果樹園づくり第一号として「キンカン」を植える
昨年、地続きの土地を12坪ほど購入したことから、その用途について考えてましたが、果物類を植え、小さな果樹園にします。場所は比較的、日当たりがよく、近くに井戸水の蛇口があり、水を簡単にやれます。
昨日、前橋農協花木センターで購入したのは「大実キンカン」の幼木です。続いて本日も同所から「普通のキンカン」の幼木を購入し、結局、種類の異なる2本の「キンカン」を3m離して植えました。費用は飲みに行くのを2回休めばいいだけです。飲むのはその時だけ、キンカンには我々に健康を与え続ける永遠性があります。
すでに80個ほど実がなってます。画像を拡大して見てください。早速、日当たりのよい場所に深さ30センチの穴を掘り、穴の底に堆肥と少々の油粕を敷き植えつけました。根の周囲にも土と混ぜた堆肥を巡らし、ご覧のように根元をクレーターのようにし、水を与えやすくしました。
植えつけるには、四方八方から木の立ち姿を見て、どちらか一方に傾いてないか確認します。何事もそうですが、離れて見ると正しい判断ができるものです。ここは北風が当たらず、キンカンに適した場所です。
キンカンの歴史について調べてみると、原産地は中国・揚子江の中流域といわれ、日本に渡ったのは鎌倉時代ころではないかと伝えられます。現在、国内の生産高では、宮崎県が70%を占め、断トツトップです。次が鹿児島県の23%です。
栄養面では、ビタミンC、カルシュームが多く含まれ、キンカンは皮ごと丸ごと食べられることから、栄養を逃がさずに摂取でき栄養満点といえそうです。効用は、風邪予防、のどのために良いとされてます。
実は、事前に黄色くなった実を1つ食べてみました。あまり酸っぱくなく味がよく、安心して購入しました。花木の場合は開花した色を確認して購入することと同様、果物は味を確かめることが購入時の鉄則です。
キンカンはおやつ代わりに2~3コ食べるといいでしょう。これから毎年、初冬から食べられるとなると健康維持の一つとして貴重になります。2本もあることから近未来、樹木が大きく生長し、一人では食べきれなくなるでしょう。その時は、梅の実同様、平素、お世話になってる近所に配りたいです。
それには、植えたままでなく、日々、樹木の健康管理をしなくてはならず、当分は様子を見ながら乾燥しないよう朝夕水を与えます。
ご覧の篩で石を取り除いた砂を根の周囲に入れます。根が自由に張り出せるためでフカフカしてる土は根の生長に大切です。この篩は亡父が50年前から使っていたもので、他界してすでに33年経過、暫くぶりに本日その役目が蘇りました。やはり、植物の生長に篩は欠かせぬ道具であると父を偲びつつ悟りました。
【左が一般のキンカン、右が大実キンカン・葉の色が多少異なる】
暫くは生長を見ながら毎日、水遣りです。すでに実がなってるので、黄色くなる時季が楽しみです。大切に育てよう。
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コメント
レティシャ様
メールを差し上げたのでご覧ください。
投稿: カッキー | 2015年10月30日 (金) 06時43分