平素から口呼吸をやめ、鼻呼吸を生活習慣に
平素、私たちは無意識に呼吸してます。平静時の呼吸回数は1分間に17~18回程で、一日では18回×1440分で2万5千回ほどです。呼吸によって酸素と二酸化炭素を肺でガス交換し、生命を維持してます。
無意識のうちに肺を膨らませたり、縮めたりするのは肺の周囲にたくさんある呼吸筋です。この呼吸筋を体操により量を増やすと共に、伸び縮みする弾力性を養いたいものです。
元々、私は30才のとき副鼻腔炎(蓄膿症)の手術を受け、2週間ほど入院した経験があります。このため鼻の健康については平素より人一倍、注意してる方だと思います。私たちは鼻呼吸と口呼吸ができますが、生活習慣として鼻呼吸を心掛けることが断然、健康につながると確信します。
私の体験として鼻呼吸のメリットは次の通りです。
1、自然に横隔膜が下がり、深く呼吸できる。2、頭がすっきりする。3、ウィルスや細菌が体内に入り難い。4、口内が清潔に保たれやすい。5、口内が乾燥しにくい。6、外気が鼻を通過して体温に近くなり、喉や気管支に負担のない温度に調節され、肺に入ります。
このうち、2については鼻で吸い込んだ空気が、先ず脳のすぐ下を通過することから、脳をクールダウンします。
一方、口呼吸はデメリットのみが考えられ、それは下記の通りです。
1、ウィルスや細菌が体内に入りやすい。2、口内が渇くことで唾液が減少し、歯周病や口臭になりやすい。3、睡眠中、舌や口蓋垂(通称のどちんこ)が下がり、いびきが習慣化しやすい。
ところで、鼻の中が狭くなると、どうしても口呼吸になりがちです。鼻の中が狭いということは、鼻腔内の毛細血管が膨張してることが原因で、空気の通り道が狭くなってます。
どうしても狭い場合は、市販の点鼻薬を垂らし、その後、鼻をかむか、清潔な方法は、0.9%の食塩水を作り、右の鼻から入れて左の鼻から(また、その逆で)出します。
0.9%の食塩水は、500ccのぬるま湯に小さじ一杯の塩を溶かせばできます。0.9%より濃くても薄くても、鼻を刺激し痛いです。必ず、体温程度のぬるま湯です。私は耳鼻咽喉科で紹介してもらった写真の器具で洗浄します。
いろいろ工夫し鼻腔内が広がれば、自然に鼻呼吸になります。
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