癒しを与える「花桃の里」を夢みて実生を育てる
【すっかり落葉した今日の源平しだれ桃】・・・拡大して幹をご覧ください。
どうしたことか私が花桃の魅力に取りつかれたのは昭和最後の年です。両親の他界により、我が家も世代交代となり、記念樹として植えたました。その花桃は四半世紀生き続け、3年前に朽ちました。
ところが、自然は大したものです。きちんと子孫を残してました。今年になってあちこちに芽が出ているではありませんか。暫く地中で芽を出す時季を伺っていたのでしょうか。生命バトンタッチの神秘を感じます。
現在は日当りの良い場所に移し、表面が乾いたら灌水してます。未だ本当に生まれたばかりでこの冬を乗り越えれば近未来は立派な花桃に成長するでしょう。
すべての樹木の始まりはこのような幼木です。これが太陽光、水、良い土に恵まれれば大きく成長します。下の写真はこの幼木の兄に当たる花桃で、やはり自然に実生から成長し、すでに今春は開花しました。これから年々成長する気配です。私は水をやるだけです。
写真の花桃は昭和の最後に植えた花桃の子供で、人間に例えれば中学生ほどです。前の道から観賞しやすいように剪定し、来春は一回り大きくなるでしょう。幸いスペースがあり、樹高3~4mの巨樹になっても心配ないです。
特に肥料を与えることはなく、無限に湧き出る井戸水を与えてます。この親はイギリスのレース鳩月刊誌「ビクトリアル」の表紙を3回飾りました。ブログの左上に掲げてあります。
タイトルの如く花桃は人間の心を癒します。それは枝垂れの姿に優しさが表れ、色彩も目に優しい柔らかさがあるからでしょう。桜は3月下旬から4月上旬にパッと咲いてパッと散ります。しかし、花桃は4月上旬から中旬で、まさに「桃の節句」に2~3週間も咲き続けます。「桃の節句」とは素晴らしい季節感ある言葉で、旧暦の3月3日です。現・太陽暦ではその年によって異なっても、花桃はやはり旧暦3月3日ころ咲きます。
「源平しだれ」はその名の通り、1本の木で紅白に咲き分けます。その割合は年によって異なり、源氏(紅)が勝つか平家(白)が勝つか咲かないと分かりません。来春はどうでしょう。
この「源平しだれ」はご覧のように、幹が蛇のようにくねっており、巨樹になると見応えがあるでしょう。築山に植えてあり、根元はカルデラ湖の如く水か溜まるようにしてあります。
私は花桃の生命力のように心身に鞭打ち、いつまでも健康増進に努め、人間の心を癒す花桃のように、生涯に亘りピアノやソプラノサックスで人を癒したい。
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