涼しい榛名湖畔をウォーキングで一周
【群馬県の中央部に位置する榛名湖】・・・Enlarge please!
下界は連日、猛暑に覆われ湿度も50%以上であり、私の住む群馬県・平野部は35℃~38℃です。若き日、インドで暮らしてたこともあり私自身は暑さに結構慣れていても、日本の気候は大陸より湿度があるので一層不快に感ずるものです。
一昨日の午前中、Audi TT Quattroを走らせ、途中カーブの連続を通過し、暫くぶりに写真の榛名湖に着きました。夏休みにしては想ったより観光客が少なく、私は平素の運動不足解消をめざし、今回、湖畔を一周するウォーキングをめざしました。しかし、歩いてもそれほど汗をかきません。
海抜と温度の関係は、一般には100m上がると1度下がるといわれ、榛名湖の海抜は1084mで、私が家の海抜と比較すると約1000mの違いがあり、単純計算では10°気温が低いことになります。しかも、湖水を渡る空気はひんやりし、足は前へ前へと進みます。
榛名山の中央部は標高1390mの榛名富士とカルデラ湖である榛名湖です。周囲は外輪山に囲まれ、主な外輪山は水沢山、相馬山、烏帽子岳などで、最高峰は掃部ヶ岳(かもんがだけ)1449mです。
今回はこれらの山を仰ぎながら、一周6㎞の榛名湖をウォーキングしました。一部、湖畔を歩けない場所があり、少々遠回りし、実際に歩いた距離は6.5Kmほどです。この距離を休憩なしで1時間30分で歩き、よい運動になりました。
最近、運動について考えることの一つは、「必要以上に心拍数を上げないこと」が健康に大切ではないかということです。以前はジムで130~140まで上げたことがありますが、健康上は何の意味もないと結論づけ、それどころか必要以上に心拍数を上げることは心臓に負担を強いることになり、「害はあっても益はなく」健康維持には本末転倒と判断するようになりました。
あくまで一般論ですが、若い頃、アスリートとして心拍数を上げた場合、老齢になってそれが健康につながることはないように思います。心臓の働きは生涯続くことであるから、長く安定して脈打つちことではないでしょうか。
心拍数を上げるとしても「血流を活性化するために」せいぜい平素の1.5倍を限度とし、数値としては110前後が望ましいと考えます。人間の最大心拍数は220-年齢といわれますが、こんなことは健康とは無関係でしょう。
その点、速い競歩でなく、また、ゆっくりした散歩でない、ウォーキングは快適な心拍数の維持であり、心臓に負荷をかけ過ぎることはないです。
ポイントは前方を見ながら、腕を振り、「必ず踵で着地します。」足腰の骨を丈夫にする意識で、身体全体に響くように着地します。ウォーキングの良さの一つは心臓への負荷が感じられないことです。しかし、血流はかなり改善してるでしょう。
連日の猛暑で下界でのウォーキングはできません。夏季は時々、車で近くの湖水や涼しいところを選んで歩くようにしたいものです。
帰路は、日本の名湯「伊香保温泉の露天風呂」に立ち寄り、足腰の疲労回復に努めました。昨今はすぐに入れる温泉が各地にあり、運動した後はとても快適です。
ウォーキングはインナーマスルを始め、全身の筋肉を使う運動です。「栄養」「運動」「睡眠」のバランスが大切なことは分かっていても、人間の心は弱いもの。私たちは「継続的に運動」する強い心を持ち続けたいものです。
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