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2016年11月

2016年11月28日 (月)

光合成を終えた落ち葉に感謝しつつ、道路を掃く

P1020047【白モクレンの落ち葉】

 平野でも11月下旬となれば、落葉樹の葉は北西の季節風と共に落ち、山岳地帯ではそのまま自然の肥料となって、翌春は息吹とともに新緑に覆われます。この一連の繰り返しは人類誕生以前より何億年と続いてる素晴らしい自然の循環です。
 
 一方、私たちの生活範囲では、道に落ち葉があっては、歩きにくく、滑ることがあり、ゴミとして扱われます。このため、毎日、前の道の落ち葉を掃いてます。集めた落ち葉はゴミ収集車に出さず、庭に戻し、時間の経過を待ちます。やがて、落ち葉は小さくなり、暈が減り、再度集めて穴を掘つて埋めたり、土地の低い部分に置き、上から土をかけます。これで山岳地帯同様、自然に還り、次第に樹木の栄養となって再度、翌春の新緑へとつながります。
 
 燃すことは二酸化炭素の排出になり、可能な限り私たちはこれを慎まなければ子々孫々の首を絞めることになります。
P1020054【イチジクの葉の裏側】・・・拡大してください。
 
 ところで、タイトルに「感謝」とあります。この表現に驚かれる方がいるかもしれません。しかし、この感謝は事実だからです。植物は花を咲かせ、実を生らせ、私たち人間の食物や動物たちの餌になります。
 
 しかし、もっともっと感謝しなくてはならないことは植物は樹木のみならず草も「光合成」=photosynthesisを行い、結果的に私たちが生きる上で必要不可欠な「酸素」を大気にを放出してることです。このお陰で私たちは肺でガス交換でき、生命を保持してる事実があります。
 
 光合成は太陽からの光エネルギーを化学エネルギーに変えます。光エネルギーを使って水と空気中の二酸化炭素からデンプンなどを合成し、水を分解する過程で酸素を生じさせ、大気に供給します。このことを私は中学時代に炭酸同化作用と教わりましたが、その後は「光合成」と生物の授業で習いました。しかし、当時、植物がこんな大切な役目をしてるとは実感がなく、試験のために覚えたものです。
 
P1020051 【常緑樹である枇杷の木】
 
 最近の私は若いときより健康について考えてます。自分でできることは「血液循環のスピード」です。これにはある程度の速度を維持するウォーキングです。心拍数110ほどをキープし、週に2回は実践してます。私の場合、ウォーキング速度は100mを1分ほどです。心拍数110は平素の1.5倍です。
 
 口から細菌が侵入しないよう鼻呼吸を心がけ、これは取りも直さず、良い酸素を肺に入れ、二酸化炭素を体外に放つ有酸素運動です。
P1000537【お気に入りウォーキングコース・・・鏑川の土手】
 
 ところで、上から二枚目の写真「イチジクの葉」の裏側を見ると、葉脈が恰も動脈と毛細血管のように葉の隅々まで広がってます。土から吸い上げた水分を葉に送り、葉の表側から太陽光エネルギーを取り入れ、光合成を行い、前述の通り、二酸化炭素からデンプンなどを合成し、水を分解する過程で酸素を生じさせ、大気に放出してと考えられてます。
 
 人間は酸素なしでは1分と生きられません。こんなことから光合成を終えた落ち葉に感謝を込めて掃いてます。
 
 高齢化社会にあって妻を亡くした私は一人暮らしが12年も続き、どうにか生きてます。心掛けてることは精神的に「自立する生活」、そして「自律する生活」です。独立した二人の娘に頼る気持ちを捨て、自分のことはすべて自分でする精神力を身につけたいです。

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2016年11月24日 (木)

英語のボキャブラリーは生涯かけて増やすもの

338 【しだれ桃・・・数年前に撮影】

 この「しだれ桃」は私が高崎商業高校勤務の昭和の最後の年に植えました。他界した父母から私たちの時代になった記念に植え、毎年、桃の節句(太陽暦で四月中旬)に開花する「羽衣」という品種で、その後、約25年間、充分に楽しませてくれました。しかし、3年前に朽ち、現在はこの樹木の実生から生えた子供が数本育っており、近未来は二世が庭のあちこちに咲く予定です。今後も「しだれ桃」の開花が楽しみです。こんな樹木でも次代に命をつなげてることを実感です。
 
 一方、この「しだれ桃」はイギリスが世界に発行してるレース鳩月刊誌「ピクトリアル」の表紙を鳩舎と共に3回飾りました。英語に親しむには自分にとって興味関心ある内容を読むことが効果的と考えます。このブログのタイトルLoftは鳩舎を意味します。
 
 ところで、この「しだれ桃」は前述の高崎商業高校へニュージーランドから英語助手としてBarry Spence一家が赴任する直前に植え、彼らは最初の開花をご覧になりました。
 
 私は音楽教師であり、英語の教師でありませんでしたが、当時、校長からBarry一家を文部省へ迎えに行くよういわれ、彼らと文部省の一室で初めて出会いました。
 
 その後、一家は暫く私の家に滞在し、私の車で通勤する日々となって、明けても暮れても顔を合わせる生活になりました。夕食はいつもいっしょで、たまたまBarryさんは私と同じく一杯飲むのが好きで、彼には日本語を習いたい目的があり、私は英語を使いたい目的があることから結びつき、その後、一家はアパートに引っ越しても、週末は家族同士で親しくお付き合いができました。
P1070055 【Barry一家と訪れた榛名湖】
 
 前回のブログで記述した通り、私の最初の就職は日本人学校勤務でインドのカルカッタ市に滞在してたことから、インドの方々との交流で英語が生活に溶け込み、日本語の新聞は配達されず、英字新聞に目を通す日々でした。しかし、辞書なしでは理解できないことが多く、この体験は50年経過した現在でも、全く同じ生活です。
 
 現在はインターネット時代で、多種の英文はクリックで生活に入り込み、海外の様子は瞬時にして分かります。英字新聞もインターネットで発信され、居ながらにして読める時代です。
 
 一方、フェイスブックを介して前述のBarryさんをはじめ、近年、パーティーで出会ったアメリカの方々とフェイスブック友人になってることから、彼らの英文を毎日読み、居ながらにしてUp-to-dateな(最新の)英文に触れることができます。私は日本文と英文で発信してます。
P1040111 【外国人を迎えたパーティーではその国歌を弾く習慣です】
 
 本題です。私は良い師に恵まれ、高校1年から音楽と英語が好きになり、以来、生涯を通じて英語は離れなくなってます。音楽は職業に結びつきました。
 
 最後の勤務となった前橋高校では、同僚Samuel Toddさんという英語の達人(彼は日本人)と席が隣になり、彼のお陰で英語のポイントにいろいろ触れることが可能となり、最も耳に残ってる彼の言葉は「英語は子音の言語である」ということです。私たちは母音を入れてはならない英単語の発音にどうしても日本語のように母音を入れて発音しがちです。これは英語圏の外国人には異様に聞こえるらしいです。
 
 日本語は「あいうえお」を除いて、すべて子音と母音の組み合わせであることから、最初の段階であった中学生のときから、この組み合わせで英音を発音してしまいました。つまりカタカナのようにです。この違いをしっかり認識し「口のスポーツ」として、いわば動物的な音である子音のみをトレーニングした後、一般の英文を音読すると変化に気づきます。
 
 しかし、英語の究極において欠くべからざるものは「語彙の豊富さ」と考えてます。それには新たな単語を使えるように「如何に脳にインプットするか」であり、脳に定着するにはその単語が自分にとって必要不可欠と洗脳させることで、具体的には自ら言いたいことを毎日、英作文で実践することと感じてます。
 
 「人間の脳とは一部しか使ってなく、まだまだ入るもの」と、今は亡き中学時代の担任の言葉が思い出されます。
 

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2016年11月21日 (月)

紅葉から落葉への「小雪」・・・太陽は「さそり座」に

350pxscorpius_constellation_mapsvg【さそり座】・・・ウィキペディアより転記

 20代前半に海外日本人学校教員としてインドに滞在してたことから、夏休みには同僚とベンガル湾沿岸の町「プリ」へ毎年、海水浴に行きました。ホテルから近いので水着のまま行きましたが、乾いた熱い砂浜の中に裸足では入れません。ここベンガル湾の海水浴場は浅瀬が狭く、10メートル先はもう足が届かない深さです。
 
 インドの真夏は五月で夏休みも五月です。一日の最高気温は午前11時で42度。このような海岸では45度以上あるでしょう。このため、この時季に海水浴するインド人は殆どいません。それは1年中泳げるからです。
 
 こんな所には珍しい商売があります。それは一ルビーで足が届かなくなる深さのところまで、つまり海岸から20m沖まで、手をつないで連れてってくれるビーチボーイがいます。職業柄、彼らは日に焼けてかなり黒い色をしてます。私もお願いし沖まで連れてってもらいました。時間は10分ほどです。
 
 足が長い私でも足が届かない深さの海は冷や冷やものですが、ビーチボーイがヒンディー語で「アップ・アッチェーヘン」と話かけてくれるので恐怖感はなく、楽しい体験です。しかし、今考えるとサメでも来たら命はなかったでしょう。
※アップ・アッチェーヘン=あなた大丈夫ですか。
 
 夕食後、再度、海岸を散策しました。幾分か涼しいです。星座は降るように輝いてます。ここプリの海岸は北緯19°で、私の住む群馬県より、緯度にして17°ほど南です。つまり、17°×112㎞【緯度1度の距離】=1900Kmほど南に位置し、天体の位置は群馬で見るよりすべて17°ほど北へ移動して見えます。17°とは天に手をかざしてほぼ手首から中指の先までです。
 
 このため夏至には太陽が真上より少し北側を通ります。今回のテーマである「さそり座」は日本で見るよりかなり高い位置に昇り、尾がくねったダイナミックな様相は見るものを恐怖に陥れる風貌を備え、中でも代表する恒星アンタレスは獲物を狙うかの如く、一際、薄気味悪く赤味がかかる一等星で、空気も澄んでることからかなり光度があります。インドに滞在し、天体の位置が日本とはだいぶ異なることが認識でき、大きな体験の一つでした。
P1020035【庭はすっかり晩秋の佇まい】
 
 ところで、日本の11月22日は「いい夫婦の日」であると共に、二十四節気の一つ「小雪」です。地球から見る太陽の位置は、春分点【魚座の近く】から240°も移動し、秋分点【おとめ座の近く】からも60°移動してます。
 
 「小雪」である11月22日現在、地球から見る太陽は前述の「さそり座」の位置に来てます。実際には「さそり座」は太陽とは比較にならない距離にあり、中心のアンタレスの距離は500光年といわれ、直径は太陽の700倍ほどといわれてます。
 
 一方、現在の星占いで「さそり座」は10月24日~11月21日までに区分されてますが、11月22日ごろ太陽は「さそり座」の位置に来るので、一ヶ月ほどずれてます。星占いは2000年以上昔のものをそのまま使用してることから、現代は約1ヶ月遅くなってます。以前にも書きましたが、これは地球の回転軸【地軸】の角度が、コマが回り終わる如く変化する歳差運動によるものと考えられてます。
 
 今では、多くの方が自身の星座を知ってますが、21世紀では本当の星座は思っているのと異なる人もいる筈です。つまり、生まれた日に地球から見た「太陽は黄道十二星座のどの星座にあったか」ということです。
P1030086 【群馬県・大峰山】
 今年もあと四十日で一月一日です。この日に地球は太陽【全天一位の光度を持つ恒星】、及び、大いぬ座のシリウス【全天二位の光度を持つ恒星】の間に入ります。これは丁度400m陸上競技場のスタート地点で終着地点のようです。暦の最初の日である一月一日は天文学的に大きな意味を持ち、人類の先達は天体の動きから正確な暦を作り、私たち未来の人類へ誠に素晴らしい遺産を残してくれました。 
 

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2016年11月17日 (木)

最近してしまった不注意なミス2件・・・dementia?

Photo【近くの信用金庫】

 統廃合のた八月末で高崎市から撤退したM銀行は大宮支店に統合され、私の口座もそのまま大宮支店に移されました。大宮支店はあまりにも遠いので未だ行ったことがありません。
 
 しかし、便利なものです。大宮支店に行かなくても近くの信用金庫のATMでМ銀行大宮支店の預金が引き出せる仕組みができており、これには誠に助かります。
 
 このため、九月と十月は必要な金額を近くの信用金庫のATMで引き出せました。しかし、今回は慣れてしまったのか、あるいは何か別なことを考えてたのか、先ず、残高を知ろうと思い暗証番号を入力しましたが、ATMが反応せず、今度は暗証番号を入力後、下ろしたい金額を入力しても機会が反応しません。
 
 仕方なく、信用金庫の方にATMに来てもらい再度、実施しましたが、やはり反応しません。そんなことをしてるうち私は「ハッとし、大きなミスをしてること」に気づきました。それは場所が信用金庫であることから、信用金庫の暗証番号を入力してしまったのです。
 
 この場合、口座のあるМ銀行の暗証番号を入れるべきだったのです。再度、今度はその暗証番号で実施したところ機械はまったく反応せず、その場は諦めて家に帰りました。帰宅後、M銀行大宮支店に上記の旨を電話したところ、「異なる暗証番号を三回クリックしましたね。」といわれ、記録があるとのことです。暗証番号は続けて三回間違うと、もうそのカードは使用できないとのことです。
 
 結局、新たなカードを作ってもらう手続きに入りました。必要書類と今まで使用したカードにハサミを入れ、本人確認用に免許証をコピーし、本日、M銀行大宮支店に送りました。数日後に新たなカードが届けられます。今度は間違いません。
 
P1020862 【М銀行本店は東京駅近くにある】
 
 今回、なぜこのようなミスをしたかについて、ついに私はdementia=認知症になったかと落ち込みました。でも、振り込み詐欺にあったり、金額を損したのではないので、単純ミスであり、今後いっそう、注意することを自らに言い聞かせ、悲観せずに気を取り戻しました。
P1010580_2 【ニューサンピアの六階展望風呂】
 
 ところで、最近、もう一件、奇妙とも思えることが起こり、自らの判断力を疑ったことがあります。それはホテル「ニューサンピア」での朝、「入浴と朝食のセット」の券を購入し、六階の風呂へ行ったときです。
 
 六階のエレベーターから出ると、目の前に「男湯」「女湯」の方向を示す表示があり、私は男湯の方へ行きました。脱衣場で上着やズボンを脱いだところ、浴槽の方から「こっちは女湯ですよ。」と女性の声が聞こえ、私は入口を確認に行ったところ、「女湯」と表示されてます。この風呂は男湯と女湯が毎週入れ替わります。
 
 すぐに戻り、「大きい声ですいませんでした。」と浴槽の方を見ないで言い、脱ぎ始めた衣服を慌てて着て、「男湯」に行きました。脱衣場で裸の女性と鉢合わせにならず、幸いでしたが、後になって、本当に私のミスなのか、今でも疑問に思ってます。
 
 というのは、実はエレベーターから出るとすぐある「男湯」「女湯」の表示はマグネットで貼ってあるだけのものです。つまり、誰でもすぐに剥がせ、表示を交換できるのです。
 
 ここで、もしかして、いわゆる「愉快犯」が表示を入れ替えた可能性が無きにしも非ずです。私はまんまとそれに引っかかり、女湯で脱ぎ始めてしまったのです。実は、ニューサンピアの風呂へは今までに100回ほど行っており、絶対に間違うことはありません。今回なぜこのようなことになったか本当に私の見間違いか、「愉快犯の仕業」か分かりません。
 
 いずれにしても、前期高齢者である私は今後、決してdementiaにならぬよう、経済観念と健康維持、そして、ピアノやブログを通して創造性を陶冶し、日々一つ一つの行動に確実性を持って臨む良い機会と捉えます。
 

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2016年11月14日 (月)

11月~12月のレース鳩には大麦2割の餌

P1020031 【カッキーチェの同腹姉妹・現当舎種鳩】

 近年、北海道の鳩友「デカ橋鳩舎」へ送った当舎作「カッキーチェ」♀の直仔が東舞鶴~北海道間GNで総合7位になり、その旨の連絡をいただいたときの嬉しさは今でも忘れません。この結果を引き出したのは、デカ橋さんはもちろん、銘ハンドラーである奥様のレース鳩に対する感性、及び「カッキーチェ」の配合♂との相性が極めて良かったからと考えてます。

 写真の鳩は「稚内モザイク号」の直仔で種用に作出した♀です。カッキーチェの同腹姉妹でカッキーチェに似てます。同腹2羽のうちどちらをデカ橋鳩舎へ送ろうかと考えた際、一瞬の閃きで少々白っぽい方を北海道へ送りました。

 それには理由があり、少しでも猛禽対策として有利と考えたからです。関東以南などでは一般に白系統は目立つので不利と考えられがちですが、東北地方から北海道にかけての冬から春の季節は遠方の山々が雪をかぶってるので、猛禽から見た場合、背景の白さから白っぽい鳩の方が狙いが定めにくいと考えられるからです。

P1020022

【今の時季、混合飼料に大麦2~3割混ぜた飼料を種と選手に】

 ところで、飼育面ではレース鳩は健康度がレースを左右する最大の要因ではないでしょうか。日々の体験では鳩が餌を食べる動作の観察こそ「飼育者と鳩との対話」の機会です。鳩は空腹のとき飼育者の手の動きをよく見てます。ここがレース鳩飼育者の感性が磨かれるときです。

 餌を与えるときは、いつも空腹で舎外から真っ先に鳩舎に飛び込むことが健康の証明です。空腹とは餌を余り与えないことではありません。【消化が早い餌を与えること】です。

 11月~12月の今こそは春に向け、日常の管理がゆるがせにできないときです。ご覧のように、乾燥した大麦を混合飼料に2~3割混ぜてます。現在は作出前の種も選手も同じ餌です。

 一般に寒い時期は脂肪分の多い餌が選ばれる傾向であっても、同時に繊維性飼料の中心である大麦が健康に有効であることは鳩レースの先進国でも知られてます。つまり、大麦は消化が大変に良いのです。このことは健康的な糞を見て納得できます。

 要するに皮のゴツゴツした繊維が消化に不可欠であり、特に食欲旺盛な時こそ大麦を多めに含んだ餌を与えると、舎外において遠征という形で健康度に結びつき、結果的に1時間の舎外からの入舎は我先の状態になります。近くの電線に止まってることなどありません。この空腹時こそ、レース鳩飼育者の思う壺です。

P1030620

 現・デカ鳩鳩舎の種「カッキーチェ」の両親です。左が父「稚内モザイク号」(当舎作翔)、右が母「ネナ号」直仔(香山鳩舎作)。ネナ号直仔BC♀はValue pigeon鳩舎に在舎してます。

 

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2016年11月11日 (金)

2020年完成予定「八ッ場ダム」工事現場を見学

P1010983 【着々と進捗してるダム基礎工事現場】・・・拡大してご覧ください。

 二ヶ月に一回、私が高崎からは遠方の吾妻脳神経外科へ健診に行くのは、前高勤務時代に全校生徒による赤城登頂イベントの際、生徒の健康面をお世話いただいたK院長先生と知り合いになったからです。それ以来15年間、循環器の診察をお願いしています。

 昨日、その病院から車で20分ほどの距離にある八ッ場ダム建設工事の進捗状況を見学に行きました。ご覧の通り、谷底や両岸の岩盤を掘削し、現在はコンクリートを流し入れる基礎工事が進めら、一般の人にも深い谷底で施工されつつある工事の様子が見られるようになってます。もうすぐ、ダムが徐々に高くなると予想できます。

P1010970【ダムの進捗状況を見られる展望台】

P1010996【展望台では多くの観光客が紅葉と谷底の工事を見学】

 民主党政権時代に一時的にストップした工事は再開され、両岸が比較的狭い場所に建設されても、完成後は端から端までおよそ300mの巨大ダムであり、完成の暁には自然にマッチしたダム湖の姿が想像できます。生活道路として両岸を結ぶ橋はすでに完成し、高さも巨大であり、車で通過したり、歩いて見学しました。

 水没地域の住民の代替地が右岸(西側)の川原湯地区と左岸の川原畑地区に分かれることから、これらの住民の生活再建を結ぶ巨大な橋はすでに3つ完成しており、それらは八ッ場大橋(湖面一号橋)、不動大橋(湖面二号橋)、丸岩大橋(湖面三号橋)であり、私は今回、得意なウォーキングで紅葉真っ盛りの景色を味わい、ダム工事、遥か下を流れる吾妻渓谷を恐る恐る眺めます。

P1020001 【澄んだ空気と紅葉はウォーキングコースとして最適】

P1020009 【何もかも巨大な橋】

P1020003 【足が竦む高さから吾妻川を見る】

P1010976 【遠くから見ると通過が怖い感じの八ッ場大橋】・・・拡大してご覧ください。

 近未来はここが満水になり、船が行きかう群馬の一大観光地が目に浮かびます。ダムは多目的であり、特に台風時の水量調節です。

 戦後、群馬県や栃木県、埼玉県、茨城県の利根川水系に、死者1000名以上の人的被害を与えたカスリーン台風以来、このダムの必要性が叫ばれ、半世紀以上の苦難を乗り越え、現在では完成を待ちわびる人々が多くなってます。反対闘争運動に巻き込まれたまま、ダムの完成を見ず人生を終わった地元の人々は数え切れない。地元の夢は、東京オリンピックの年に実現します。

P1010975  この展望台はダム完成後もダム湖を一望できるスポットになるでしょう。下を覗くと川底に巨大な工事を見ることができます。

P1010993 【写真は拡大したもので実際は深い谷底】・・・拡大してご覧ください。

P1010986  ダムの完成予定は2020年で、この多目的ダムは神奈川県を除く関東一円の上水道【飲料用水がめ】、洪水調整、利水、発電です。完成すると堰堤の高さは131mであり、日本有数の巨大ダムになります。

 今回の見学で私が驚いたことの一つはダムの上に存在する「コンクリートを作る巨大な施設です。高い位置でコンクリートを作り、それを遥か谷底の現場まで長いパイプを通して生コンを運搬する設備です。

P1010984 【この施設から100メートル以上の谷底まで生コンを流す】

 完成した暁には、関東一円の人々の飲料水や水害対策、電力不足からの安心につながり人間生活に大きくプラスします。私は健康維持にダム湖周遊ウォーキングとして年に数回は訪れたいです。もちろん、その後は湖畔の川原湯温泉「王湯」露天風呂で足腰を癒したい。  

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2016年11月 7日 (月)

今日は立冬・・・地球から見た太陽は「天秤座」に

284pxlibra_constellation_mapsvg 【天秤座】・・・ウィキペディアより転記

 左に見える扇のような星たちは東隣の「さそり座」のハサミの部分で、大昔、天秤座は「さそり座」の一部だったようです。「天秤座」=Libraはバビロニア時代より、現在の黄道十二星座として独立したようです。

 これら「天秤座」も「さそり座」も七月から八月にかけ、日本では南に輝く星座で、時折、惑星として動きの異なる橙色した「火星」がこれらの星座に近づきます。

 このため「さそり座」の首の部分にある同じく橙色した「アンタレス」という星の語源はギリシャ語で火星に対抗するという意味を持つといわれ、どちらも赤みがかった星で大昔から互いに個性的なライバルと地上の人々には思われてたようです。

 「天秤座」命名の元は、秋分点が現在ある「おとめ座」と異なり、紀元前には「天秤座」にあったといわれ、昼と夜の時間が天秤に計っても等しいという名残で、この変化は歳差運動によると考えられてます。このため当時の天の赤道の位置は現在と異なることになり、当時の黄道十二星座の位置は現在の赤緯とずれてたことになります。

 ところで、地球は公転軌道上の距離、およそ9億5千万㎞【平均AU1.5億km×2π】を一年かけて周遊します。これは春分を0度とすると立冬は公転軌道上をおよそ225°移動したことになります。一方、地球から見た太陽の位置は立冬では15hの位置に移動し、ここに上図の天秤座があります。天空を毎日1度弱【0.985°】ずつ東へ移動するように見える太陽は12月には地球から見て「さそり座」の位置に入ります。

 P1010869 【立冬に色づいたマユミ】

 ところで、立冬から立春までの三ヶ月間は暦の上で冬です。寒い季節こそ私たちは体調管理が基本で、温かく過ごすと共に体力増進を心がけたいものです。小春日和や温かい日には戸外に出て、多少、心拍数が上がる有酸素運動しては如何でしょう。

 厳寒を避ければ、そのチャンスはいくらでもあり、心に弾力性を持たせ、新たなことに挑戦してはいかがでしょう。健康長寿の方々の話を聞くと、生甲斐を感じる生活を追い求めるそうです。社会とのつながりを大切にし、人を喜ばせることが脳にプラスになるとのことです。

 一方、近年は気候変動によると思われる災害が多く発生してます。地震は別としても、猛暑、大雪、台風の巨大化に伴うその進路コースの変化、そして予想を超える被害が本州はもとより北海道にももたらしてます。災害に対する心構えを常に持ち、特に、冬は火の取り扱いに注意しなくてはなりません。

P1010561 【すでに春の準備をしてる日本シャクナゲ】

 イギリスの詩人シェリー「西風に寄せる歌」の1節 Oh, Wind, if winter comes ,can spring be far behind?の名訳・・・おお、風よ、「冬来たりなば春遠からじ」です。寒くても心身を縮こませず、新たな挑戦に向かって心はワクワクしたいものです。 

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2016年11月 4日 (金)

高崎商業高校吹奏楽部第53回定演演奏会・・・・・驚愕の暗譜力

P1010937 【群馬音楽センターへ入る観客】

 創部以来58年経過し、初代の波戸場先生から顧問は8代目となり、酒井会長率いるOBOG会員は800名になり、高商吹奏楽部は良き伝統の上に、脈々と新たな歴史を刻んでることを現役の生徒さんたちの演奏を通じて確認できました。

 この度、文化の日に相応しく、第53回高商吹奏楽部定期演奏会が群馬音楽センターで開かれました。最初の頃、定期演奏会は昼の部と夜の部が同日に二回行われてました。

 私は昭和時代に第15回~第25回まで11年間この定演を指揮する立場にあったことから、高商吹奏楽部には愛着と懐かしさがあり、今回、学校で行われた直前の練習会を一回見学し、そして、生徒さんたちの本番での溌剌とした演奏に期待と胸を膨らませ、ワクワクして音楽センターへ向かいました。驚くことに観客は超満員。私はやっと席に着くことができました。

P1010961 【第3部の世界旅行をイメージしたプログラム】

 本年より赴任された安斉先生がどんな指揮をされるか、指揮法に最も関心のある私は、先生の指揮ぶりを拝見し、一見して本格的に指揮法を勉強された先生であることが分かりました。それは的確な叩きであり、音楽への追求が十分に表現され、演奏する生徒さんにとって見やい指揮法と感じます。

 私の考えでは、教師は平素の音楽指導力が根幹であっても、一たび、指揮台に上がれば、それは「本格的な指揮者でなければならなぬ」ということです。

 プログラム1部は、コンクール課題曲、プッチーニのオペラの一部、そして先輩たちが演奏に加わったアルヴァーマ序曲などでしたが、プログラム構成に関して長い伝統とは異質な感があります。それは本格的なクラシカルの名曲が少ないことです。後ほど、スラブ行進曲とペールギュント組曲が聞えましたが断片的でした。

 最も肝心なことは、流行のみを追わず、二度とない多感な青春時代に「普遍的な音楽美に触れることこそ、芸術教育の極み」です。ですから、一部に大作曲家の作品を1~2曲組み入れることで生徒さんにとって定期演奏会がより充実し、心底から音楽美を追求し終えた実感につながると考えます。

 古典音楽の中にはオーケストラに限らず、吹奏楽でも十分効果的に演奏できる優れた楽曲はいくらでもあります。つまり管楽器が活躍する楽曲を選択することです。定期演奏会では一部、二部、三部の違いを明確にすると、よりメリハリが付くと考えます。

 一方、楽器の音色をより芸術的に高めるポイントは大きく二つあると思います。一つは「静かな場所で一人で自らの音色をよく聴き、遠くにまで魅力的に響く音」です。常に他の人と一緒の演奏のみはなりません。二つは「自分より上手な人やプロの音色を聴いて真似る」ことに尽きると思います。

P1010949 【お顔が明確でないので掲載させていただきました】

 ところで、二部は流石に若者による楽しさの極みです。部員にとってこの楽しさは生涯忘れることはないでしょう。これだけ変化に富んだ動きや衣装、何より迫力。そして会場との一体感、しかも、二部、三部はすべて暗譜という徹底した記憶力に脱帽です。

 練習場所確保の困難さ、限られた練習時間内での暗譜に心より敬服です。この努力と向上心、そして達成感は必ず将来への展望へつながり、社会へ出ても自らに自信が持て、力強く生きられるでしょう。演奏を聴いて、音楽とは人間の悲しみを表現できるもの、何より、これ以上ない楽しさをも表現できることを改めて学びます。

P1010951【三部マーチング】

 10年連続、群馬県代表として西関東へ出場という高商の部活の中でも、現在、ひときわ輝いてるパーフォーマンスは自信に満ち溢れています。それは全員が一ヶ所を見続けると思われる一糸乱れぬ統一感、見えない後方や、縦横に進むさまは考えられないほど難しい幾何学的交差です。

 それに加え、楽器を持つ角度の統一性、なかんずく迫力ある音楽を伴い、ある意味で人間にとって極めて難しいことはマーチングではないかと、改めて高商ブラスの力量を感じます。人間とは自信を持つと凄い力が出るもので、観客の心はステージにくぎ付けとなり驚愕の連続です。

 充実した定期演奏会を持って今回引退する三年生は多分、思い残すことはないでしょう。自らやれることの限界以上に努力しました。事前の準備の労苦は客には分かりません。自らひたすら努力し、客には最も良い部分のみを見せる姿勢は、今後、精神のあり方にいかに役立つか計り知れません。

 一方、年間行事では、社会の高齢化に目を向け、福祉施設への訪問演奏などは特筆すべき行事です。音楽が困ってる人、日々、寂しく暮らしてる人の心に勇気と感動を与えることができるなら、これに勝る素晴らしい文化活動はありません。

 三年生の皆さん、皆さんの演奏で私は一度は指揮してみたかったです。充実した3年間の部活動を心の財産とし、生涯にわたって芸術を愛好する高商の卒業生になってください。 

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