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2016年6月30日 (木)

夏至のころ咲く「紫君子蘭」「サボテン」「ねむの花」

P1010458 【紫君子蘭=agapanthus】・・・拡大してご覧ください。

 三年ほど前、引っ越してしまった隣の家から頂いた「紫君子蘭」の根の一部は今では直径1mほどの大きな株となって毎年、夏至の頃に咲き始め、今を盛りに薄い青紫の花が咲き誇ってます。

 前の道を通る人の目にも留まるようで、私も毎日見てますが、とりわけ今年の開花状況は勢いよく花弁の色彩に深みがあります。

 例年より、茎が長く、およそ80㎝です。これには心当たりがあり、早春よりほぼ毎日、灌水したからです。肥料は与えませんが、他の花木に水を与えるとき、紫君子蘭の葉にも十分に与えました。

 一般的に、植物が成長するには「何と言っても、たっぷり水を与える」ことで、同時に水はけの良さが肝要です。すでに10日間ほど咲き続けており、今後も暫く咲く気配です。

P1010423 【サボテン=cuctus・・・こんなに咲くのは初めて】

 一度にこんなにたくさん咲くとは、私の近未来に何か良いことが起こる前兆でしょうか。

 実は、今春大きな植木鉢に植え替えました。土はホームセンターで108円と安いものを購入し、こちらも時々灌水したからでしょう。こんなに咲いたのは初めてです。「おしくらまんじゅう」から解放されたことが功を奏しました。サボテンの根はゆったりしたのでしょう。

 しかし、この植物の宿命です。それは早朝3時ころ一斉に開花し、その日の午後1時ころには萎みます。何と短い花の命でしょう。それでも、今年は樹木に勢いがあり、小さな蕾がいくつか確認できるので今後もまだ咲く気配です。

 このサボテンも元は小さな1本でしたが、ご覧のように子供がどんどん増え、植え替えても「おしくらまんじゅう」の様相です。

P1030855【ねむの花=silk tree】

 こちらは珍しく葉が就眠運動する「ねむの花」です。葉はご覧の通り小さく、左右対称にたくさんついてます。1本の枝におよそ50枚です。この対称になってる葉が夕刻から明朝まで、ぴたっと閉じる不思議な植物です。

 何故このような性質があるのか不思議です。こちらも灌水によって樹高が3mほどになりましたが、高い位置では花が見難いことから、昨年、途中で切断し観賞しやすくしました。

 このほか、もうすぐ開花するのがサルスベリです。こちらも例年より樹勢が盛んであり、樹高も高くなって花が色濃くなる気配です。すでにたくさん蕾が付き、開花はスタンバイです。根元の周囲はクレーターのようにし、朝夕、井戸水を満杯にします。

P1040005 【百日紅(サルスベリ)=Crape myrtle・・・2年前の写真より】

 今ではこの姿より一回り大きくなってます。果たして深紅の開花となり、文字通り、百日間開花するでしょうか。頭でっかちなので強風対策として三方向から紐で引っぱってます。

 ところで、サルスベリの天敵は小さなアリです。顎の力が強いのでしょう。幹の中に空洞を作り、住み家とし産卵します。あまりの多さに驚きます。かわいそうですが、毎日、除去してます。そうしないと次第に樹木が弱ります。樹齢10年ほどなので22世紀まで咲いてほしいです。それまで頑張って育てるつもりです。 

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