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2015年4月20日 (月)

失敗を重ねつつ日本・西洋シャクナゲを育てる

P1050087 【日本シャクナゲ・・・昨年の開花】

 どうした心境でしょう。私はシャクナゲの色彩と表情に癒され、中でも、けなげに咲く日本シャクナゲに魅力を感じ、現在、平地の庭に4本育てています。

 日本シャクナゲは山岳が生まれ故郷であることから、概して平地で育てるのは難しいですが、条件をそろえてやれば開花します。例えば、大きな木の下で半日蔭の場所であったり、水はけを良くするよう少し高い位置に植えたり条件を満たし、時折、水を与えれば咲き続けると思います。

 日本シャクナゲであるかどうかを判定するには、葉の裏が茶色であったり、概して、葉の両端が裏側に向かって丸みを帯びてます。

 一方、どちらかというと色彩が華やかなのが西洋シャクナゲです。葉は他の植物の葉に似てて平らです。西洋シャクナゲは色の種類がたくさんあり、概して、豪華さがあります。おそらく昔からの交配によって、多種に変化してきたのでしょう。下の写真は一昨年のもので今年も蕾が膨らみ、開花はもうすぐです。咲いたらアップします。

P1030673 【概して色彩の濃い西洋シャクナゲ】

 一般的に、今年咲いた枝は翌春は咲かず、つまり、一年おきのようです。樹齢が増すと枝が増えることから、見た目には毎年咲くようになります。今年は蕾が30個ほど膨らんできたので、今月下旬から来月にかけて写真のように開花するでしょう。

 また、今年蕾が小さい枝もあることから来春も咲く気配です。大きな樹木になった場合、育てる側とすると毎年咲くように蕾を摘んで調整します。このシャクナゲは大きな白梅の下に植えてあり、土盛りしてから植えたので、水はけは良いです。

P1060494 【筑紫シャクナゲ・・・日本シャクナゲ】

 これは現在咲いてるものです。葉の裏側は茶色ですが、あまり見かけない葉です。葉に勢いがあるので大きく育つ気配です。植木屋巡りをしても日本シャクナゲは殆ど見かけないので大切に育てるつもりです。ここも半日蔭の場所に植えてあります。しかし、冬は日光が必要なので、場所としては大きな落葉樹の下がよいです。

P1060496【派手な色彩を放す西洋シャクナゲ】

 花弁の縁が赤いので、咲いてるととても目立ちます。こちらは庭に入ってすぐの場所で、来客を迎えるかのごとく咲いてます。葉が密集していて大きくなる気配です。

 シャクナゲを植えるポイントは根の周囲にピートモスを入れ、水を調節する赤玉を入れます。赤玉や鹿沼土は水分調節に大いに役立ちます。

 それは一見、水が少ないように見えても、水を吸収してるので根が乾かず、一方、水が多めであっても、良く吸収して根のために調整します。ピートモスはシャクナゲの根が細かいことから、根によく絡んで養分を吸収しやすくします。

P1060497【西洋シャクナゲ大輪】

 こちらは、もう満開が過ぎ、先日、花の芽をかなり摘みました。これはシャクナゲが咲き終わったら必ず行うべき大切な作業です。花が咲いた後、早めにハサミで切り取ります。それにより近くの新芽に養分が届き成長しやすくなります。

 私が体験したシャクナゲの管理で大切なことは次の通りです。

1、5月から真夏にかけて、強烈な直射日光や西日を当ててはなりません。葉が萎れます。

2、鶏糞など強い肥料は絶対に与えてはなりません。枯れてしまいます。肥料は油粕など弱いものを根から離してお礼肥と寒肥えとして与えるだけです。

 すでに30年間、楽しみとして日本シャクナゲと西洋シャクナゲを育ててます。しかし、枯らしてしまった失敗を重ねつつ、その苦い体験により、その後はシャクナゲの気持ちになって、やってはならない鉄則を学びつつ育てています。

 シャクナゲに限らず、人生においても幾多の失敗から学ぶことはあるものです。二度と同じ過ちを繰り返さず生きられれば、私ももう少しは成長するでしょうが、これが結構難しいものです。 

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