歯と歯肉の間にこびりつく「歯石」を除去する
【ねむの木・・・葉は歯の見本のように並んでる】Enlarge please!
年に3回平均で歯科の健診を受けてます。1回の健診とは4回程の通院で毎週通います。ですから私の場合、1回の健診で1ヶ月かかります。現在、通院中です。
歯科への通院は歯が痛くなれば、もちろん行きます。しかし、大切な歯の健康維持には痛くないとき定期的に健診することが肝心であり、この健診がいつまでも自分の歯による食事を可能にするのではないでしょうか。
一般的には、日々3回食後に磨くことが習慣化しつつあり、これは健康な歯を維持する基本です。しかし、私は「歯磨き」ということばが間違いを起こす原因になってるように考えます。
「歯磨き」という表現は、あたかも白い歯になるよう見た目がきれいな歯という概念です。しかし、この磨くという表現は肝心な「歯石の除去」とはならないことに陥りやすいです。歯を磨いても「歯石」が付着したままでは次第に歯が蝕まれます。
ところで、私は牛乳を飲まない日は先ずありません。最近、叫ばれてるanti-sarcopeniaは年齢が増しても筋肉を減少させないことの重要性を説いています。
心拍数が高まる有酸素運動と並行し、適度な筋肉トレーニング後、牛乳など乳製品の摂取はanti-sarcopeniaに有効と考えます。いつまでも身体を衰えさせず、「筋肉量の維持」に効果的です。
しかし、乳製品が歯石の発生を生むことは専門家から指摘されてることであり、私たちは乳製品を摂取した後、歯の健康管理を怠ってはなりません。
乳製品は身体の発育・成長に効果があっても、それを摂取した後、放置したままでは歯を痛める大きな原因の一つと考えられ、私たちはこれを頭に入れ、歯から乳製品のカスを洗い流すべきです。この作業を励行しただけでも生涯の歯の健康度に大きくプラスすると考えます。
同様に、糖尿対策からも日々、甘いものを口にする食習慣をできる限り減らした方が賢明でしょう。甘い物も疲労を取り除くのに効果がありますが、要はその後の口腔ケアーが肝心です。
健診中、医師が歯のどの部分を中心に治療してるか、治療中に観察すると、その殆どが歯と歯肉の間です。このとき私たちは痛く感じるのです。
歯間に存在する歯石を除去するときは、神経のない歯と歯の間なので痛く感じません。この痛いと感じるときは治療器具の先端が歯肉に食い込み刺激するからです。
このように考えると、私たちが日々行う「歯磨き」のポイントは歯科医が行う治療個所を日々丁寧にブラッシングすることです。中心は歯と歯肉の間です。歯磨きという概念を捨て、歯と歯肉の間に存在する「歯石を取り去る」ことをめざし食後に「歯磨き」し、生涯、自分の歯で食事したり、親しい友と話したり、好きな歌を歌いたいものです。
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