今後の長距離用種として2羽をセレクト
【当舎自慢の水浴場・・・鳩が飛込みやすく、使用後、水は下水に】
60年間レース鳩飼育を続け、11年前に妻に先立たれました。その後、二人の娘は独立し、私は一人暮らしを余儀なくされてます。私自身の食事作りを始めとして、ウォーキングなど健康維持に生活の大半を費やしてることからレース鳩の管理は二の次になってます。
持寄り後やレース帰還日の時計合わせ後、帰宅してから食事作りが大変であることから、現在はレースに参加せず、通常の飼育をしており、家庭事情が改善した暁には長距離レースにチャレンジできるよう、今春も作出に夢を膨らませてます。
現在、朝の舎外は1時間をめざし、朝夕の給餌、週1~2回の水浴、清掃、11ペアの交配を実施し、数年後のレース再開に向け、長距離系種鳩の「作出」を中心とした飼育です。
鳩界にも高齢化の波が押し寄せ、昨今のレース鳩飼育は、飼育者の体調が次第に鳩どころではない状況に追い込まれることが多くなり、鳩より「自身の健康が第一」となり、レースを断念せざるを得なく、近隣の連合会でも飼育断念の会員が増加してます。
レース鳩の病気対策やレース必勝法はプロ級であっても、自身の健康増進に関して、積極的に肉体を鍛える人は少ないようです。
レース鳩の舎外を強制したら自身もそれに匹敵する運動を心掛けること位は実践すべきで、足腰に筋肉をつけたり、認知症対策として、脳を使う場面を持ち合わせるべきでしょう。今、叫ばれてる、散歩とは異なる「ウォーキング」は心身の健康維持に実に効果的です。
ところで、5年後のレース再開に向け、最近は長距離用の種鳩を作るべく、交配を試みています。写真上のモザイクは1才ですが、動きと表情がよく、姿勢は如何にも健康を表わし、見るからに精悍な顔立ちは父「稚内モザイク」の血統をよく受け継いでます。今後、種♂として期待する1羽としてセレクトしました。
一方、種の管理については、運動不足から太りがちになりやすく、餌の量と種類、品質には年間を通じて拘ってます。前回も書きましたが、レース鳩にとって、大麦は意外に健康食であると感じてます。食べても早く消化し、空腹感が早く来ます。
ただ、カビ対策、湿気対策は必須です。私は混合はもちろんすべての餌の天日干しを実践します。
鉱物飼料については、国内二種とベルギー製をミックスし、それにレッドストーンを加え、中身を多種にしてます。古いものは思い切り捨て、新鮮なものを与えるようにします。
オランダN1000K総合優勝「スチール号」は3年ほど前に死亡しましたが、直仔5羽が残っており、交配相手を精選し、再度、よく出来たものを種用にして、レースに備えます。
「追伸、今春は3月25日にこの2羽を交配しました。」
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