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2015年8月21日 (金)

このフォルムのまま乗リ続けたい

P1030901 【お気に入りの一枚・・・Audi TT Quattro】

 若き30代から50代まで乗り換えず、ひたすら乗った車は「いすゞ117クーペ」です。新車で購入し、廃車になるまで乗った走行距離は地球6周半に相当する26万Kです。一般のユーザーでこれ程乗ることはまずないでしょう。

 乗った期間は23年ほどで、その間、転勤した職場は4回です。ずっと同じ117クーペで倉賀野町から旧・榛名町、高崎市、富岡市、前橋市へ向かう117通勤は朝疲れていても家を出る楽しみを与えてくれました。

 この間、タイヤ交換を3回、ホイール交換を2回、ボディーカラーは本来アイボリーであったが、思い切って青に全面塗装し、数年後、再度、気分転換にどこにもない水色へと2回も全面塗装しました。

 今では全面塗装する人が少なくなりましたが、ボディーカラーを変えると新車の気分になり、新車を購入する費用に比較すると雲泥の差で安く、全面塗装によって買い替える気分が薄らぎ、結果的に26万Kも走ったのでしょう。

 117クーペの販売期間は数年と短いことも相まって、他車に比較し、フォルム及びボディーカラーが年々、個性化してくるように感じ、ついに、水色の117クーペは日本に1台との自負になりました。

 当時、多くの知人友人は平均して数年経てば新たな車に乗り換えたようで、聞くところによると車のローンは続く人もあったようです。

 私は車においても、「芸術美は永遠に変わらず」の気持で乗り続けたものです。車の価値を決めるのは人それぞれであっても、私が最も重視するのは「品位を保ったフォルム」であり、乗れば乗るほど味が出る117クーペの比類なき姿に飽きが来なかったと振り返ります。

P1060179【スポイラーを格納した後方の姿】

 写真は現在乗ってるAudi TT Quattroです。雰囲気として前述の「いすゞ117クーペ」に相通ずる要素が感じられ、それは丸みを帯びたフォルムです。Sラインにある角張った部分が排除されてるところにこの車本来の姿が表現されてます。

 性能は抜群で実験はできませんが、ディーラーの話では200K以上は簡単とのことです。ダッシュが優れてることは日々自ら確認してます。例えば、片側3車線のバイパスで信号待ちからスタートすると、ルームミラーに映る他車の姿が間もなく100mほど後方になります。走り出してシフトをSに入れると急速となり50Kは出るからです。速度違反せずして他車を引き離します。

 購入以来6年経過し、仕事や用足しで乗ることはなく、目的は国道や高速道など広い道を性能維持のため走るのみです。近未来は県外への遠乗りをめざします。

 ところで、昨日、全国的に発表になった「Audi TT新型モデル」を展示場に見学に行きました。その姿に従来の「丸み感」は全くなくなり、ボディー全体に窪んだ筋が多く入り、ゴツゴツした印象を持ち、初代と2代目の流線型から離脱し、総じて極めて精悍さが増したように感じました。

 私の主観としては「イメージに丸みはなくなり」、レーサーに近いような、より性能重視、特に前面の印象は極めて精悍さ重視との印象です。

 一般に新型車は角ばったり丸くなったりを繰り返すことが多い中、TTは時代的背景でしょうか。もう、丸くなることはなさそうで、現在乗ってる「丸みを帯びたフォルム」は今後は世に出ないでしょう。

 こうなると、今私が乗ってるミシュラン・パイロットスーパースポーツタイヤ245-40-18装着のTT Quattroは近未来、ますます貴重となってプレミアがつくまで乗りましょうか。車のドレスアップは大金を使わず、常に塗装面の輝きを守り、格別タイヤ、個性的ホイールにより、魅力は維持できるものです。 

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