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2016年10月10日 (月)

Audi TT Quattroで走る上信越自動車道、そして「アプトの道」をウォーキング

P1010818_2 【横川SA~軽井沢IC間の巨大な陸橋を行く】・・・Enlarge please!

 暫くぶりに上信越自動車道を走りました。高速に乗る機会が少ないことから、時には車の走り具合と、高速道における私の運転感覚の覚醒と陶冶、そして何より目的地をめざす「ワクワク感」ほど、高齢化時代に不可欠な精神のあり方にプラスするものはありません。

P1010861 【高速の路面を捉える245-40-18パイロット・スーパースポーツ】

 今朝の天候は如何にも本格的な秋の始まりを告げるもので、エンジンの回転数を3000~4000に上げ、運転者がこの車本来の力量に応えてやらなくてはならない衝動に駆られます。同時に私の足腰の鍛錬も、今後いっそうAnti-sarcopenia=(筋肉減少に陥らない)不断の継続こそ、私が心すべき生活習慣です。

P1040037 【上信越道・下仁田IC~松井田妙義IC間の巨大な陸橋】 

 今回、Audi TT Quattroは高速道・登り坂において精悍な走りができるか。また、普段、平地のみをウォーキングしてる私の足腰は山岳において大丈夫か。この両方のチェックと向上を目的に、先ずは上信越道・軽井沢ICをめざしました。

 TT Quattroの高速道における100キロ走行は正に「水を得た魚」の如く、原則的に走行車線を走っても、数回は追越車線を走り、エンジン音の更なる高鳴りは余裕にして快適です。

 高速走行後、軽井沢駅前を通過し、湾曲するカーブが連続する碓氷峠旧道に向かい、今度は旧・国鉄時代の遺産「アプトの道」をウォーキングです。

 数年前、山岳のベテランSamuel Toddさんと、ここ「アプトの道」をウォーキングしたことが懐かしく思い出されます。彼にはこれからもあちこちに連れてって戴きたい。

 ここは昔、JRが国鉄時代に群馬横川駅~長野軽井沢駅間の急勾配な26のトンネル内において、レールの間にアプト式のギアーを使い、車両が滑らないためと、前進できるために設置した当時の人間の知恵です。これにより、多くの人がこの難所を通り過ぎることを可能にしました。

P1010855 【アプトの道、かつてここはアプト式列車が走っていた】

 いよいよウォーキングは旧・熊の平駅の駐車場から「めがね橋」まで往復3000mです。行きは下り勾配、帰りは上り勾配で、常に坂道のトンネルを入ったりしてトンネルを出ると垣間見える秋の景色、幾ヶ所か橋の上に出て、変化に富むコースは皆さまにお勧めです。

 平素、鏑川の土手で鍛練してるウォーキングの成果も出て、余裕も生じ、トンネルの中では他の人がいないとき、シューーベルトの「冬の旅」から「おやすみ」を歌いました。レンガのトンネルの中はよく響き、多少、上手く聞こえます。

https://www.youtube.com/watch?v=nsHSSoZfUtQ&index=1&list=PL0A1A0A9DB4CC3DF0

P1020112 

 トンネルを数個、通り過ぎて出たところが 有名な「めがね橋」です。建設当時から巨大なレンガ造りは風雨に晒され100年以上が経過しても、今なお強靭さと美的な雄姿は健在で、先達の遺産を未来へ引き継がなくてはなりません。

P1010848 【レンガ造りの巨大なめがね橋】・・・Enlarge please!

 実は小学生時代に私は列車でこの上を通過したことがあり、常にガッタン、ゴットンと下方から音が聞こえた記憶があり、それはアプトの歯車が噛み合わさる音です。

 ここから復路のウォーキングは上り坂です。幾分、呼吸が荒くなり、心拍数も100ほどになってます。いつもの鼻呼吸を心掛け、一人黙々トンネルの中を旧・熊ノ平駅に向かいます。やはり、登り坂は有酸素運動です。この負荷が心肺の活動にプラスになると言い聞かせ、可能な限り、腕を前後に振り、呼吸筋の弾力性の強化を図ります。

P1010831 【旧・熊ノ平駅構内にある母子像】

 戦後、台風によりこの近くで山崩れが起こり、当時の国鉄官舎が押しつぶされ、職員とその家族の多くが犠牲となり、御霊が祀ってあります。説明文を読み暫し合掌。

P1010825 【駐車場から熊ノ平駅までの階段】

 今日の最終目的地はいよいよ「峠の湯」です。火災が起こり、暫く休館でしたが、復活し、以前より館内がモダンになってます。ここで露天風呂にある「壺湯」に入り足の疲れを癒しました。

 「壺湯」の中で今日一日を振り返り、身体の健康増進を継続しつつ、一方、脳が退化しないよう、従来の価値観に捉われない進取の心こそAnti-dementiaへの道ではないかとの思いを強くしました。

P1010810  帰路は再度、上信越自動車道を経由し、愛車Audi-TTの快適なエンジン音、及び己の足腰の程良い疲れの余韻のうちに、動的な秋の一日が過ごせました。

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