一日のうちで椅子に座ってる時間を減らしたい
最近、サルコペニア=sarcopeniaという言葉を耳にしますが、これは「筋肉が減少」する状態を指します。
学生時代に習った有名な「ルーの法則」は「1、筋肉は適度に使えば発達し、2、使わなければ退化し、3、過度に使うと障害を起す」です。
学生時代は体育の時間があったり、部活動があり、通学に足腰を使うので結果的に筋肉は意識せず鍛えられましたが、社会人になってからは仕事上、事務職などは座って行う作業が多く、結果的に一日のうちで立ってる時間が少なくなります。
サルコペニア対策にどう立ち向かったか私自身を顧みると、比較的立ってる時間を多くするよう努めてました。一日中だらだらテレビを見ることはまずありません。
どうしても見たい番組は「朝の連続テレビ小説・・・トト姉ちゃん」、「お笑い笑百科」、「笑点」、「新婚さんいらっしゃい」が必見です。これ以外はあまり見ないので受信料がもったいないです。
前述のルーの法則の2番は「筋肉は使わなければ退化する」です。年齢が増す度に筋肉を落としてはならないことは頭で理解できても、現代社会は「便利すぎる世の中」であり、テレビさえ、動かずにリモコン操作で、歩くことが少なくなってます。
一方、食生活は昔では考えられぬほど高タンパク、高エネルギー食品が巷に溢れており、スーパーでは一年中、美味しそうに並んでます。つい、購入しがちですが、強い心を持って健康食品を選ぶ習慣を身につけ、可能な限り歩く生活が健康維持につながると考えてます。
それどころか、近くにある階段を見つけては昇り降りする習慣を身につけたいものです。歩くこと以上に階段は足腰の筋肉増強につながります。
私たちは生活の中で椅子に座ってる時間を徐々に減らすよう努め、できることなら写真のような階段を登ることは筋肉増強にかなり効果があると考えられます。また、スピードを保ち、腕を振るウォーキングは足腰のみならず、上半身の筋肉増強に効果が期待できます。
一方、健康維持に大切なことは身体の柔軟性です。例えば、ラジオ体操するには「両足の幅を1m前後広げて」行うと、身体の動きが変化することに気づきます。どうぞ、確かめてください。
週一回夕食に行ってる高崎駅前「炙りや・どんどん」のマスターが座ってることを見たことがありません。その結果でしょう。初めてお会いした30年前と心身ともに変わらぬお方です。
私たちが、できる限り「座らない生活習慣」を実践するには、結果的に座らない作業を選ぶことです。その点、花木の世話は足腰によく、高いところでの剪定作業は三半規管を研ぎ澄まします。
季節は一年で最も活動しやすい時季です。老いを遠くに追いやる気持ちで、活動的に生活し、心身ともにアンティエイジングに没頭したい。それには、筋肉を減らさないことです。自分自身とは何かと言えば、それは「筋肉の中に生きてる」と実感すべきです。
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コメント
カッキー先生ご無沙汰しています。
お元気そうで良かったです!
当舎
八郷国際鳩舎 700k全国優勝しました。
名前を考えているのですが読み方を教えて下さい
Earnest wish号にしたいのですが
日本語読みはイアーネスト ウィシュで良いのでしょうか?
また、意味は悲願と辞書で調べましたが
合っていますか?
お教え下さい。 ピジョンクレイジー拝
投稿: ピジョンクレイジー | 2016年4月 8日 (金) 00時34分
ピジョンクレージーさんへ
この度は八郷国際鳩舎で700K全国制覇を成し遂げられ、誠におめでとうございます。こんな栄冠はありません。
さすが素晴らしい血統の鳩舎であることが世に証明されました。 これを祝って富岡あたりで一杯飲みたいですね。
仰せのEarnest wishの意味は「悲願」や「強い願い」という意味で、発音はカタカナで示せば「アーネスト ウィシュ」です。
投稿: カッキー | 2016年4月 8日 (金) 01時14分