数多く咲いたサボテン・・・何かよい前兆か
日に日に開花が増えてるサルスベリはご覧の通り、深紅の情熱を表現し七分咲きです。インドの火炎樹の如く、暑い夏には燃えるような赤が似合います。私は根元の池に朝夕、毎日、水を溜めてます。これだけ咲くにはかなりエネルギー源が必要と考えるからです。
一方、幹の中に巣を作ってる数千匹と推測される小さく赤い蟻の除去は毎日の日課です。幹の表面には蟻の出入り口がたくさん存在し、内部は思いのほか食い荒らされてると想像でき、今のままでは数年後に朽ちる可能性があります。今のうちに手を打たなくてはなりません。
このため、蟻の食い荒らしに負けない体力を補給する必要から、蟻の除去と、たくさんの水遣りを励行しなくてはなりません。
これから10月上旬まで世話を続けますが、実をいうとサルスベリには一年中、何らかの世話をしてます。年2回は油粕を肥料として与え、枝は剪定しない咲かせ方です。枝ぶりを味わうのも庭木の大切な観賞法です。人間が感銘する樹木の美とは「色彩」のみならず「樹形」にあります。
一方、今朝3時ころから咲きだしたサボテンは今夏は樹勢が良く、今回で3回目の開花です。前回も6月に咲きましたが、今夏は例年になく数多く咲いてます。
しかし、花の命は短く、午後2時ころには萎みます。やっと9時間咲いてるのみです。今夏このように3回も、たくさん咲いたのにはその原因が考えられます。
先ず、5月に植木鉢を大きいものに替えました。同時に、花用の土を入れたからです。やはり、根のために窮屈でなく、ゆったりしたスペースが大切です。また、サボテンは本来、砂漠で咲くので水はあまり要らないと考えがちですが、たくさん水を与えると調子が良くなり、たくさん咲くものです。実は砂漠だって物凄いスコールがあるでしょう。今年は特に土壌もよくしたので、より健康に育ってます。
ところで、今日は午前中、金融機関の女性が2名来訪し、玄関前に咲いたサボテンに感銘してました。私としてはサボテンもタイミング良く咲いてくれたものと思います。1名の方が四国へ転勤となるとのことで、ご挨拶に見え、引き継ぎの担当者を連れて参りました。サボテンも今後、新天地での健康とご活躍を応援しているようでした
こんな関係でも、親しくなった方との別れは寂しいものです。人間とは数回会って互いに話をすると情が移るもので、別れは本当につらいものです。私はピアノで震災復興支援曲「花が咲く」を送別記念に弾いて差し上げました。寂しいとき、辛いとき、音楽とは言葉以上に人の心に訴えるものです。
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