅力を感じ、現在、平地の庭に4本育てています。

 日本シャクナゲは山岳が生まれ故郷であることから、概して平地で育てるのは難しいですが、条件をそろえてやれば開花します。例えば、大きな木の下で半日蔭の場所であったり、水はけを良くするよう少し高い位置に植えたり条件を満たし、時折、水を与えれば咲き続けると思います。

 日本シャクナゲであるかどうかを判定するには、葉の裏が茶色であったり、概して、葉の両端が裏側に向かって丸みを帯びてます。

 一方、どちらかというと色彩が華やかなのが西洋シャクナゲです。葉は他の植物の葉に似てて平らです。西洋シャクナゲは色の種類がたくさんあり、概して、豪華さがあります。おそらく昔からの交配によって、多種に変化してきたのでしょう。下の写真は一昨年のもので今年も蕾が膨らみ、開花はもうすぐです。咲いたらアップします。

P1030673 【概して色彩の濃い西洋シャクナゲ】

 一般的に、今年咲いた枝は翌春は咲かず、つまり、一年おきのようです。樹齢が増すと枝が増えることから、見た目には毎年咲くようになります。今年は蕾が30個ほど膨らんできたので、今月下旬から来月にかけて写真のように開花するでしょう。

 また、今年蕾が小さい枝もあることから来春も咲く気配です。大きな樹木になった場合、育てる側とすると毎年咲くように蕾を摘んで調整します。このシャクナゲは大きな白梅の下に植えてあり、土盛りしてから植えたので、水はけは良いです。

P1060494 【筑紫シャクナゲ・・・日本シャクナゲ】

 これは現在咲いてるものです。葉の裏側は茶色ですが、あまり見かけない葉です。葉に勢いがあるので大きく育つ気配です。植木屋巡りをしても日本シャクナゲは殆ど見かけないので大切に育てるつもりです。ここも半日蔭の場所に植えてあります。しかし、冬は日光が必要なので、場所としては大きな落葉樹の下がよいです。

P1060496【派手な色彩を放す西洋シャクナゲ】

 花弁の縁が赤いので、咲いてるととても目立ちます。こちらは庭に入ってすぐの場所で、来客を迎えるかのごとく咲いてます。葉が密集していて大きくなる気配です。

 シャクナゲを植えるポイントは根の周囲にピートモスを入れ、水を調節する赤玉を入れます。赤玉や鹿沼土は水分調節に大いに役立ちます。

 それは一見、水が少ないように見えても、水を吸収してるので根が乾かず、一方、水が多めであっても、良く吸収して根のために調整します。ピートモスはシャクナゲの根が細かいことから、根によく絡んで養分を吸収しやすくします。

P1060497【西洋シャクナゲ大輪】

 こちらは、もう満開が過ぎ、先日、花の芽をかなり摘みました。これはシャクナゲが咲き終わったら必ず行うべき大切な作業です。花が咲いた後、早めにハサミで切り取ります。それにより近くの新芽に養分が届き成長しやすくなります。

 私が体験したシャクナゲの管理で大切なことは次の通りです。

1、5月から真夏にかけて、強烈な直射日光や西日を当ててはなりません。葉が萎れます。

2、鶏糞など強い肥料は絶対に与えてはなりません。枯れてしまいます。肥料は油粕など弱いものを根から離してお礼肥と寒肥えとして与えるだけです。

 すでに30年間、楽しみとして日本シャクナゲと西洋シャクナゲを育ててます。しかし、枯らしてしまった失敗を重ねつつ、その苦い体験により、その後はシャクナゲの気持ちになって、やってはならない鉄則を学びつつ育てています。

 シャクナゲに限らず、人生においても幾多の失敗から学ぶことはあるものです。二度と同じ過ちを繰り返さず生きられれば、私ももう少しは成長するでしょうが、これが結構難しいものです。 

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2015年4月16日 (木)

庭はいよいよ華やかに・・・心休まる八重桜の開花

P1060465 【八重桜の開花】・・・Click please!

 1964年東京オリンピックの年に今の地に移り住みました。当時、亡父がどこからか仕入れてきた八重桜が50年経過しても見事な色彩を誇ります。この八重桜はあまり赤くなく、ほのかな桃色で人の心を和ませます。父は今年で33回忌になります。

 私の考えがそうであるように父もきっとそうであったのかと推測します。花木を購入するときの鉄則です。それは期待が先行して蕾のうちに購入を決めないことです。得てして期待外れが起こるものです。これは何の植物でもそうで、必ず自らの目で開花を確認し、その色彩にノックアウトされてこそ購入を決意すべきで、これは人の出会いに似ています。

P1060462 【よく観察すると白と薄紅色の二色】・・・Click please!

 この八重桜の近くには「サルスベリ」や「西洋シャクナゲ」が数本あり、私は年間を通して、表面の土が乾いたら水を与えてます。それは根元近くをクレーターのようにして水を溜める方法です。これにより、水は表面を潤すのみでなく、深く根の先まで達すると思うからです。

 ポンプでくみ上げた井戸水なので、いくら与えても水道代はかかりません。両親に感謝で、生涯ではどれほど利益をもたらすことか計りしれません。

 私の水やりの目的は西洋シャクナゲやサルスベリが対象ですが、結果的に水は近くの植物すべてに行きわたり、そのために特に八重桜の幹が近年太くなりました。幹が太いので水をたくさん吸うのでしょう。

P1060457 【根元をクレーターのように掘り水を溜める】

 八重桜の特徴は一般の桜と異なり、一つ一つの花びらが名前の如く八重で見ごたえがあります。しかも、前述の通り、二色が互い違いに咲いてます。

 一般論として「桜切るバカ、梅切らぬバカ」は昔の人の言い伝えですが、私は八重桜に限っては、剪定によって枝ぶりが人間の好みに近づくと思ってます。剪定方法はあくまで樹形を考慮し、良い枝が大きくなるようにすることで、四方八方から眺めては剪定する枝と長さを決めて施します。

P1060463 【青い空に映える八重桜】

 前述の通り、50年前に植えたので、樹齢55年ほどと推測します。植物は水こそ最大の栄養素であることを再確認する日々です。八重桜に肥料を与えません。近くにクレーターを掘って水を溜めるだけです。

 これを植えてくれた亡父の33回忌を機に、改めて感謝です。今年は今までになく多くの蕾をつけており、満開はもうすぐです。花木は何も世話をしなくても咲いても、庭木である限り、1年を通じて手入れすれば、必ずそれに応えてくれます。

 家族のいない私には八重桜が家族の一人のようです。見事な八重桜の開花を見ると、「もっと精神的に強く生きよ」と逆に教えられてるようです。 

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2015年4月13日 (月)

為替1㌦120円前後で推移・・デフレ脱却なるか

P1060440_2 【羽衣・・・しだれ桃二世】

 今朝のニュースによると、アメリカ民主党ヒラリー・クリントン前国務長官がビデオ声明で2016年の次期大統領選に立候補を表明したと伝えられます。圧倒的な知名度から民主党の最有力候補と目されるヒラリー・クリントン氏が、果たして米国初の女性大統領として誕生するでしょうか。世界中の目が注がれてます。

 それは米大統領選挙結果が米国国内のみでなく、世界経済に大きな影響を与えると考えられるからです。

 一方、現在0.25%である米国金利の引き上げについて当面、その時期が注目されてます。大統領選の前年である今年中に行われるのではないかとの見方が有力であり、「時期と引き上げ幅」に世界の関心が集まってます。

 時期については、当初は今年5月ではないかと推測されましたが、ダウの高値や為替レートにも関連し、現在では、9月以降で秋季~冬季との見方が強くなったようです。

P1060444 【ドーダンつつじ】

 米大統領選の前年に米国金利が上昇して、大統領選に向かうと米国株価は、いっそう上昇することが考えられ、これに伴い世界の投資先が米国へと流れ、対極的にある新興国の経済成長が鈍る可能性が考えられます。

 ところで、国内に目を向けると、昨日の日経平均株価は15年ぶりに一時的に20000円の大台を超えました。実際に株式を保有してるのは富裕層や高齢者が多いと言われ、その恩恵は限られてるとの見方がある一方、株高により企業の生産活動や個人消費が活発になり、次第に景気の好循環につながるかが今後の焦点と言えます。

 株高がデフレ脱却への第一歩であることは、今年の春闘における大企業を中心としたベースアップ回答が相次いでることからも認識できます。しかし、未だ、株式市場と実際の業績や一般庶民の気持ちには温度差があり、今後はベースアップが中小企業へと広がり、それに伴い消費が拡大する経済の好循環を期待したいところです。

P1060433 【今が盛りのカイドー】

 現在の世界経済は、かつてのギリシャ債務問題など不安材料が次第に後退する中、出口を少し出た状況にあるといえるでしょう。昨今の日米株価は上昇を続け、ドル円為替レートは120円前後です。

 今後の日本経済のデフレ脱却は、「ドル高・円安」への推移や、米国雇用状況の改善とともに、前述の通り、FRB=Federal Reserve Board=(米国)連邦制度準備理事会による「金利引き上げ時期」及び「金利引き上げ幅」が鍵であり、世界市場はこの二点について特に注目が集まって来ていると言えるでしょう。因みに、前回、2008年のまでの米国金利は1.00%でした。

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2015年4月 9日 (木)

魅力ある樹形を期し「源平しだれ桃」を剪定

P1060388【今春は平家が勝った源平しだれ桃】

 2年前に仕入れ、築山に植えた「源平しだれ」は幼木であったが、成長著しく1年後には開花し、昔あった大きなしだれ桃の雰囲気を彷彿させてくれました。今後、この「源平しだれ桃」をある程度の高さに育て、高い位置から枝が四方八方に垂れ下がり、紅白の花が咲き乱れることを期して、この度、幹の下方にあった枝を思い切り剪定しました。

 剪定の要領は四方から眺めつつ行い、近未来に期待される樹形を頭に描いて、「剪定し過ぎず、一方、思い切り剪定する積極性」の塩梅が大切と思います。

P1060423【枝を鋸で切った痕】

 枝と言っても栄養が良かったのか、幹と同じくらいの太さです。これは最も下の枝なので根から栄養がすぐに行き届いたのでしょう。今回、このような枝を7~8本も幹から切り落とし、かなりすっきりしました。今まで隠れてたこの「源平しだれ」の特徴であるS状を成す幹の姿が再度現れました。

P1060427【剪定後、特徴あるS状の幹が現れる】 Click pleae!

 紅白バランスの良い、高い位置の比較的太い枝を3本残し、これらの枝が四方八方に伸びてしだれる様を頭に描き、これ以上剪定してはならない限度まで剪定しました。果たして近未来は華やかに大きくしだれる樹形になるでしょうか。

 これにより根からの栄養はS状にくねった幹を上昇し、上部の枝先から新たに細かい枝が生じ、頭に描いた通りに大きく「しだれる」姿を期待してます。

 ところで、植物は私たち人間と同じく生物であることから、剪定した切り口を丁寧に処置しなくてはなりません。処置せずのままだと、季節とともに病気になったり、小さな虫が穴を掘って幹の内部に侵入したり、台風など自然災害で弱ることが起こりえます。このため、剪定した切り口に「ゆ合剤」を塗りました。

P1060396【ホームセンターで売ってます】

 今朝は雨も降らずの天気だったことから、早速、「ゆ合剤」を塗りました。ご覧の通り、水色でした。

P1060436【ゆ合剤はチューブ式で塗りやすい】

 これを切り口すべてに塗り、剪定者は責任を全うし、あとは毎日水を与え、日々成長を見守ることになります。枝が伸びるのは思いのほか早いので、今夏が過ぎる頃には全体像が整ってくるのではないかと期待してます。

P1060428 【鳩舎のレース鳩もしだれ桃を眺めてるよう】 Click please!

 ところで、昨日、テレビで98歳の女性が心身ともに元気で生活され、それは日々、絵を描くことに夢中であるとの話題が放映されました。この次は「これをこう描こう」と目標を持ち、飽くこと無い美への追求と完成する「期待感」、及び「周囲の人たちに観賞してもらう喜び」が、いきいきした気持ちを生じさせ、結果的に認知症とは程遠い生き方につながり、頭脳明晰さを維持してると感じました。

 この点からも、庭の花木の手入れは絵を描くことに共通し、それは樹木の美的な形態、これは樹形です。そして、開花の色彩美、樹木の健康への配慮といった具合に 「来期は思い描いたような樹形で豊かな色彩で開花するか」と、その期待感で毎日生活できます。

 高齢化社会を心豊かに生きるには、日々、生き生きワクワクするものが心の深奥に存在するかどうかではないでしょうか。

 このような環境では、必然的に自身の健康に配慮するでしょう。彼女曰く、「私は肉を多く食べてます。」とのこと。高齢でも元気で生活するには「良質のたんぱく質の摂取」が欠くべからざるものと教わりました。    

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2015年4月 6日 (月)

雪解水の流れを見ながら露天風呂・・・鈴森の湯

P1060412【川の近くの露天風呂】 Click please!

 暫くぶりに関越自動車道を前橋インターから水上インターまでAudi TT Quattro黄色を走らせました。先日、新たなタイヤMichelin Pilot Super Sportに履き替え、40分ほどの高速走行は横揺れなく、安定し、まっすぐに走り、乗り心地は以前より改善した感じです。

 沼田インターを過ぎると高速道路は次第にワインディングとなり、しっかり前方を見なければなりません。景色は今までの平坦地から次第に山並みの中へと変化し、巨大な道路は山間部を縫うように、そして勾配も上昇しつつ進みます。

 月夜野インターを過ぎた頃から眼前に飛び込んできたのは群馬が誇る魔の「谷川岳」です。未だ雪に覆われたその厳しい雄姿は戦後、岩壁に挑んだ約1000名の人命を奪いました。いつ見ても、人間を寄せつけない「山の威容」が迫ります。

P1060403【関越自動車道・月夜野IC付近と谷川岳】Click Please!

 同乗者は元陸上競技ナショナルチームに属し、400m~800mを専門としたI氏。天気が良いので同行を願いしたところ、快く引き受けてくれました。クラシック音楽に造詣の深い彼とショパンやシベリウスなどを聴きながらの関越道走行は、浮世の生活から離れた別世界へと、楽しい時間になりました。

 今回の目的地は大峰山(1255m)や吾妻那山(あづまやさん・1341m)の近くにある仏岩温泉・鈴森の湯です。以前に登頂したことがある吾妻那山山頂から下界を見た森林内にあります。

P1030730【吾妻那山頂からの遠望は水上町】

 「鈴森の湯」は上の写真で手前の谷の中にあり、関越自動車道が関越トンネルに入る直前に位置します。

 実は「鈴森の湯」の露天風呂に浸かっていながら、関越自動車道の陸橋の赤い下部が頭上に見え、その巨大な光景は圧巻で、これを建設した人間の知力に大きな感動を覚えざるをえません。

P1060416 【露天風呂から見える関越道の陸橋】Click please!

 ところで、仏岩・鈴森の湯は6年前に開業し、私は以前に一度来たことがあります。源泉かけ流しの木の浴槽にゆっくり浸かれば、その後、身体はぽかぽかです。

P1060418   この日帰り温泉はあまり知名度がないのでしょうか。入浴者が少なく、自然の中で温泉をしみじみ味わうには最高です。入浴後、私たちはここの食堂で天ぷらそばを食べました。また、森林浴を楽しみながら川のほとりでバーベキューができます。

P1060408【こちらは内湯・源泉かけ流し】

 「鈴森の湯」へのアクセスは二通りあり、一つは関越道水上インター下車で、もう一つは月夜野インター下車で猿ヶ京から仏岩経由で入ります。

 今回、私たちは水上インターから入り、帰路は仏岩を通り、猿ヶ京の赤谷湖を通過するコースでした。この道は通過する人が少ないことからイノシシの集団がいました。本当に車が通らない道です。また、仏岩近くでは谷川岳が大きく見えました。

P1060421【谷川岳】

 これからも群馬の秘湯めぐりを行い、地域の食も堪能したいと思います。皆さん、群馬県の仏岩「鈴森の湯」はお勧めです。

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2015年4月 2日 (木)

花梅の剪定は樹形を頭に描いて

P1060392 【今朝、剪定した花梅】

 花梅は種類によって開花時期がずれたり、花の色も異なることから2月~3月にかけて楽しめましたが、ようやく終わりました。今朝は庭先の3m以上ある背の高い花梅の枝を梯子をかけて剪定しました。

 花梅は1ヶ月近くにわたり開花を続け、寒くて殺風景な庭に希望を感じさせる植物です。

 この花梅は記念樹として植えましたが、今まであまり剪定しなかったので枝が四方八方に伸び、この花梅の特徴である縦長の樹形でなくなりました。

P1010968 【横に広がり過ぎて開花】

 前述の通り、開花は約一ヶ月で1年のうちで9割以上は枝と葉のみであることから、庭木とは「樹形に重きを置く」必要があります。それは花がない時季でも、それなりに幹の形と枝ぶりが観賞に値するので、年間を通じて、角度を変えて眺めては剪定する必要があります。

P1010973 【最初はこのように背の高い梅でした】

 今回、剪定しましたが、これから5月~8月にかけて芽を吹くので徒長枝がでたら先を詰めます。剪定のポイントは、細かい枝がたくさん発芽することをめざします。そうすると来春、蕾がたくさん付きます。如何にたくさんの花を咲かせるかが、剪定する人間の腕の見せ所と言えるでしょう。

 一方、花が咲き終わったら、5月頃にお礼肥として油粕を根元から離して施します。また、来春良い花をたくさんつけるためには夏に水を朝晩与えます。出来れば、根元の回りをクレーターのように掘り、水が溜まると根に吸収しやすいでしょう。植物にとって水ほど不可欠な栄養素はありません。

P1060387【七分咲きの西洋シャクナゲ】Double click please!

 庭は梅からシャクナゲの季節に変わりつつあります。この他、花桃、雪柳、しだれレンギョウが今を盛りに咲いてます。お近くの方は華やかな西洋シャクナゲの色彩を、ご覧にお出ください。  

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