腕を振るウォーキング・・・呼吸筋を鍛えるつもり
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日本の総人口に対する65歳以上の割合は26%であり、4人に一人です。65歳以上の女性人口100人に対する男性人口は75人といわれます。(平成26内閣府)
このまま年々、少子高齢化が進むと支えてくれる若い人口が激減し、医師不足、介護者不足が起こり、多くの高齢者は体力的、経済的に困窮し、路頭に迷うことは明白です。
本格的な超高齢化時代を目の前にし、私たちは先ず、何をおいても自らの体力を養っておくべきです。時間を作ってウォーキングするなど足腰の鍛練が高齢化社会を生き抜く基盤になります。
運動はのらりくらりでなく、スピード感を持って行うことがポイントであり、農作業や庭いじり、ゴルフ程度では身体を改善する運動にはなりません。「スピードを伴ったウォーキング」に努めることが「将来の寝たきりを防ぐ」事前の対策になります。
ところで、私は水泳こそ全身運動であり、有酸素運動であることから理想のスポーツと考え、一時、続けてましたが、ある日、水泳した後、膝に物凄い痛みが生じました。原因は何かといろいろ考えた結果、水泳によって「膝が冷えた」ことに気づきました。
温水プールであっても、温泉のように温かくはないので膝が冷え、激痛が走り、それ以来、水泳を止めたら膝が痛いことはなくなりました。整形外科に行くと多くの場合、不具合の個所を温めます。水泳は良い点もありますが、高齢者にとって、足を冷やすことは健康にマイナスと考えます。
私たち人間は水中でなく地上で生活する動物です。環境の良い場所でウォーキングすることが自然の理に敵い、道具もお金も不要で、どこでもすぐにて出来、足腰のみならず全身の筋肉増強に極めて有効と考えます。
【私のお気に入り鏑川土手コース】・・・通常4Kを40分以内で歩く
私の考えでは、将来、寝たきりにならないためにもウォーキングは散歩のイメージでなく、一定のスピードを伴うことが効果があり、心拍数は100前後が適切でしょう。これでも平素の心拍数の1.5倍の速さになります。
ウォーキングは踵から着地するフォームが基本で、肘を90°ほどに曲げ、肘を後ろに突き出すとスピードが上がります。
腕を前後にしっかり振る動作は結果的に横隔膜など肺の周囲を取り巻く呼吸筋の「強化と柔軟性」に結びつき、平素の呼吸にプラスに働くと考えます。肺は自身では呼吸できず、数種の呼吸筋の収縮に因ります。
こんな点からも「ウォーキングは散歩でなく、大きく腕を振り、正面を見ながら進むことが足腰と呼吸筋の鍛錬につながり、QOL(Quality of Life)=生活の質を高めます。
平素の生活で「歩く速度が遅いと、将来、寝たきりになる可能性が大であり」、逆にスピードあるウォーキングを心掛ければ、将来、起こりうる「寝たきりの防止」につながり、元気な今のうちから週に1~2回は軽快なウォーキングを生活に取り入れたいものです。
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