寒中は食事、適度な暖房、運動で身体を温める
【倉賀野町を流れる烏川で羽を休める鴨たち】Enlarge the image please!
1年で最も寒い時季です。この時季を快適に過ごすには、三つの面から身体を温める工夫が必要と考えます。
私たちの肉体は、ほぼ36℃の体温を保ち生命を維持してます。日常生活にあって寒さは血流を悪くし、血圧の上昇を招き身体に堪えます。体温は生命の基盤であり、今の時季、例えば山岳遭難すると低体温症=hypothemiaとなり、途端に生命が危うくなります。
ところで、現在の日の出は冬至より5分ほど遅く、群馬県の今日の日の出は6時55分でした。明け方、霜が降り、外の水道が凍りました。
一方、年間を通じて最も早い日の入は12月8日頃の16侍28分であり、今日(1月14日)の日の入は16時45分です。日の入に関してはすでに17分も遅くなり、日が伸びてることが実感できます。
このように【冬至を挟んで前後の日の出と日の入時刻の動きが等しくなく】、時間的に「ずれ」が生じる理由については、地球が本当の球体でなく極地が縮まり、赤道付近が膨らんでることによるかもしれませんが、事実は分かりません。今後、私はこの理由を考えたいです。
因みに地球の直径は、北極から南極まで12712㎞であり、赤道から対蹠点の赤道までの距離は12754㎞(ベッセルによる)と計算され、赤道付近が少々膨らみ、その直径の差は約42Kmであることに起因するか、あるいは地球の公転軌道が円でなく、楕円形=ellipticalであることに起因するか、あるいは、その他の理由によるものか研究の甲斐があります。
【ウォーキングコースにある標識、江戸時代、倉賀野は舟のターミナル】
本題ですが、寒い今の時季に身体を温かく保つには先ず温まる食事です。特に朝食は日本古来の温かな味噌汁が効果的で、具は根菜類がよいとされ、中でもショウガは身体を温める効果があるとされてます。
一方、室内の生活では太陽光が十分に入る南側の部屋が望ましく、寒く感じたら適当に暖房器具を使います。また、就寝中は温かな寝具が良く、特に、寒い風呂場や脱衣場は命取りになることがあり、絶対に避けなくてはなりません。
逆に強力に身体を温めるには有酸素運動が相応しく、天気の穏やかな日の午前10時から正午くらいまでの時間帯のウォーキングが理想と考え、私は週2~3回、下の写真の土手を4~6Kほど肘を少し曲げ散歩より速いスピードで歩くようにしてます。
【鏑川の土手】・・・Enlarge the image please!
土手は車の心配や信号がなく、空気の良い中をどんどん進めます。というより体と心が自然に前進したくなる環境です。先ず、自らに適したウォーキングコースを発見することが基本です。往復6Kmあるこの土手をウォーキングすると1時間20分前後です。
ウォーキングのポイントは、天気が良い日で外気が温かくなった時間帯です。早朝は血圧の観点からマイナスであり絶対に慎むべきです。
また、寒い日も強制的に行うことはマイナスです。風がなく晴れて暖かな自然の恩恵を受けつつウォーキングすることが大切です。あと20日で立春です。立春を過ぎれば日の出、日の入共に急に変化します。
イギリスの詩人Shelleyの言葉 O, Wind, if Winter comes, can Spring be far behind?「冬来たりなば春遠からじ」。寒くても身体を温め、希望を持って生活したいものです。
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