スチール号の直仔5羽を種として生かしたい
【懐かしいスチール号の雄姿】画像はすべて拡大しご覧ください。
当舎にはオランダN1000K総合優勝鳩スチール号がいました。3年ほど前、老衰で世を去り、現在は直仔に♂2羽♀3羽の5羽が在舎してます。
今春の交配時期は一般に行われるより遅く「発育の良さを優先」し、暖かくなる3月を予定してます。果たして往年のスチール号の血が蘇るか、それはBreederである私のレース鳩に対する感性と交配技術が問われるところです。
それでも、当舎ではスチール号孫に、すでに1000K翔破した「稚内モザイク号」が在舎し、現在、主たる種♂として余生を送ってます。有り余る健康そのもので今後、数年は種として活躍してくれるでしょう。
今春、稚内モザイク号交配鳩は当舎の貴重な1羽である岐阜県・香山鳩舎作「オランダ長距離系デ・ヨング89号」孫の2484号BCWP(写真下)を予定してます。この鳩の先祖にはオルハン・ミラー号、スーパーイヤリング号、そして、前述のスチール号が祖父です。
このため、この2羽を交配するとスチール号の孫同士として近親ペアになります。しかし、あくまで種鳩作出を目的とするため、近親交配であっても「血が濃過ぎず」、「薄過ぎず」の丁度よい割合ではないかと考えます。
それは孫同士(いとこ同士)であってもスチール号の交配♀が異なるので、人間のいとこ同士の結婚より血は二分の一の割合で薄いです。
ところで、前述の通り、5羽いるスチール号直仔の1羽(下の写真1430号)は立ち姿がよく、目が聡明で手もちがよく健康そうなメスであることを再確認しました。未だ4才で種として活躍できるでしょう。
この鳩の母は1000K翔破ネナ号の直仔【5507】であり、北海道デカ橋鳩舎における昨春・東舞鶴GN総合7位の母【カッキーチェ】と同腹です。
これら「スチール号」直仔、及び、「稚内モザイク号」直仔を長距離系統として今後を見据え、すでに60年レース鳩飼育してる私は、「自身の健康に最も留意し」、与えられた人生をレース鳩への情熱に注ぎ、あと20年くらいは長距離レース鳩の研究と連合会におけるレース実践をめざします。
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