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2016年11月21日 (月)

紅葉から落葉への「小雪」・・・太陽は「さそり座」に

350pxscorpius_constellation_mapsvg【さそり座】・・・ウィキペディアより転記

 20代前半に海外日本人学校教員としてインドに滞在してたことから、夏休みには同僚とベンガル湾沿岸の町「プリ」へ毎年、海水浴に行きました。ホテルから近いので水着のまま行きましたが、乾いた熱い砂浜の中に裸足では入れません。ここベンガル湾の海水浴場は浅瀬が狭く、10メートル先はもう足が届かない深さです。
 
 インドの真夏は五月で夏休みも五月です。一日の最高気温は午前11時で42度。このような海岸では45度以上あるでしょう。このため、この時季に海水浴するインド人は殆どいません。それは1年中泳げるからです。
 
 こんな所には珍しい商売があります。それは一ルビーで足が届かなくなる深さのところまで、つまり海岸から20m沖まで、手をつないで連れてってくれるビーチボーイがいます。職業柄、彼らは日に焼けてかなり黒い色をしてます。私もお願いし沖まで連れてってもらいました。時間は10分ほどです。
 
 足が長い私でも足が届かない深さの海は冷や冷やものですが、ビーチボーイがヒンディー語で「アップ・アッチェーヘン」と話かけてくれるので恐怖感はなく、楽しい体験です。しかし、今考えるとサメでも来たら命はなかったでしょう。
※アップ・アッチェーヘン=あなた大丈夫ですか。
 
 夕食後、再度、海岸を散策しました。幾分か涼しいです。星座は降るように輝いてます。ここプリの海岸は北緯19°で、私の住む群馬県より、緯度にして17°ほど南です。つまり、17°×112㎞【緯度1度の距離】=1900Kmほど南に位置し、天体の位置は群馬で見るよりすべて17°ほど北へ移動して見えます。17°とは天に手をかざしてほぼ手首から中指の先までです。
 
 このため夏至には太陽が真上より少し北側を通ります。今回のテーマである「さそり座」は日本で見るよりかなり高い位置に昇り、尾がくねったダイナミックな様相は見るものを恐怖に陥れる風貌を備え、中でも代表する恒星アンタレスは獲物を狙うかの如く、一際、薄気味悪く赤味がかかる一等星で、空気も澄んでることからかなり光度があります。インドに滞在し、天体の位置が日本とはだいぶ異なることが認識でき、大きな体験の一つでした。
P1020035【庭はすっかり晩秋の佇まい】
 
 ところで、日本の11月22日は「いい夫婦の日」であると共に、二十四節気の一つ「小雪」です。地球から見る太陽の位置は、春分点【魚座の近く】から240°も移動し、秋分点【おとめ座の近く】からも60°移動してます。
 
 「小雪」である11月22日現在、地球から見る太陽は前述の「さそり座」の位置に来てます。実際には「さそり座」は太陽とは比較にならない距離にあり、中心のアンタレスの距離は500光年といわれ、直径は太陽の700倍ほどといわれてます。
 
 一方、現在の星占いで「さそり座」は10月24日~11月21日までに区分されてますが、11月22日ごろ太陽は「さそり座」の位置に来るので、一ヶ月ほどずれてます。星占いは2000年以上昔のものをそのまま使用してることから、現代は約1ヶ月遅くなってます。以前にも書きましたが、これは地球の回転軸【地軸】の角度が、コマが回り終わる如く変化する歳差運動によるものと考えられてます。
 
 今では、多くの方が自身の星座を知ってますが、21世紀では本当の星座は思っているのと異なる人もいる筈です。つまり、生まれた日に地球から見た「太陽は黄道十二星座のどの星座にあったか」ということです。
P1030086 【群馬県・大峰山】
 今年もあと四十日で一月一日です。この日に地球は太陽【全天一位の光度を持つ恒星】、及び、大いぬ座のシリウス【全天二位の光度を持つ恒星】の間に入ります。これは丁度400m陸上競技場のスタート地点で終着地点のようです。暦の最初の日である一月一日は天文学的に大きな意味を持ち、人類の先達は天体の動きから正確な暦を作り、私たち未来の人類へ誠に素晴らしい遺産を残してくれました。 
 

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