健康は築くもの・・・有酸素運動と筋トレを取入れる
サルスベリの天敵は多くの小さな蟻であることを先日のブログで書きましたが、どの生物にとっても何らかの天敵がいるもので、飼育してるレース鳩の天敵は猛禽類です。舎外運動すると悲しいことに一ヶ月で数羽が帰還しないことから、飛翔中にどこかで鷹や隼の餌食になってると推測します。
上の写真の梯子は蟻の穴を見つけては塞いだり、かわいそうですが、赤く小さい蟻を除去するために掛けてあります。
一方、蟻に蝕まれるマイナス点より、幹を成長させることで樹勢を高め、枝を四方八方に広がらせて、下にあるシャクナゲのために半日陰を作るプラス思考で、日々、たくさん水をやりながら育てています。
【往復4kmのウォーキングコース・・・お気に入りの鏑川の土手】
翻って、人間の体にとって樹勢に似てるのは筋肉量でしょう。筋肉が少なくなると痩せこけ、如何にもひ弱に見えます。人間は筋肉があるほど健康です。
樹木が水分・養分を吸い上げる力は、人間では血管を媒介に栄養を体の隅々まで循環させる心肺機能ではないでしょうか。
ところで、私たちは体を鍛えることの重要性は知っていても、案外、運動の面でバランスを欠くことがあり、折角、鍛えても同じことのみに偏ると、効果が薄いことも考えられます。
本格的なウォーキングやジョッギングは有酸素運度であり、それにより心肺機能を高め、心拍数が110前後に上がり、全身への血液循環を促進します。
一方、生活習慣病を予防する上で、糖質や脂質の代謝を高めることは健康への基本です。糖の70%程は筋肉で消費されるといわれ、筋肉が減ると血液中に糖が溜まりやすい状態になります。
このため「有酸素運動」とは別に、筋肉量を増やすには「筋トレ」が効果があり、日常生活の中で、簡単に「筋トレができる環境づくり」がポイントになります。
わざわざ筋トレの時間を設けなくても、例えば、外出するとき玄関でダンベルを数回使って筋トレします。筋トレは正しい姿勢に効果があり、玄関にダンベルを置くのはすぐできるので心理的負担が少なく良い方法です。
私たちは心拍数が高まる「有酸素運動」で心肺能力を活性化させ、筋肉量を増やす「筋トレ」によって、バランス良く運動したという実感が起こり、爽快感も得られます。
それに加え「有酸素運動と筋トレ」を組み合わせて、より効果が期待できるのは三度の食事です。最近、私は牛乳の素晴らしさを見直してます。
牛乳は他の水分補給の飲み物と異なり、食物として捉えてます。「筋肉や骨を作る」には運動した後、牛乳を摂取すると効果が高まると考えてます。
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