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2016年4月18日 (月)

今の時季、深夜2~3時に火星とアンタレスが接近

Photo 【さそり座の中心の星アンタレス】ウィキペディアより転記・・左上は火星

 古代ギリシャローマ時代と比較しても、現在の天体の動きはあまり変わらないのでしょう。私たちの住む地球から見た場合、有名なさそり座=the Scorpionは一般には夏の星座といわれますが、すべて星座は一日一回地球の周囲を一周するように見えることから、夏のみならず、現在の4月でも深夜になれば「さそり座」は南の空にあり、名が示す通り、蛇行した尾を持つ恐ろしい姿で地上を威嚇してるかの如くです。

 さそり座の首の位置にひときわオレンジ色に輝く一等星が有名なアンタレス=Antaresです。明るいのですぐに分かります。アンタレスの位置は赤経16h29m、赤緯-26°25′であり、毎年12月初めに決まって太陽が近くを通過します。上図の赤い点線が黄道です。

 実は太陽以外に黄道近辺は月を始め惑星たちが通過する軌道であることから、時には火星=Marsがこのアンタレスに接近し、互いにオレンジ色した個性ある明るい星同士が対抗するかの如く見えることがあります。

 実は今年は4月にこのアンタレスと火星が(私たちの地球から見て)接近して見えてます。互いに情熱的な色彩を誇るかの如く、ライバルのように張り合って見えます。もちろん、実際は全く接近せず、二つの星は考えられないほど離れた距離にあります。

 2000年以上の古代より、いや、人類には考えられないほど大昔より、この現象は幾度となく繰り返され、アンタレスという名称そのものが、ギリシャ語で「火星に対抗する」という意味で命名されたといわれてます。

 どうぞ、深夜にほぼ南中してる火星とアンタレスのライバル同士をご覧ください。互いに相手を意識してるように近くで、だいだい色を帯びて輝いてます。もちろん、火星は太陽の光を反射し、火星の表面は酸化鉄で赤みを帯び、このような色彩に見えると考えられてます。

 アンタレスの大きさは太陽の数百倍と考えられことから、惑星である火星とは比べものにならない大きさであっても、私たちの地球から見ると優劣なく見えます。

 なお、現在、火星のすぐ東に土星が並ぶように接近してます。

P1000951 【開花した赤紫の藤】

 ところで、このブログの右上から入れる国際宇宙ステーションから送られてくる映像は誠に感銘します。60年ほど前、当時のソ連宇宙飛行士ガガーリンが「地球は青かった」の言葉を発し、私たちは驚いたものですが、現在は誰でも彼の言った言葉をリアルタイムな映像により確認できる時代であり、科学技術の発展は正に驚愕と言わざるを得ません。

 どうぞ、ご覧になってください。映像は拡大するとISSに搭乗してる気分です。1周90分なので時々地球の夜に差し掛かると真っ暗で何も見えませんが、すぐに夜明けとなり、4台のカメラで見る地球の表面は見ごたえがあります。

 常に白い雲に覆われていても、時には陸地が見えます。夜中に見ると日本は夜なのに、地球の半分は昼であることが認識でき、また、金星なども時々輝いて見えます。

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