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2016年8月 4日 (木)

樹木の天敵は小さな赤い蟻のことが多い

P1060528 【7年ほど咲かなかった藤・・・撮影は今年5月】

 私の拙い体験である「咲かなかった藤を咲かせる方法」は、藤を育ててる人に知られ始め、すでに2軒の家の藤を世話してます。そのうち、町内のOさんの家の藤は約10年間咲かなかったそうですが、今春から見事に咲き、大変に喜ばれました。10日に1度は訪れ、長くなった蔓の剪定に行きます。

 また、町内のA寺にある藤が約10年咲かないとのことで連絡があり、早速、観察に行きました。一見して咲かない理由は二つであると思いました。それは、枝が伸び放題であることです。剪定バサミで蔓を始め、古い枝を切り取りましたが、一方、驚いたことに幹を押すと全体がグラグラ動きます。

 これは大変なことで、根元がアリ塚になってます。これでは咲くわけなく、本日の夕刻、無数の小さな赤い蟻を駆除する予定です。これだけ蟻に食い荒らされてると再起は不明であっても、樹木に備わってる自然治癒力や生命力を信じて消毒してみます。そして新たな土に入れ替えます。果たして来春、寺に藤の花が咲くでしょうか。作業を頑張ります。

P1010510 【サルスベリ】

 一方、数年前、我が家の庭にサルスベリを購入したときはあまり大きくありませんでしたが、その後、ずいぶん成長しました。特に葉が出始める4月下旬から蕾を持つ7月上旬は連日、根元に水を溜めました。これだけたくさんの葉があると、相当の養分が必要と感じたからです。

 しかし、一見、樹勢は良くても細かく観察すると、やはり小さな赤い蟻が無数に幹をよじ登ってます。その行きつくところは幹に開いてる小さな穴から内部に入って行きます。一方、桃など植物によっては幹の真下の根の中に巣を作ってます。

 ところで、私が知る範囲では小さな赤い蟻が好む樹木はサルスベリ、花桃の木、そして藤です。これらの老木は殆どの樹木を見ても、多くが蟻に幹が食い荒らされており、それであっても、残った幹で生き、花を咲かせてる姿は痛々しい姿であっても、逞しくも感じます。

P1010839【英国レース鳩月刊誌表紙に掲載された花桃】

 珍しくイギリスの月刊誌に掲載された花桃は、今ではその姿を見ることができません。実は、根元が蟻の巣になっていたことから、年々樹勢が弱り、3年ほど前、ついに朽ちました。

 こんなことからも、花桃の天敵は赤い小さな蟻です。購入したときから根元が不自然でしたが、まさか、蟻に食い荒らされてるとは知らずにいました。それでも、我が家の庭を25年間、華やかにしてくれた記念の花桃でした。

 現在では、その実生から育った子が大きく成長し、誠に不思議な世代交代です。次第に親の風格に近づきつつあっても、親のように大きくなるには10年かかるでしょう。今度こそ、蟻の攻撃を人間の手で防ぎます。

P1000905 【往年の花桃の子】

 未だ、幼木であっても、華やかに咲く姿は親の品格を彷彿させます。今度こそ、蟻対策を厳重に行い、来訪する皆さんに末永く「しだれ桃」の素晴らしさを堪能してもらいます。  

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