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2015年6月 8日 (月)

現在、日に日に接近しつつある金星と木星

P1060788 【収穫した梅】

 いよいよ関東地方が梅雨入りしました。梅雨は日本列島の位置に起因し石器時代はもとより有史以前から毎年繰り返されてきたと考えられ、日本の一つの季節と考えてよいのではないでしょうか。梅雨は稲作を初め、農作物の収穫になくてはならないものです。また、一般の植物は梅雨により著しく成長します。

 日本は四季がはっきりしていると言われますが、あるいは、季節は六季のようにも考えられます。それは、春、梅雨、夏、秋雨、秋、冬です。

 暫く、じめじめした時季が続きますが、衛生面に配慮し、健康的にこの時期を乗り越えたいものです。

 ところで、梅雨の最中であっても天体に目を向けると、この時期には雲の上で珍しい天体ショーが繰り広げられそうです。運良く雲の切れ目から惑星や星座、そして月の満ち欠けを楽しみたいものです。

 すでにお気づきかもしれませんが、現在、夕刻時に西の空では「金星」と「木星」が近くにあり、しかも、日に日にその距離が縮まってます。そして、ついには殆ど一点に集まるようで、【最も接近して見えるのは7月1日】で、あるいは接触してるように見えるかもしれません。実際には6月28日~7月5日頃までが接近して見えそうです。しかし、これはあくまで地球から見てのことです。

 また、6月20日と翌21日には「金星」「木星」の接近に月も加わり、3つの天体が寄り添って見えそうです。運良く、梅雨の晴れ間から見えるでしょうか。日本列島は南北に長いので、どこかの地方で、この天体ショーが見えるでしょう。

 と言っても、これらの天体はそれぞれ実際は考えらないほど互いに遠くに位置してる訳で、接近して見えるのは、前述の通り、地球からで見てということです。6月20日は「地球」、「月」、「金星」、「木星」の4つの天体が、宇宙空間にほぼ一直線に並ぶということです。

Venus_earth_comparison 【金星と地球の大きさを比較した図・・・ウィキペディアより転記】

 ところで、金星について復習してみました。

 金星の年齢は地球とほぼ同じと考えられ、金星は日の出前と日没後にしか見られません。理由は金星が地球より太陽に近い惑星だからです。

 太陽から地球までの平均距離は1天文単位=Astronomical Unitであり AU 1で表し、AU 1は1.496×10⁸Kmであることから、太陽~地球間の距離は約1億5000万㎞となり、これに対し、太陽から金星までの距離は1億820万㎞ほどで、これはAU=0.718~0.728です。つまり、金星は太陽から地球までの距離の7割ほどのところに位置します。

 金星の公転周期は地球の224日ほどで、公転速度については、地球の秒速約29㎞に対し、秒速35㎞程と考えられてます。

 また、すべての惑星の公転方向は太陽の自転方向と同じで金星も同じです。北極星側から見て、反時計回りです。同時に、惑星の自転方向も太陽の自転方向に同じですが、例外的に、金星だけはゆっくりした逆行といわれます。

 一方、金星の表面を覆う大気は二酸化炭素が96.5%、窒素が3.5%と考えられているようです。

 6月20日とともに、今月末から7月1日にかけて夕方、運良く梅雨の晴れ間があれば、西の空に繰り広げられる宇宙の神秘を眺めましょう。

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