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2015年12月

2015年12月29日 (火)

年齢を重ねても怖くない・・・夢を持たないのが怖い

P1070413 【今秋、長年の夢が実現した西上州・角落山登頂】

 タイトルは80才にしてエヴェレストを登頂した三浦雄一郎さんの言葉です。65才以上が4人に一人の割合になった日本の高齢化社会にあって、日々私たちは「どのような生き方を模索すべきか」示唆を与えます。

 考えられぬことであったが、退職とほぼ同時に妻を亡くした私は当時、途方にくれました。しかし、幸いにも元同僚Samuel Toddさんをはじめ、周囲に「自己に厳しい生き方を実践してる人物」に恵まれ、お陰で群馬県の山々を歩く喜びを教わりました。同時に、例えば、使える英語学習法など前向きな姿勢に感化され、有難く感じてます。

 近年、同級生の四分の一を亡くした現実の中にある私にとって、若き日々にはあまり感じなかったことですが、一人暮らしとなって己の「身体と脳」に真剣に向き合い、年齢が増しても、この両面をバランス調整することこそ「生きる喜び」につながると考えるようになってます。

 上の写真が示す通り、今年は両サイドが絶壁である馬の背を登り続け、予想を超えて険しかった角落山登山体験は深く心に刻まれました。あの厳しさを思い出すと少しぐらいのことにはへこたれない精神が育ったかもしれません。

P1060517【庭で見つけた打製石器・・・持ち易いように親指が入る凹みがある】

 また、2015年を振り返って大きなことの一つは、偶然にも庭で発見した打製石器です。周囲がすべて鋭利な刃になっており、植木の手入れ中、すぐにただの石とは違うと直感しました。群馬県埋蔵文化財調査センターで鑑定を受けた結果、新石器時代から縄文時代のものと分かり、驚くと共に、遥か遠い祖先の生きざまを私なりに推測することができました。

 この石器の観察を通じて、古の日本人の生活や彼らの喜怒哀楽まで想像し、逆に21世紀に生きる私を客観的に捉える見方ができ、当時の自然環境を考えると古代人の精神力は現在の私とは比較にならない勇壮なものであったと感じて余りあります。

Gn229 【GN229号】 

 一方、レース鳩飼育では、稚内モザイク号の子供として当舎で生を受けた鳩「カッキーチェ」を北海道北広島市の鳩友「デカ橋」さんへプレゼントしたところ、その鳩の直仔(GN229号写真)が今春、東舞鶴~北海道間グランドナショナル1000Kレースにおいて連合会優勝を果たし、総合7位の成績を上げました。長距離鳩作出をめざす私にとって、これは予想外の喜びになり、デカ橋さんご夫妻による快挙のお陰で、来春もより確実な長距離血統鳩を作出する希望につながってます。

 他方、芸術の分野では「新みかぽフィル」の定期演奏会を拝聴し、高校時代に聴いた群馬大オーケストラによる演奏以来、55年ぶりに生で聴くベートーベン第8シンフォニーの一小節一小節に涙が溢れ、充実した時間を味わいました。感想を拙いブログに書くことにより、より深い聴き方を学びます。今後もチャンスを逃さず演奏会に出向きます。

P1060384【西洋シャクナゲ】 

 一方、庭作りでは「西洋シャクナゲ」と「日本シャクナゲ」の饗宴に心が踊りました。育て方についてあれこれ考えたり、実践の繰り返しで、結果は開花状況で判断し、次第に自信が持てるようになりました。

 シャクナゲ開花には夏場の「半日蔭」「水はけの良さ」「水遣り」が基本であり、これからも魅力ある色彩を求め、原因と結果を通じてシャクナゲから教わります。

 ところで、今や、日本シャクナゲは貴重な存在です。あちこち探しても殆ど目にすることはなくなりました。未だ若い樹木であり大切に育てなくてはなりません。

P1050086 【珍しい日本シャクナゲ】

 如何に工夫したら毎年、豪華に開花するか日本シャクナゲと私の知恵比べです。健康に育て結果を出すには、植物もレース鳩も基本に忠実であるべきで、植物や動物の様子を観察しつつ「わが身の健康維持には日々何をすべきか」を悟ります。

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2015年12月24日 (木)

亡き母の故郷が白鳥飛来地に・・・高崎市木部町

P1000265 【鏑川河川敷にある標識】

 ウォーキングする絶好のチャンスは小春日和です。小春とは旧暦10月の異称であり、現在の11月~12月に相当し、移動性高気圧に覆われ、比較的温暖な日々です。しかし、平均すれば気温は低く、年末ともなれば身体はどうしても縮こまり、動脈は硬くなリがちです。

 このような環境下でも私たちは健康を求め、風のない日は自然散策を兼ね、積極的なウォーキングは気持ちも快活になります。併せて、心拍数が3~4割増すことから全身の血液循環がスムースになると考えます。

P1000259 【白鳥見学用にできた土手の階段】

 ところで、ここ群馬県高崎市木部町の鏑川は近年、コハクチョウの飛来地となり、見学用の看板や、岸辺に行くための立派な階段が完成しました。これから寒くなると飛来するのではないかと常にカメラ持ってウォーキング中、ついに遠路よりの来客に出会いました。

P1000501

P1000492 【多い日は20羽以上羽を休めてます。】

 一方、 私がウォーキング目的で時々訪れるこの鏑川の源流は荒船山近辺と考えられ、この度、世界文化遺産に登録された富岡製糸場のすぐ南を流れ、ここ高崎市木部町まで流れる一級河川です。この後、利根川の支流である烏川に合流します。

P1000250 【ここは上越・北陸新幹線の橋脚近く】

 実は、私の母はここ木部町で生まれ、幼き日に母(私の祖母)に連れられ、この鏑川あたりでハレー彗星を見た印象を【大きく箒の様であった】と子供の私に話したことがありました。当時、この辺りは暗くて、かなり印象深かったようです。母は1901年生まれであることからハレー彗星の出現は9才頃と想われます。

220pxhalleys_comet__may_29_1910【1910年のハレー彗星・・・ウィキペディアより】

 「ほうき星」といった幼き日の母にはおそらくこのように見えたのでしょう。

 ところで、本日、私は母の育った地域である鏑川の土手をウォーキングしました。土手の上は整備されて歩きやすく、この界隈で遊んだのだろう幼き日の母を想像しながら小春日和の中、昔と変わらぬ景色を眺めつつ約4Kmのウォーキングです。

 いつもながら、胸から前進し、軽く肘を曲げ腕を振り、踵から着地する「ウォーキングの姿勢」を意識しつつ、平時より少々大股気味で「スピード感」を一定に保ちます。

P1000255 【土手の上はウォーキングに理想的・・・Enlarfe please!】

 空気のよい自然の中を1分間110程の心拍数を確認しつつ前進すると、この世に生を受けてる喜びを改めて認識できるものです。

 心を厳しくして、この肉体をいつまでも活動的にするにはスムースな血液循環が第一で、同時に足腰の筋肉と骨に負荷をかけ「年齢を重ねても筋肉と骨を減らさないこと」こそ生命に重要であると心に誓います。

P1000266【幼き日の母が遊んだと想われるお宮の跡】

 生前の母と私は一度だけいっしょにここへ来たことがあり、「ここでよく遊んだものだ」と言ってました。

 ですから、この土手でのウォーキングは幼き日の母に会えるような気持ちです。今後も、ウォーキングを通して「スムースな血液循環」と「正しい栄養の摂取」に邁進します。 

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2015年12月21日 (月)

今でも影響を与え続ける高校時代の二人の先生

P1000241【今が盛りのピラカンサ】

 偶然、日本に生まれたことで私たちは幼時より両親や兄や姉から周囲の事象について日本語で話しかけられ、その音声と生活が結びつき、無理なく自然の姿で日本語が分かり、それを真似て話せるようになりました。文字は使いません。これが母国語です。

 一方、これとは異なる方法や環境で理解できるようになる外国語は、一般的には学校で教科として習う英語です。しかし、こちらは母国語を習ったような理想的環境と異なり、英語の時間だけです。しかも、私の学生時代の経験では、英語の時間も大概は日本語での説明によるものであり、英語を感覚的に捉えるというより、教科書や黒板の文字を見て頭で理解するものでした。

 英語の授業では、先生の発する言葉を目や口元を見て真似するのではなく、まず文字を目で見ることからが私の中学一年の英語導入でした。今思い出すと中高では試験で90点以上をめざし勉強したものです。

Asamanidoage【高校二年に初めて登った浅間山山頂2568m】

 しかし、若き日の私の心に強烈であったのは、高校に入ったとき本物の先生に出会った気がしました。

 まず、英語は他の教科と本質的に異なる勉強であると感覚的に捉え始めるようになりました。特に、一年のときの英語のS先生は教室に出席簿だけ持って入り、自らの教科書を持って来ないのには驚きました。もしかして、すべての文章が頭に入ってたのでしょうか。生徒に読ませ、自らはよく聞き、発音を訂正したりしてたように思います。黒板にはポイントを書き、今思うと当時としては英語力ある先生と心から感心したものです。

 二年になると音楽の授業があり、音楽は元々好きな科目であった上に、かなり個性的なH先生に教わることとなり、このため、英語と音楽は私にとって充実この上なく、授業時間が短く感じ、集中できました。二年になり英語担当の先生は変わっても英語は最も充実した時間になり、家でも予習中心になりました。

 ところで、前述のとおり、一年のときの英語のS先生は教科書をすべて覚えていたと想われ、私はそれを真似するところまではできませんが、教科書で学習してる範囲を数回、全文書き取りをしたものです。これは自ら思い立ったので、日本語訳もしました。それにより、教師がどう訳すか聞き逃さない態度が育ちました。

 この学習法が当時の私には画期的なこととなり、文章の中でポイントが分かり始め、定期試験では教師が出題するであろう内容は自ずと推測できるようになり、見事に命中です。

 その内容は熟語や新たな単語、関連する前置詞を結びつけるもので、試験では80~90点は取れるようになり、他の教科は優秀な友人が英語については私に訊きに来ることが起こるようになりました。

Dscf0091 【イギリスレース鳩月刊誌ビクトリアルの表紙を飾る】

 このように、私が英語や音楽が好きになったのは高校時代に今は亡き英語のS先生、同じく、すでに他界した音楽のH先生との出会いであり、その影響が半世紀以上経過した今日でも、日々、私の心を虜にしてます。

 英語については最初の就職が海外日本人学校勤務としてインド滞在につながり、レース鳩飼育では、より深く飼育法を学ぶためイギリスのレース鳩月刊誌ビクトリアルを購読したり、現在ではウィークリーの英文を購読してます。フェイスブックでは日本語とその英訳を掲載したり、群馬県国際理解教育研究会のメンバーにつながってます。

 高校時代に素晴らしい先生に恵まれ、その後、【英語と音楽】が結びついたのは、インド滞在中、Calcutta Symphony Orchestraのユダヤ人常任指揮者Bernard Jacob氏に弟子入りし、指揮法を学ぶことにつながったことです。すべて英語による指導で内容はべートーベン、モーツアルト、メンデルスゾーンなどの指揮法でした。これが帰国後、高校での吹奏楽指導に結びつきました。

P1010840【レース鳩のことでThe Japan Timesに掲載される】

 ところで、私自身はできなかったが、教師にとって大切なことは担当教科目について深く、広い実力が基本であり、併せて、ユニークな人柄、併せてユーモアある態度が、生徒にとって魅力が感じられ、生徒の生きる力に影響を与えることになるのではないでしょうか。

 生まれ変わることができるのならば、次回も高校音楽の教師として今まで以上に音楽芸術の素晴らしさを伝えたいと思う。

 ところで、口を使う英語と指を使う音楽は、現在、問題になりつつある高齢化社会での生き方、そして、認知症対策に大きな効果があると感じてます。 

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2015年12月18日 (金)

動物性タンパク質は必須だが、その脂肪は不要

【ブログ開設以来、お陰さまで本日で1300の記事が書けました。】

P1000226 【すでに開花を待つ日本シャクナゲの蕾】

 近年、80~90才代で心身ともに精力的に生きてる人たちの話を聴くたびに、異口同音に話されることがあります。それは身体の動きにとって、また、脳にとって、肉を食べることが必須であり、肉は元気の元であるとのことです。

 これは肉体を酷使する人のみならず、創作活動に従事する人も共通の認識を持ってるようです。

 以前は高齢になったら「野菜と魚中心の食生活」が健康に結びつくと考えられてましたが、近年の常識は変化してます。「いかにして体重を減らさないか」、「いかにして体力を維持させるか」という風に変わってます。

 高齢になって年々体重が減り続けることは、結果的に体力が落ち、ついには身体の一部である「脳の働きまで鈍くなってくる」と考える高齢者が多くなりました。

P1000228 【西洋シャクナゲの蕾・・・開花は華やか】

 ところで、私たちが栄養豊富な肉を食するとき、大きく注意を払うべきことがあります。それは肉に含まれてる油をそのまま体内に入れてはならないことです。体内に入ると動物性脂肪は各種臓器の周囲に付着しやすく、健康に害を及ぼすと考えられます。

 この心配を取り除くのは的確な【料理法】です。

 まず、料理の前に【湯掻くことにより】肉の表面についてる雑菌を洗い落とし、いわゆる「アク」=灰汁=lyeを取り除くことです。

 「アク」とは煮汁の上の方に浮かんでくる濁った成分です。これを体内に入れてはなりません。

 脂肪を除去するために湯掻くには【沸騰した湯】に肉を入れ、全体が白くなるまでです。やり過ぎると肉が硬くなりやすいので、タイミングが必要です。

 残った汁が冷めてから指を入れてみると「物凄い脂が指に付着し、なかなか落ちません。」これを体内に入れたら大変なことと気づきます。

 もし、この動物性脂肪を毎回、体内に入れては健康に「百害あって一利なし」です。私たちが求めるのは「蛋白源」としての肉です。徹底して動物性脂肪を除去する料理法を会得する必要があります。

P1000223 【最近植えた琵琶・・・品種は長崎クイーン】

 一方、一般的に、果物は身体に良いと考えられがちで、中に含まれてる糖分が美味しさになります。しかし、果物をたくさん摂取するのは本当に身体に良いでしょうか。

 実は、果物も同様であり、糖分の摂り過ぎは「害はあっても益はなし」です。こちらは湯掻くのではなく、少量という方法で対処し、飽食時代の人類にとって恐ろしい「糖尿病」を未然に防がなくてはなりません。果物は美味しくても食べ過ぎないことです。

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2015年12月13日 (日)

新みかぼフィル第26回定期演奏会を聴き楽員に勇気をもらう

Mikabo1【景色が最高・西みかぼ山頂1286m・・・高崎前橋がよく見える】

 第26回新みかぽフィル定期演奏会を聴きました。このオーケストラの名称は群馬の西に聳える「みかぼ山」が由来と思われます。東西二つの「みかぼ山」は私たち群馬県人にとって故郷を象徴する山です。若き日より数回、登頂した山頂はかなり広く、いわば西群馬の別天地です。登頂をぜひお勧めします。

 私が高崎商業高校吹奏楽部顧問時代に冬の合宿を万場「みかぼ高原荘」で行ったことから、練習の合間にレクリェーションとして部員全員で西みかぽ山頂に登りました。何と、山頂は前夜に積もったのでしょう。雪原が広がり、この日は快晴で、眼下に群馬の広い景色が手に取るように見えました。

 ここで高商ブラス恒例の雪合戦が始まりました。木管楽器群~金管打楽器群に別れ、50人が山頂で雪合戦とは、なかなか勇壮な光景です。部員たちはこの日がチャンスとばかり、後輩は先輩をめがけ、女子は男子をめがけ、日頃のうっぷんを晴らしているようでした。

Photo_2 【高商ブラスにとって思い出深い西みかぼ山頂・・・ここで雪合戦】

 私は山が好きなことから東みかぽ山も登頂し、1246mの山頂から高崎、前橋、藤岡を見るのが楽しみです。今度は健脚を期して、この山の西に聳えるオドケ山を登る予定です。

607_2【近年勤めてた前高の音楽室より望む東西みかぽ山・・・前高では創立記念式典でシベリウスの「フィンランディア」を演奏】

 ところで、昨日行われた「新みかぼフィル第26回定期演奏会」において、年末のひと時をベートーベンとシベリウスのシンフォニーで充実した時間が持てました。しかし、一つの演奏会で大曲であるシンフォニーを2曲も演奏する指揮者の情熱に驚き、楽員全員の崇高な音楽美へのチャレンジ精神に敬服です。

P1000201  人間とは、これほど緊張感を持続できるものかと認識を新たにし、意志の弱い私には考えられないことです。

 2曲のシンフォニーはそれぞれが4楽章に分かれ、その起承転結にテンポや拍子の異なる場面が内包され続けることから、他の悲壮感が漂わず、比較的明るい組曲などとの組み合わせもプログラムとして観客には楽しいのではないかと感じました。

 一方、時には厳しい現実を直視し、人間の喜怒哀楽をシベリウスの第4楽章まで緊張感を持った演奏は、私たちの平素の生活と打って変わり充実するものです。同時に、平素、仕事を持って、オケの練習に取り組む楽員のエネルギーに驚くばかりです。

 お陰様で暫くぶりに音楽芸術の世界のみに浸ることができ、家に帰ってからの一杯はヴェルディー、ベートーベン、シベリウスの旋律が浮かび、特に女性楽員のお顔や 演奏ぶりが脳に蘇りちょっと飲み過ぎました。

P1070290 実は私は愛車で度々ベートーベンの第8を聴きながら関越道を走ります。先日も「リンゴ狩り」で川場村へ走りました。第8の第1楽章と第4楽章のAllegro vivaceは高速道を走る快適さにスピード感がマッチするのです。

 しかし、今回の演奏で聴く第1楽章はいつもの「1小節1拍振り」のスピード感よりゆっくりで、音楽には指揮者の解釈によりテンポが異なるもの。それぞれ「独自の味がするもの」と感じました。2楽章は個人的に好きな楽章であり、4分の2拍子でも基本は4拍振りで、16分音符で刻まれる快いテンポに乗った旋律は「ベートーベン特有のユーモアを内包する」おどけた感じで愉快でした。

 3楽章では有名なホルンの2重奏が十分楽しめました。低音部には高音部と同じ強さが要求される場面であり、見事に「ホルンの五度」が会場に響き渡りました。ここは雰囲気が「英雄の第三楽章トリオ」に似ており、ホルン奏者にとって演奏し甲斐があります。これはベートーベンの管弦楽法の一つである「のどかさ」あるいは「狩り」を連想させる手法と感じました。

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 本番までシベリウスに相当に力を注いで来られたのでしょうか。作品に取り組まれる指揮者と楽員たちの意気込みが会場にひしひしと伝わり、曲全体を包む込む悲壮感は、これでもかと当時、占領下にあったフィンランド国民の辛く厳しい現実に思えてなりませんでした。

 冒頭、長く続くクラリネットの調べは当時の不安な情勢を予感させ、クラリネットの特徴を充分に醸し出した音色は国民の辛い心境を彷彿させるに余りある表現で感銘しました。

 第1シンフォニーはシベリウスの作品でも有名な交響詩「フィンランディア」とは異なり、憂鬱さ漂う作品を拝聴しつつ、日本の安全は果たして、子々孫々まで永遠に続くものか昨今の世界情勢の変貌を鑑みると、このシンフォニーの意味する世界になるのではないかと瞬時に思いがかすめました。

 ところで、今回も第1バイオリン担当Оさんにより演奏会を知りました。彼女は先日の県民マラソンでフルマラソンを完走され、しかも、最後100人抜きをして好成績を収められました。本来、ピアニストであるのにお人柄といいオールマイティーな生き方はどこから来るのでしょうか、不思議でなりません。

 今回の演奏会では曲目と演奏に対し、指揮者と楽員皆さんのチャレンジ精神とご努力に脱帽です。これからも「新みかぽフィル」の存在は群馬県民にとって意義深く、県民の芸術性を高揚していく大切な存在と確信しました。

 私も心に鞭打って年末年始は「テンペスト」第1楽章に挑戦です。一人暮らしの精神の弱さに打ち勝てるでしょうか。新みかぼフィル楽員の皆さんを手本としなくてはなりません。

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2015年12月10日 (木)

群馬の名産「大和いも」の産地に出向く

P1000183 【伊勢崎市島村の直売地】

 時々は近くのスーパーで手に入れる群馬名産の「大和いも」を食してますが、この芋は擦り下ろしても一般の「長いも」のようにドロドロせず、粘りがかなり強く、箸で掴んで持ち上げられます。

 この状態を見ると消化器官を通過する際の働きが他の食品と異なり、周囲をきれいに清めて進む作用があると気づきます。特に考えられることは大腸の内壁をしっかり擦るのではないかと思います。一般的にイモ類は身体に良いとされてますが、中でも「大和芋」の粘りは大腸に一段と効果があると考えます。

P1000188 【大和芋】

 私の料理法は皮むき機で皮を取り、擦り下ろします。それに一かけらのニンニクを擦ったものを混ぜ、お醤油をかけて、よくかき混ぜます。夕食のお供にこんな美味しいものはありません。また、そうめんの汁の中に入れ、いわゆる「とろろ」にすることもあります。

 ところで、群馬名産「大和芋」は日本一の流域面積を持つ利根川の水と肥沃な土地の恵みによって育ち、ここ「町田ファーム」では有機栽培による生育法を実施してます。土がついたままの「大和芋」を見ると消費者は安心安全を感じます。

P1000186【全国発送用に箱詰めされたもの10個ほど入ってる】

 ご存じの通り、芋を育てるには「種芋」が必要で、これは収穫した芋の一部を保存する方法を採り、「春に植え、秋に収穫」のサイクルを毎年行います。これにより種芋を外部から購入する必要がなく、このサイクルの実施はこれからも永久に行われることでしょう。

P1000184【種芋・・・来春植えつけ用として保存】

 現在は収穫の真っ最中で、近所の数人が手伝ってます。男性は芋掘り、女性は全国発送の箱詰め作業です。毎年行われるこれらの作業は収穫期である今が特に多忙のようです。

P1050911 【世界文化遺産・・・田島弥平旧宅】

 ところで、ここ「町田ファーム」は最近、世界文化遺産になった「田島弥平旧宅」のすぐ近くです。実はこの世界文化遺産は私が学生時代にご指導いただいた音楽の恩師の実家であり、以前に父上様の葬儀で伺った記憶が蘇りました。それはあまりにも大きな家屋で、養蚕農家の典型を成し、格調ある姿が脳裏に焼き付いてました。

 ここは群馬県伊勢崎市島村であり、珍しく利根川の南側に位置することから埼玉県側にあり、いわゆる群馬県の飛び地です。大昔から度重なる利根川の洪水で流れが変化し、結果的に現在、この土地は利根川の南になったと考えられます。あるいは、島村と地名が示すように利根川の中州にあった村かもしれません。

 私の大好物「大和芋」の産地と世界遺産となった我が師の実家が近くとは驚きです。 

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2015年12月 7日 (月)

食生活改善で下がったか・・・体脂肪率19.1%に

P1000108 【5~6世紀に作られたと推定される倉賀野・大鶴巻古墳・・・私のウォーキング経由地】

 最近はジムに行くこともなく、その代わり、生活の中でよく身体を動かす習慣を取り入れるよう変化させました。幸い、庭に樹木が多く、朝晩の水遣りや剪定など行うべき作業があります。一般的には庭師に依頼するところをすべて自ら行ってます。

 一方、待っていても来ないのが健康と考え、朝6時30分のラジオ体操は習慣になってます。ラジオ体操でのポイントは可能な限り、背骨の捻りと腕の捻りを重点にし、これは「筋肉と脊椎を絞る感覚」で行ってます。

 脊椎の中には、脳からの命令を身体中に伝達する中枢神経が脊髄に通っていることから、背骨の柔軟性は生命維持にとって重大であり、同時に運動によって骨全体の強さの維持をめざします。

 P1070411 【角落山山頂から眺めた妙義山】

 ところで、本題の体脂肪率低下についてですが、絞りを取り入れた運動を実践してることからか、あるいは食生活の変化によるのか、あるいは両方からか、先日、半年ぶりにジムに行って体脂肪率を計測しました。

 半年前は常に22~23%あったのに、今回は19.1%になっており、その変化に驚き、内心嬉しかったです。

 ご存じの通り、体脂肪率とは、脂肪量を体重で割った数値です。このため体重は変化してないので脂肪量が減少しています。なぜ、体脂肪率が4%も減少したか考えてみました。

Dscf0260 【牛伏山山頂から眺めた浅間山方面】

 最近の食生活の変化は下記の通りです。

1、以前は市販されてる各種飲み物で水分補給しましたが、最近の飲み物は日本茶(緑茶)のみに変えました。

2、2日に一度は麦ごはんを食べてます。結構おいしいものです。揚げ物は口にしません。青菜や白菜中心。キムチや豚肉は以前より食べるようにしてます。

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3、リンゴ1個を一日かけてデザートとして食べたり、時折、庭のキンカンを食べます。

4. 概して食生活は「朝食第一主義」で、量的には朝食に最も重きを置いてます。昼食は軽く、夕食は「種類を多く全体量を少なく」を実践。

 今回、体脂肪率が一般基準の適正範囲内でも低い方になりつつあるので、今の食生活を継続しつつ、対極にある運動は生活の中で取り入れる方法とし、天気のよい暖かな日は心拍数を2~3割増す程度のウォークキングを心がけたいと思います。

 食生活のポイントは「お腹がすく幸せ」を求めます。 

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2015年12月 3日 (木)

黒檜を北から眺めると雄大・・川場村の温泉に寛ぐ

P1000148【関越道を走るAudi TT Quattro渋川IC~沼田IC間】・・・Enlarge please!

 予てからゆっくり訪れたいと思ってた我が群馬県北部に位置する川場村へ、Audi TT Quattro黄色を走らせ関越道を北上しました。

 Michelin Pilot Super Sports 245-40-18に履き替えた愛車は水を得た魚の如く、赤城山の西山麓を縦貫する路面に吸いつくかのように轟音と共にまっしぐらに武尊山をめざします。

 本来のエンジンの調子維持のため、その実力を発揮させなければ、それは運転手の力量不足の問題であり、愛車も不幸な持ち主に嫁いだことになるでしょう。

 今回、前橋インターから乗り、途中、渋川インターまでオートマからマニュアルシフトに切り替え、6速から5速に落とし、エンジンの回転数を4000に上げ、エンジン内の煤を思い切り払い退けました。これでエンジン内もすっきりし、更に調子が上がるものと豪快なエンジン音を聞いて判断しました。

P1000124 【北から眺めた赤城山の最高峰・黒檜山(くろびやま)1828m】・・・Enlarge please!

 生涯に2回、ご覧の黒檜山山頂に立ちました。1度目は幼きときの長女と、2度目は近年、単独行です。その雄大さはきっと先史時代より、群馬の数々の名山はもとより、近くの外輪山の追随を許さぬ気高さを誇り続け、石器時代と変わらぬ雄姿を今に伝えているのでしょう。

 山岳とは眺める方角によって、その偉容さが異なって感じられるもので、黒檜山がこれ程、気高さを訴える山であったとは今回驚きました。赤城山系の山々をいろいろ登攀したことがあっても遠方より眺めることで、その山の素晴らしさを「客観的に把握できるもの」と認識を新たにしました。

P1000137

 川場村は幹線が通過してないことが幸いしてるのでしょう。今でも懐かしい日本の原風景が散在してます。忘れかけてた少年の頃の風景に出合います。それはまるで唱歌「里の秋」にぴったりの光景で、このような姿で代々に亘り人々は何百年も生活を繰り返して来たのでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=MXVzIjcifyc

 ところで、川場村には以前に吉祥寺に来たことがあります。ここにも静寂な佇まいと自然の水の流れの美しさに感銘を受けたものです。

486 【吉祥寺】

 一方、川場村にはいくつかの温泉が散在します。今回は武尊山近くまで愛車を走らせ、川場村の奥に位置する温泉で一人寛ぎ、天然かけ流しでもったいない感じです。一風呂350円も安いです。それは「富士の山ヴレジ」です。宿泊客以外は正午より入浴可能で、時間的に都合よく、初冬の今日は寒くて温泉の醍醐味をいつまでも味わいます。

P1000139

 一方、川場村の入り口に「川場田園プラザ」の名称で、道の駅が賑わいを見せてます。この地の特産物リンゴやブルーべリーをはじめとし、この地の野菜など農産物を販売してます。

 おそらく「田園プラザ」に一日いても飽きないでしょう。それは見て回れないほどの楽しみの館が散在し、山奥の自然に包まれた環境だからです。

P1000130 【川場田園プラザ】

 帰路は午後1時ごろ、沼田インターから乗りました。関越道の上りは空いており、スイスイです。

P1000150

 巨大な永井橋から永井トンネルに入る愛車です。今回も車間距離100mを厳守し、といっても、ウィークデイで他車が少なかったです。

 時々、【逆走車を見たら、井9910】の看板が目につきました。

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