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2015年12月24日 (木)

亡き母の故郷が白鳥飛来地に・・・高崎市木部町

P1000265 【鏑川河川敷にある標識】

 ウォーキングする絶好のチャンスは小春日和です。小春とは旧暦10月の異称であり、現在の11月~12月に相当し、移動性高気圧に覆われ、比較的温暖な日々です。しかし、平均すれば気温は低く、年末ともなれば身体はどうしても縮こまり、動脈は硬くなリがちです。

 このような環境下でも私たちは健康を求め、風のない日は自然散策を兼ね、積極的なウォーキングは気持ちも快活になります。併せて、心拍数が3~4割増すことから全身の血液循環がスムースになると考えます。

P1000259 【白鳥見学用にできた土手の階段】

 ところで、ここ群馬県高崎市木部町の鏑川は近年、コハクチョウの飛来地となり、見学用の看板や、岸辺に行くための立派な階段が完成しました。これから寒くなると飛来するのではないかと常にカメラ持ってウォーキング中、ついに遠路よりの来客に出会いました。

P1000501

P1000492 【多い日は20羽以上羽を休めてます。】

 一方、 私がウォーキング目的で時々訪れるこの鏑川の源流は荒船山近辺と考えられ、この度、世界文化遺産に登録された富岡製糸場のすぐ南を流れ、ここ高崎市木部町まで流れる一級河川です。この後、利根川の支流である烏川に合流します。

P1000250 【ここは上越・北陸新幹線の橋脚近く】

 実は、私の母はここ木部町で生まれ、幼き日に母(私の祖母)に連れられ、この鏑川あたりでハレー彗星を見た印象を【大きく箒の様であった】と子供の私に話したことがありました。当時、この辺りは暗くて、かなり印象深かったようです。母は1901年生まれであることからハレー彗星の出現は9才頃と想われます。

220pxhalleys_comet__may_29_1910【1910年のハレー彗星・・・ウィキペディアより】

 「ほうき星」といった幼き日の母にはおそらくこのように見えたのでしょう。

 ところで、本日、私は母の育った地域である鏑川の土手をウォーキングしました。土手の上は整備されて歩きやすく、この界隈で遊んだのだろう幼き日の母を想像しながら小春日和の中、昔と変わらぬ景色を眺めつつ約4Kmのウォーキングです。

 いつもながら、胸から前進し、軽く肘を曲げ腕を振り、踵から着地する「ウォーキングの姿勢」を意識しつつ、平時より少々大股気味で「スピード感」を一定に保ちます。

P1000255 【土手の上はウォーキングに理想的・・・Enlarfe please!】

 空気のよい自然の中を1分間110程の心拍数を確認しつつ前進すると、この世に生を受けてる喜びを改めて認識できるものです。

 心を厳しくして、この肉体をいつまでも活動的にするにはスムースな血液循環が第一で、同時に足腰の筋肉と骨に負荷をかけ「年齢を重ねても筋肉と骨を減らさないこと」こそ生命に重要であると心に誓います。

P1000266【幼き日の母が遊んだと想われるお宮の跡】

 生前の母と私は一度だけいっしょにここへ来たことがあり、「ここでよく遊んだものだ」と言ってました。

 ですから、この土手でのウォーキングは幼き日の母に会えるような気持ちです。今後も、ウォーキングを通して「スムースな血液循環」と「正しい栄養の摂取」に邁進します。 

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