雪解水の流れを見ながら露天風呂・・・鈴森の湯
暫くぶりに関越自動車道を前橋インターから水上インターまでAudi TT Quattro黄色を走らせました。先日、新たなタイヤMichelin Pilot Super Sportに履き替え、40分ほどの高速走行は横揺れなく、安定し、まっすぐに走り、乗り心地は以前より改善した感じです。
沼田インターを過ぎると高速道路は次第にワインディングとなり、しっかり前方を見なければなりません。景色は今までの平坦地から次第に山並みの中へと変化し、巨大な道路は山間部を縫うように、そして勾配も上昇しつつ進みます。
月夜野インターを過ぎた頃から眼前に飛び込んできたのは群馬が誇る魔の「谷川岳」です。未だ雪に覆われたその厳しい雄姿は戦後、岩壁に挑んだ約1000名の人命を奪いました。いつ見ても、人間を寄せつけない「山の威容」が迫ります。
【関越自動車道・月夜野IC付近と谷川岳】Click Please!
同乗者は元陸上競技ナショナルチームに属し、400m~800mを専門としたI氏。天気が良いので同行を願いしたところ、快く引き受けてくれました。クラシック音楽に造詣の深い彼とショパンやシベリウスなどを聴きながらの関越道走行は、浮世の生活から離れた別世界へと、楽しい時間になりました。
今回の目的地は大峰山(1255m)や吾妻那山(あづまやさん・1341m)の近くにある仏岩温泉・鈴森の湯です。以前に登頂したことがある吾妻那山山頂から下界を見た森林内にあります。
「鈴森の湯」は上の写真で手前の谷の中にあり、関越自動車道が関越トンネルに入る直前に位置します。
実は「鈴森の湯」の露天風呂に浸かっていながら、関越自動車道の陸橋の赤い下部が頭上に見え、その巨大な光景は圧巻で、これを建設した人間の知力に大きな感動を覚えざるをえません。
【露天風呂から見える関越道の陸橋】Click please!
ところで、仏岩・鈴森の湯は6年前に開業し、私は以前に一度来たことがあります。源泉かけ流しの木の浴槽にゆっくり浸かれば、その後、身体はぽかぽかです。
この日帰り温泉はあまり知名度がないのでしょうか。入浴者が少なく、自然の中で温泉をしみじみ味わうには最高です。入浴後、私たちはここの食堂で天ぷらそばを食べました。また、森林浴を楽しみながら川のほとりでバーベキューができます。
「鈴森の湯」へのアクセスは二通りあり、一つは関越道水上インター下車で、もう一つは月夜野インター下車で猿ヶ京から仏岩経由で入ります。
今回、私たちは水上インターから入り、帰路は仏岩を通り、猿ヶ京の赤谷湖を通過するコースでした。この道は通過する人が少ないことからイノシシの集団がいました。本当に車が通らない道です。また、仏岩近くでは谷川岳が大きく見えました。
これからも群馬の秘湯めぐりを行い、地域の食も堪能したいと思います。皆さん、群馬県の仏岩「鈴森の湯」はお勧めです。
| 固定リンク
「群馬の秘湯めぐり」カテゴリの記事
- 暫くぶりに「榛東温泉」に寛ぐ(2020.10.24)
- 牛乳、卵、β-カロチンのお陰か、体調がよい近頃(2020.09.25)
- 誇るのは 先ずは温泉 群馬県 (2019.01.05)
- 雪解水の流れを見ながら露天風呂・・・鈴森の湯(2015.04.06)
- 南郷温泉「しゃくなげの湯」で群馬の秘湯に佇む(2015.03.19)
コメント