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2015年12月21日 (月)

今でも影響を与え続ける高校時代の二人の先生

P1000241【今が盛りのピラカンサ】

 偶然、日本に生まれたことで私たちは幼時より両親や兄や姉から周囲の事象について日本語で話しかけられ、その音声と生活が結びつき、無理なく自然の姿で日本語が分かり、それを真似て話せるようになりました。文字は使いません。これが母国語です。

 一方、これとは異なる方法や環境で理解できるようになる外国語は、一般的には学校で教科として習う英語です。しかし、こちらは母国語を習ったような理想的環境と異なり、英語の時間だけです。しかも、私の学生時代の経験では、英語の時間も大概は日本語での説明によるものであり、英語を感覚的に捉えるというより、教科書や黒板の文字を見て頭で理解するものでした。

 英語の授業では、先生の発する言葉を目や口元を見て真似するのではなく、まず文字を目で見ることからが私の中学一年の英語導入でした。今思い出すと中高では試験で90点以上をめざし勉強したものです。

Asamanidoage【高校二年に初めて登った浅間山山頂2568m】

 しかし、若き日の私の心に強烈であったのは、高校に入ったとき本物の先生に出会った気がしました。

 まず、英語は他の教科と本質的に異なる勉強であると感覚的に捉え始めるようになりました。特に、一年のときの英語のS先生は教室に出席簿だけ持って入り、自らの教科書を持って来ないのには驚きました。もしかして、すべての文章が頭に入ってたのでしょうか。生徒に読ませ、自らはよく聞き、発音を訂正したりしてたように思います。黒板にはポイントを書き、今思うと当時としては英語力ある先生と心から感心したものです。

 二年になると音楽の授業があり、音楽は元々好きな科目であった上に、かなり個性的なH先生に教わることとなり、このため、英語と音楽は私にとって充実この上なく、授業時間が短く感じ、集中できました。二年になり英語担当の先生は変わっても英語は最も充実した時間になり、家でも予習中心になりました。

 ところで、前述のとおり、一年のときの英語のS先生は教科書をすべて覚えていたと想われ、私はそれを真似するところまではできませんが、教科書で学習してる範囲を数回、全文書き取りをしたものです。これは自ら思い立ったので、日本語訳もしました。それにより、教師がどう訳すか聞き逃さない態度が育ちました。

 この学習法が当時の私には画期的なこととなり、文章の中でポイントが分かり始め、定期試験では教師が出題するであろう内容は自ずと推測できるようになり、見事に命中です。

 その内容は熟語や新たな単語、関連する前置詞を結びつけるもので、試験では80~90点は取れるようになり、他の教科は優秀な友人が英語については私に訊きに来ることが起こるようになりました。

Dscf0091 【イギリスレース鳩月刊誌ビクトリアルの表紙を飾る】

 このように、私が英語や音楽が好きになったのは高校時代に今は亡き英語のS先生、同じく、すでに他界した音楽のH先生との出会いであり、その影響が半世紀以上経過した今日でも、日々、私の心を虜にしてます。

 英語については最初の就職が海外日本人学校勤務としてインド滞在につながり、レース鳩飼育では、より深く飼育法を学ぶためイギリスのレース鳩月刊誌ビクトリアルを購読したり、現在ではウィークリーの英文を購読してます。フェイスブックでは日本語とその英訳を掲載したり、群馬県国際理解教育研究会のメンバーにつながってます。

 高校時代に素晴らしい先生に恵まれ、その後、【英語と音楽】が結びついたのは、インド滞在中、Calcutta Symphony Orchestraのユダヤ人常任指揮者Bernard Jacob氏に弟子入りし、指揮法を学ぶことにつながったことです。すべて英語による指導で内容はべートーベン、モーツアルト、メンデルスゾーンなどの指揮法でした。これが帰国後、高校での吹奏楽指導に結びつきました。

P1010840【レース鳩のことでThe Japan Timesに掲載される】

 ところで、私自身はできなかったが、教師にとって大切なことは担当教科目について深く、広い実力が基本であり、併せて、ユニークな人柄、併せてユーモアある態度が、生徒にとって魅力が感じられ、生徒の生きる力に影響を与えることになるのではないでしょうか。

 生まれ変わることができるのならば、次回も高校音楽の教師として今まで以上に音楽芸術の素晴らしさを伝えたいと思う。

 ところで、口を使う英語と指を使う音楽は、現在、問題になりつつある高齢化社会での生き方、そして、認知症対策に大きな効果があると感じてます。 

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