黒檜を北から眺めると雄大・・川場村の温泉に寛ぐ
【関越道を走るAudi TT Quattro渋川IC~沼田IC間】・・・Enlarge please!
予てからゆっくり訪れたいと思ってた我が群馬県北部に位置する川場村へ、Audi TT Quattro黄色を走らせ関越道を北上しました。
Michelin Pilot Super Sports 245-40-18に履き替えた愛車は水を得た魚の如く、赤城山の西山麓を縦貫する路面に吸いつくかのように轟音と共にまっしぐらに武尊山をめざします。
本来のエンジンの調子維持のため、その実力を発揮させなければ、それは運転手の力量不足の問題であり、愛車も不幸な持ち主に嫁いだことになるでしょう。
今回、前橋インターから乗り、途中、渋川インターまでオートマからマニュアルシフトに切り替え、6速から5速に落とし、エンジンの回転数を4000に上げ、エンジン内の煤を思い切り払い退けました。これでエンジン内もすっきりし、更に調子が上がるものと豪快なエンジン音を聞いて判断しました。
【北から眺めた赤城山の最高峰・黒檜山(くろびやま)1828m】・・・Enlarge please!
生涯に2回、ご覧の黒檜山山頂に立ちました。1度目は幼きときの長女と、2度目は近年、単独行です。その雄大さはきっと先史時代より、群馬の数々の名山はもとより、近くの外輪山の追随を許さぬ気高さを誇り続け、石器時代と変わらぬ雄姿を今に伝えているのでしょう。
山岳とは眺める方角によって、その偉容さが異なって感じられるもので、黒檜山がこれ程、気高さを訴える山であったとは今回驚きました。赤城山系の山々をいろいろ登攀したことがあっても遠方より眺めることで、その山の素晴らしさを「客観的に把握できるもの」と認識を新たにしました。
川場村は幹線が通過してないことが幸いしてるのでしょう。今でも懐かしい日本の原風景が散在してます。忘れかけてた少年の頃の風景に出合います。それはまるで唱歌「里の秋」にぴったりの光景で、このような姿で代々に亘り人々は何百年も生活を繰り返して来たのでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=MXVzIjcifyc
ところで、川場村には以前に吉祥寺に来たことがあります。ここにも静寂な佇まいと自然の水の流れの美しさに感銘を受けたものです。
一方、川場村にはいくつかの温泉が散在します。今回は武尊山近くまで愛車を走らせ、川場村の奥に位置する温泉で一人寛ぎ、天然かけ流しでもったいない感じです。一風呂350円も安いです。それは「富士の山ヴレジ」です。宿泊客以外は正午より入浴可能で、時間的に都合よく、初冬の今日は寒くて温泉の醍醐味をいつまでも味わいます。
一方、川場村の入り口に「川場田園プラザ」の名称で、道の駅が賑わいを見せてます。この地の特産物リンゴやブルーべリーをはじめとし、この地の野菜など農産物を販売してます。
おそらく「田園プラザ」に一日いても飽きないでしょう。それは見て回れないほどの楽しみの館が散在し、山奥の自然に包まれた環境だからです。
帰路は午後1時ごろ、沼田インターから乗りました。関越道の上りは空いており、スイスイです。
巨大な永井橋から永井トンネルに入る愛車です。今回も車間距離100mを厳守し、といっても、ウィークデイで他車が少なかったです。
時々、【逆走車を見たら、井9910】の看板が目につきました。
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