将来、大きな「源平しだれ桃」に育て上げたい
【幹がくねってる満開の源平しだれ】・・・拡大してご覧ください。
3年ほど前、前橋農協花木センターで購入した高さ1m50㎝ほどの「源平しだれ桃」の幼木は今では3mほどの高さに成長し、綺麗に紅白に咲き分けてます。写真では幾分か白が多く見えますが、実際には白の枝に赤が混ざったリ、絞りも含まれてることから色彩的にバランスを保ちつつ成長し、将来が楽しみになってます。
私はこの「源平しだれ桃」を我が家の一つのシンボルになるよう期待し、築山の最も高い位置に植えました。しだれる枝は低い所に植えると枝が地上に接触してしまうので、高い位置に植えると年間を通じて優しい枝ぶりが観賞できます。
開花時期は2~3週間であり、いわゆる「旧暦の桃の節句」が含まれます。今年は4月9日です。高い位置に植えれば残りの11ヶ月半は樹形を味わえることになります。花木の楽しみは二つあり、一つは花の色彩を味わい、もう一つは樹形を楽しむことです。美の要素は二つあり、それは「形と色彩」です。
その点、この源平しだれの幹はヘビのようにくねっており、おそらく植木職人が幼木時に、紐で暫く固定して強制的に曲げていたのでしょう。その成果が今になって味わえるのでプロの技術は有難いことです。幼木時の技がこの樹木の一生のスタイルを決めます。
同様に、人間についても幼い時に受けた適切な教育こそ、その人の人生を素晴らしい方向へと導くものでしょう。
ところで、この樹木に対して私ができることは「年間を通じ根元に水を溜めること」「5月のお礼肥と、1月の寒肥え」位です。もちろん、樹形を考え剪定を4月下旬に行います。
この樹木はしだれであることから、高い位置から枝がしだれ、その枝に紅白に咲くように期待してます。それには毎年、開花が終了したら下部の枝を切断し、枝を上に伸ばします。この方法で樹高が伸び、高い位置から枝がしだれます。
剪定方法は、四方八方から眺めることです。剪定がすべて終わってからでは失敗するので、一枝剪定しては遠くから眺めるようにします。
一年中、水遣りは日課です。築山の頂上は富士山のようにコニーデ型をしており、頂上のクレーターに水が溜まるようにしてあります。ここへ朝夕、水をたっぷり与え、最も下の根に到達するよう時間をかけ少しずつ水を流し入れます。
隣は以前にあった大きな花桃の子孫です。落下した種から成長しました。自然とは、自身が朽ちても優れた方法で子孫を残してることに驚かされます。こちらは「羽衣」という品種で桃色の花のみです。 この木の親はイギリス発行レース鳩月刊誌「ビクトリアル」から鳩舎と共に世界中に紹介されました。
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