今年の半夏生は7月2日・・・太陽黄経100°
【半夏生に太陽は双子座にある・・・右の太陽は夏至の位置】・・・ウィキペディアより
本日、7月2日は二十四節気を更に三分割した七十二候の一つである半夏生(はんげしょう)です。また、本日は2015年の真ん中の日です。1月1日から数えて183日目に当たり、半夏生の日に太陽黄経は春分の日から丁度100°に達します。
上図のように、地球から見て、現在の太陽は双子座=Geminiの中にあることになります。もちろん太陽光に邪魔され実際には見えません。また、今年の半夏生では珍しく金星と木星が殆ど重なってます。こちらは夕刻、晴れてる地域では西の空にこの天体ショーが見えます。
現在、太陽と同じ位置にある「双子座」は、日本では冬の星座として有名であり、馴染みのある「オリオン座」の少し上【北半球で見たとき】に特徴ある姿を見ることができます。
「双子座」は冬季の深夜に現れても、夏季の現在では日中にあり、現在の太陽は「双子座」に囲まれるようにあり、一方、上図が示すように、太陽は北回帰線上空からすでに南下し始めてます。
半夏生とは、農家にとって大切な暦で、この日までに田植えを終えないと実りが遅れ、収穫があまり見込めないという目安の日であり、昔から言い伝えられてるようです。
一方、半夏生とは植物名でもあり、葉がドクダミニ似て、その名の通り、この頃、葉が半分白くなり、半分化粧したようであるという説もあるようです。
半夏生の今日、私の庭では百日紅【サルスベリ】の蕾が大きく膨らんでいます。
一部の枝では二~三輪が開花しました。今年は枯れ枝の剪定や乾いた日に充分な水を与え、手入れしたので、濃厚な紅色になって、十月上旬まで、その名の通り、百日間咲いてくれそうな気配となりました。
花の少ない夏季にあって、サルスベリは庭を華やかにする貴重な植物です。また、半夏生には「紫君子蘭」・・・別名アパガンサツが咲き始めています。
多年草のため何もしなくても毎年咲くのであまり世話が要りません。根分けにより、増える植物です。
あまり聞きなれない半夏生ですが、この日がどういう日か知ってると暦を天文学的に捉えることができるのではないでしょうか。
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