魅力ある色彩・・・オリエンタル・ゴールドの黄色
【今朝、咲きだしたオリエンタルゴールド】・・・拡大してください。
植物の研究者は既存の植物に比較的近い品種を交配し、剛健な品種の開発に力を入れてるようです。以前に拙いブログで取り上げた「春一番」という名称の植物も、ツツジにシャクナゲを掛け合わせた人為的な植物であり、華やかなにして、花の日持ちがよい品種です。
今回、取り上げた「オリエンタルゴールド」はその名の通り、東洋の金のイメージでしょうか。初めてこの黄色の表情を見たときは、暫くその場から離れられず、まるで恋人と巡り会ったかのような感銘でした。
実は、この「オリエンタル・ゴールド」も人間によって生み出された植物といわれ、それは芍薬と牡丹の掛け合わせです。結果的に花弁がなかなか落下せず、いつまでも咲き続ける強さを産んだようです。
先日、埼玉県花木流通センター(花園)へ遊びに行き、帰りがけにこの植物が目に留まりました。透き通った黄色の大輪は暫く私を帰らせませんでした。
平素、比較的大きな花木のみに興味がある私としては珍しいことです。「よしっ」これをゲットしようと心が弾みました。その日はそのまま帰宅し、翌日、開園と同時に蕾の多い二鉢を購入しました。
植木鉢の植物は一本が17本に増えた君子蘭くらいで他の植物はあまりありません。あるのは花桃の実生で生えた子供や、自然に生えたねむの木の子供です。
今回、高さ1mほどの台を作り、オリエンタル・ゴールドが近所の皆さんにとって、前の道から観賞しやすいようにしました。
ところで、植物には太陽光を好むものと、半日蔭を好むもの、水はけのよさを好むもの、水がないとすぐ萎れるものなど多種多様です。その植物の特性を知ってこそ、順調に生育します。私の場合、師匠がいないので、残念ながら失敗を繰り返して(枯らして)植物から教わった事ばかりです。
こちらはすでに開花が終わり、来春の準備に入り、逞しさ溢れるアヅマシャクナゲです。新芽が勢いよく出てます。半日蔭を好むことから、大きな「しだれ梅」の枝が直射日光から葉を守ってます。今は朝夕、水遣りです。
オリエンタル・ゴールドの蕾を数えると、今春は全部で八つの花が見られます。植木鉢を大きくしたので数年はこのままにします。
来春の芽がすでに数本、根元から生えており、開花中であっても、もう次への準備に入ってます。こんな準備に植物の永遠性が感じられます。私たち人間も「常に次への準備を怠らない生き方」をしたいものです。
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