樹木生い茂る「棚下不動の滝」の轟音を満喫
【大きく湾曲してる利根川】・・・Enlarge please!
友人アルカディアさんの掲示板を覗いたら、私を惹きつける光景が飛び込んできました。それは利根川がダイナミックに湾曲・蛇行する画像です。何百万年前という先史時代より続く利根川の成せる動きを己の目でぜひ認識したいと思い、本日、車で現地に向かいました。
アルカディアさんの写真【上】では、私は中央の樹木の所は利根川の中州と思いましたが、実は数年前、友人Samuel Toddさんたちとバーべキュウをしたことのある「日出島(ひするま)キャンプ場」であることが高い位置から見て分かり、数年前の楽しさが蘇って、一種の感動を覚えました。
今の季節は適温で、しかも、水量も多くなく利根川でのアウトドアースポーツは好条件でしょう。
ところで、今回はこの近くに存在する「日本の滝100選」に選ばれた「棚下不動滝」見学も目的で、駐車場から急こう配が続く歩道を一人てくてく登りました。
恐る恐る登りつめた途端、最初の写真の光景が眼下に広がり、群馬の大自然の姿を本日も噛みしめることになりました。想像以上に急峻な位置です。誰一人いない赤城山西端の大きな崖は延々と沼田の方まで続いてます。
【この崖の下を棚下と呼ぶ】・・・Enlarge please!
実は、この写真は二つある棚下不動滝の雌滝です。水源は赤城山西山麓で、滝の高さは推定40m、今後、梅雨になると水しぶきが壮大でしょう。
一方、棚下不動滝の雄滝はかなり近くまで行けるようですが、落石の心配から近寄ることは禁止になっており、私は可能な限り近くまで行きましたが、樹木の生い茂る静寂の中、豊富な水量が轟音を響かせてます。
雄滝の長さは37mといわれ、人知れず奥山で旧石器時代以前より悠久の時間、水が落下し続けてるのでしょう。
今回、散策した山道では誰一人会わず、内心、熊と遭遇するのではないかと危惧しましたが、こんな危険な場所は餌もなく、熊は生息しないと自らに言い聞かせ、平素ウォーキングしてる足腰を生かし、急斜面を寂しく歩きました。
帰路はカーブし危険極まりない狭い道、左は断崖絶壁、右下は千尋の谷を恐る恐る通過し、暫くしたら渋川の街並みが遠方に見えホッとし家路に向かいました。
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