果物は量を少なく、野菜は種類を多めに食す
11年前、妻に先立たれ、すでに1万2千回の孤食の日々です。少子高齢化社会では誰でも一人暮らしになる可能性が大であり、日々、栄養面を考え三度々々の食事を、自ら用意できるかどうかが健康長寿の源であることは確かです。
特に男性は若い頃より、食事作りに慣れておくことが必ず到来する老後において生きる基盤になります。
私は食材の買い出しや食事の用意に慣れました。最近は、新たな料理にも挑戦し、創意工夫を重ねながら、まあまあ栄養的にバランスのとれた三度の食事になってると思われます。
今までは、朝食も7時から営業してる近くの食堂へ行ってましたが、最近、そちらは週に一度ほどに減らしてます。慣れると自分で作った方が美味しく感じ、費用の面でも若干、助かります。
実は一昨年と昨年の今頃は風邪をひき、30年ぶりに熱が出ました。一人暮らしはこれが最も辛いことです。次第に身体の衰えかなと思いましたが、今年は健康のためにウォーキングに徹し、運動と栄養を工夫した結果、大寒が終わるというのに風邪をひきません。
昨秋から庭にリンゴ、アンズ、キンカン、イチジク、柿など果物の木を植え始め、将来の食生活でビタミン不足解消をめざしてます。キンカンはすでに青い実がなってたものを手に入れたことから、年末から毎日3~4個もいで食べてますが、いくらもいでも見た目に減りません。未だ青い実もあるので、あるいは次々に実ができ成長してるのかもしれません。
キンカンの効用は風邪をひかなくなるようです。なにしろ、皮と種も丸かじりできるので食べ方が楽しいです。そのまま「噛んで食う」のです。因みに英語ではcumquatと表記し、発音は「噛む食わっと」です。まるで食べ方がそのまま英語の音になってます。
果物はビタミンの作用により、身体の動きを活性化するといわれ、果物の甘酸っぱい味と香りは食生活を豊かにし、心も和みます。
ところで、栄養学に素人の私ですが、果物は摂り過ぎないことが賢明に思います。果物の美味しさとは要するに甘いことです。特に、梨、桃、などは甘くておいしいことから、つい食べ過ぎがちになります。
果物の食べ過ぎがよくない理由は、概して糖がたくさん含まれてるからで、健康にとってマイナス要因と考えます。大きい果物は結果的にどうしても量を多く食べがちです。これは糖尿対策に逆行すると考えます。その点、キンカンは小さいので食べ過ぎることはないでしょう。
一方、野菜に関してはそのような心配なしに種類も量も多めに食することが身体の活性化にプラスになるでしょう。
ところで、私は最近、ニンニクにとても拘ってます。それは料理法です。美味しい食べ方を「どんどん」で教わりました。これはニンニクを皮ごと株のまま一度、柔らかくなるまで蒸します。その後、改めて炙ります。結果的に、匂いが減り、食べやすいです。少々のジャムやお好みの調味料につけて食べます。アメリカの研究では、ニンニクは癌対策に効果がある優れた食材と報告されてます。
| 固定リンク
「がん予防」カテゴリの記事
- 就寝前、一杯の水は「宝水」・・・優れた便秘対策(2018.03.11)
- 朝起きたら・・・先ず「がん」対策(2018.02.08)
- PSA検査は優れた腫瘍マーカー・年一回の検査を(2017.09.11)
- 果物は量を少なく、野菜は種類を多めに食す(2016.02.01)
- 胃の粘膜を傷つける刺激物を減らしたい(2013.09.05)
「血圧対策」カテゴリの記事
- 果物は量を少なく、野菜は種類を多めに食す(2016.02.01)
- 私の歩く目的はただ一つ・・・血流を速めること(2011.11.03)
- 私が実践している血圧降下のための対策(2009.06.11)
「健康食」カテゴリの記事
- 寂しくとも 大腸を刺激する 夕食に(2022.10.29)
- 一人でも 毎晩充実 する夕食(2022.08.28)
- 緑の中 光合成で 生かされてる(2022.05.26)
- カボチャは カンボジアから 入った訛りか(2021.08.12)
- 金柑が鈴なりであることを今日気づく(2020.10.28)
コメント