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2017年1月

2017年1月30日 (月)

冬季、ネックを温めて調子が出るソプラノサックス

P1020302_3【平素はケースの中で保護されてる】

 前々回、ソプラノサックスについて書きましたが、今回は寒い時季の効果的な調整法について記述します。人体同様、管楽器の状態は暑くても寒くても気温に左右され、特に厳寒時、音が出難くなったり、音程が狂ってしまいます。管楽器の吹き始めは誠に調子が悪く、なかんずく低温ではピッチが下がってしまいます。
 
 実は一昨日、前橋において国際交流の新年会があり、参加者はアメリカ人5名(男性2名、女性3名)及び日本人10名ほどでした。アメリカの方々の殆どは群馬県内の高校でALT=Assistant Language Teacherとして教鞭を執られ、県内に滞在してる方々です。
 
 このパーティーで私はソプラノサックスを演奏しました。曲はマルティー二作曲「愛の喜び」及び、グリーク作曲「ソルベイグの歌」を無伴奏ソロです。声楽と同じ状況で、演奏はよく透る音色とヴィブラートに集中するため暗譜です。
 
 現在、大寒の真っ最中であり、事前に練習しようとしてもソプラノサックスはなかなか音が出難いです。今まで、このような時はマウスピースを温めてましたが、今回、ものは試しでネックの中に50℃ほどのお湯を通して温めました。そしたらどうでしょう。すごく楽に音が出るではありませんか。一つの壁をクリアーした感じです。お陰でどうにか予定した音色で演奏でき、皆さんに聴いていただけました。
P1020304_2 【左ストレート管、右カーブ管のネック・・・私はストレート派】
 
 この中にお湯を通し温めます。同様にマウスピースも温めます。その後、すぐに本体につけて吹いたら今までと打って変わり、嘘のように楽に音が出るのです。一般的に、管楽器演奏者は身体に力を入れず、「楽に音が出ること」がすべての基本です。演奏中は音色と表現を追求することからこれは大切です。音が楽に出る状態で初めて演奏に自由な発想が生じます。
 
 寒いときは私たちの体も、もちろん車のエンジンの調子も、また、パソコンの動きも鈍いものです。これらはある程度、時間が経過し温まると調子が出てきます。特に、管楽器は気温によって音程が狂いやすいことから、厳寒の時季、ネックを温めると見違えるように音が良く出るので今後の練習に生かします。
P1020305_2【マウスピースは留めネジを上にすると均一に締まる】
 
 マウスピースの留めネジは本体に近い方を強く締め、口に近い方は幾分か緩め目です。これでリードが振動する距離が長くなります。マウスピースを選ぶ観点は内部が広いものです。
P1020306 【セルマーGPソプラノサックス本体】・・・結構重たいです。
 
 平素は他の人と演奏することは殆どありません。練習では声楽家のように通る音色、柔らかい表現をめざし、常に品格あるヴィブラートの研究です。現在、特訓してるのは知ってる曲であれば何調でも演奏できるようにすることで、これで効果的に訴える音色と音域を見つけます。
 
 近日中に高崎市の「バク」で独奏することになってます。曲は「オーバーザレインボー」及び五輪真弓の「恋人よ」です。長い音は音色を聴かせるために伸ばし気味に、高い音は細かくヴィプラートをかけ、概して、タンギングはソフトタッチを徹底したい。
 

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2017年1月26日 (木)

芯から温まる「さくらの湯」・・・病みつきになりそう

P1020294【高崎温泉・さくらの湯】

 以前は「かくれ不動の湯」という名でしたが、近年、営業再開により「高崎温泉・さくらの湯」として再出発し、高崎市街地で本格的な天然温泉「かけ流し」は珍しいです。庶民的な情緒ある雰囲気は人気が高く、とりわけ大寒の時季はとても体が温まることから一度入浴するとリピーターになるでしょう。ここは上信線「南高崎駅」に近い下和田町です。
 
 日帰り温泉が趣味の一つである私は、昨日およそ15年ぶりにここを訪れ、前回は「不動の湯」という名称の時代でした。温泉名が変わっても懐かしい昔の銭湯の佇まいが漂ってます。
 
 お湯は天然の含有物を含む本格的な温泉であり、ボーリングによりおそらく数百mの地下から汲み上げられるもので、お湯の色は伊香保温泉のように茶褐色です。
 
P1020298 【営業は11時~22時で年中無休】
 
 お湯の特徴は「芯から温まる」と実感でき、PH7.3であることや、浴室の色彩から鉄分が多いと感じられ、肌触りは多少ヌルヌル感があります。余り長い時間、沈んでいられず、つい浴槽から出てしまいますが、熱くて仕方がないのではなく、身体がすっかり温まる感じです。「いい湯だな」の歌がぴったりです。
 
2_photo_02【ホームページより転記】
 
 ところで、我が国は高齢化社会にあり、特にお年寄りの家庭内の風呂での事故が増加してる統計があります。家庭での場合を考えると、一般的に脱衣場の室温は低温であることが多く、ここで裸になると一気に血圧が上昇します。続いて浴槽は熱いことから、急激な温度変化に血管の対応が間に合わず、結果的に脳疾患が起こりやすいと考えられます。風呂からあがるときはこの逆の状態となり、今度は急激な寒さで危険です。
 
 一方、入浴中は緊張感がなく、心拍数が下がり、血管が拡張し、血圧低下となり、脳に血流が行き難くなることで眠くなる場合があります。この点、高齢者の一人での入浴は常に家の人の注意が不可欠です。最近、私の身近な先輩が入浴中の事故で帰らぬ人になりました。
 
 よく比較されることで、近年の交通事故死は年間4000人前後といわれ、一方、入浴中の事故は一万人以上と伝えられ、冬季の入浴が如何に危険であるかが分かります。この点、温泉施設は脱衣場が温かく、血圧の急激な変化は起こり難いと考えられます。
 
P1020297 【さくらの湯の入口】
 
 しかしながら、私たちは「身体を温めることで体調が改善する」ことを体験上知ってます。風呂は危険が伴うことをしっかり認識し、入浴によって全身を温め、血行を促進し、疲労回復につなげたいものです。
 
 すでに12年間、一人暮らしを余儀なくされてる私は、数年、自宅の風呂に入っていません。理由は前述の通りです。このため、ドライブ方々吉井「牛伏ドリームセンター」や、「ニューサンピア」、また、新町の銭湯に行ってましたが、こちらは閉店となり、不便になりました。
 
 今回、芯から温まる「さくらの湯」を体験し、家から車で15分程度なので、今後は本格的な源泉かけ流し「さくらの湯」が私の根拠地になりそうです。なお、特筆すべきは美しい受付嬢の応対の素晴らしさです。
 

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2017年1月23日 (月)

本来、美しい音色を奏でるソプラノサックス

P1010766【セルマー社のGPソプラノサックス】

 サクソフォーンはベルギーのアドルフサックスによって1840年代に作製されたことから、他の管楽器のようにオーケストラでの定位置がなく、平素、私たちが見習いたいサクソフォーン本来の美しい音色に接するチャンスは意外と少ないものです。
 
  このような現実にあっても、サクソフォーンの音色はヒンデミットが述べてるように「理想的な音である」と私も感じ、若き日、彼のサクソフォーンソナタを練習したものです。1楽章はまるで声楽で演奏してるかの如く、伸びがあり、サクソフォーン独特の快いヴィプラートが余りなく発揮される作品です。
 
 高校時代にアルトサクソフォーンを始めた私の思い出の一つに、群馬大学オーケストラの定期演奏会でサクソフォーンが必要なとき、例えば、ハチャトーリアンの「剣の舞」や、ラヴェルの「ボレロ」のソロを故栗原教授指揮のもと、大学生に混ざって演奏したことがあり、私にとって、若き日の一つの大きな音楽的刺激になりました。その後、群馬大学に入学し、定期演奏会でビゼーの「アルルの女」の間奏曲やメヌエットの対旋律を独奏したことも青春の一つの思い出になってます。
 
 この頃、日本クラシックサクソフォーンのパイオニア故阪口新先生についてレッスンを受けるチャンスに恵まれ、貴重な体験になりました。
 
 師曰く、サクソフォーン演奏で大切なことは「24の調性すべてにおいて、スケールとアルページョがスムースにできること」「オクターヴキーを使った高音と、オクターヴキーを使わない低音とはどちらも音色が同一であること」「高音と低音のアンブッシャーは締める力が同じであるが、高音は空気のスピードが速いこと、低音のスピードは緩いこと」「何より音程の正確さは基本であること」そして「常に自分より上手な人と演奏する」を教わリ、今でも、その教えと先生の「生の音色」は脳裏に焼き付いてます。
 
 その後、生涯に亘りサクソフォーンは身近にありましたが、40代になって私が求める音色に最も合致してるのはソプラノサックスであると思うようになり、今まで持っていたサックスを順次下に出し、今では写真のセルマーGPソプラノサックスが生涯の分身的な存在になってます。時折、パーティーなどで演奏するときは緊張感を持って事前に快いヴィプラートを伴う音色第一主義で練習します。透明感を持ち適切なヴィブラートこそソプラノサックスの真髄と思ってます。
 
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 こんなことから現代的な速い音楽より、ソルベイグの歌、婚礼の合唱、愛の喜び、シルクロードりテーマなど旋律のきれいな楽曲を選び、会場に行き渡る浸透性ある楽器本来の音色を追求し、声楽の如く、人に音色が聴き入られることを目的にしてます。半年前に前橋市で行われたアメリカ人同士の結婚式では「婚礼の合唱」を奏でました。このように声楽的な曲では奏者自身、音色や表情に没頭できるので暗譜が原則です。
 
 前述の如く、この楽器の歴史は新しいことから、つまり、それは今までになかった表現力、機能的に優れた運指であり、本格的演奏家の音色は誠に魅力があります。それは他の木管楽器のように、いわゆる笛の音であったり小鳥の声に近いものでなく、どちらかというと、人の声やバイオリンに近い音です。阪口先生曰く「優れたバイオリン奏者の独奏をよく聴くことで音色が磨ける」との教えは今でも頭から離れません。
 
 今後、私はチマローザの作品を柔らかい音色で演奏してみたいです。平素、吹奏楽で演奏してる人は。常に大勢の中での演奏のみでは自らの音色を磨くことは難しいことから、時々は一人で音色を磨く時間と空間が基本と思います。
 
 追伸・・・「チマローザソプラノサックス演奏」と検索するときれいな音色が聴けます。
 

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2017年1月19日 (木)

しだれ桃の里をめざし、大寒の今こそしっかり世話

342_1【以前にあった大きなしだれ桃】・・・拡大してご覧ください。

 両親から私の代に世代交代した記念樹として植えた「しだれ桃」は年々大きくなり、見る見るうちにご覧の通り成長し、前の道を通る人たちが思わず立ち止まって眺めるほどでした。
 
 その後、次第に花桃の色彩としだれる姿に心を奪われてしまった私は講読しているイギリスレース鳩月刊誌「ビクトリアル」社へ更新時に鳩舎と共に「しだれ桃」の写真を送ったところ、翌月号の表紙を飾ったのには本当に驚きました。この月刊雑誌は英語版のため世界中で読まれています。表紙を飾ったのはおそらく日本人では私だけと思います。
 
P1010835【ピクトリアルの表紙】
 
 写真の「しだれ桃」は数年前に朽ちましたが、自然界は私を裏切りませんでした。知らないうちにきちんと数本の子孫を残していたのです。私にとって思い出深い花桃の二世を育てる気持ちは当然、懸命になり、そのうちの1本はすでに築山の一角にあって2~3年前から咲き出してます。
P1000910【昨春、二世が開花】

 桃の花は旧暦(太陽太陰暦)の3月3日、いわゆる桃の節句に必ず咲くことから、昔から雛段に桃の花を飾る慣わしがあったのでしょう。今年2017年の「旧ひな祭り」は現在のカレンダー(太陽暦)で3月30日です。
 
 不思議なことに、旧ひな祭りは毎年必ず大安と決まってます。大昔から女の子の誕生をおめでたいことと考えた先人の思いが偲ばれます。
P1000540【ブログの右にいる次女の娘の雛人形・・・桃が飾ってある】
 
 個人的に私は、旧暦は日本の風習と結びつき、しかも、季節感があり、とても人の気持ちにぴったりする暦と思ってます。例えば、中秋の名月と言えば中秋(旧8月)の15日に十五夜となります。今年は10月4日で、この日(旧暦8月15日)は毎年必ず仏滅で、先祖を偲ぶ風習から来てるのでしょうか。
 
 同様に、旧7月7日(今年は8月28日)の七夕は毎年必ず先勝です。彦星、織姫星の如く、恋は突進して先勝ということでしょうか。しかし、世の中が国の枠を超えた時代になっては、もう太陽太陰暦に戻ることはないでしょう。
 
P1020286【紅白に咲き分ける源平しだれ桃の幹は湾曲してる】
 
 ところで、大寒の今こそ「しだれ桃」の蕾や根が成長する時期です。このため本日は天気も穏やかなことから、水をたくさん与えました。根元をクレーターのようにして水を溜めても、乾いてる築山はすぐに地中に浸み込みます。
 
 寒肥えと言って今こそ肥料を与える時季です。しかし、概して実が生らない樹木には鶏糞など強い肥料を絶対に与えてはなりません。枯れてしまいます。肥料は油粕を遠巻き与える程度です。私は植物にとって水が最大の栄養と考えてます。
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 こちらも一番上の写真のしだれ桃の子供です。親が朽ちて5年ほどしてから芽が出たので生命バトンタッチの不思議さがあります。地中でじっと待ちチャンスを伺ってたのです。私たちも、人生途上で失望することが多々あっても、時間の経過とともに予想外の良いことが起こる可能性があることを教えるかの如くです。植物から挫けず生きろと教えられる思いです。
P1000880 【昨年、桃の節句に開花した源平しだれ桃】
 
 本日、水を与えた「源平しだれ」は、あと2ヶ月で咲くでしょう。いつになっても人生に花の咲かない私は、庭を花桃の里にすることで心が満たされてしまうのでしょうか。やはり、人生にも花を咲かせたい。
 

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2017年1月16日 (月)

脳をクールダンンさせる鼻呼吸を生活習慣に

P1020126 【私のウォーキングコースである「めがね橋」から見た碓氷峠旧道】

 1月15日、雪の中で行われたセンター試験、そして吹雪の中で行われた都道府県対抗女子駅伝の如く、青春とは心身に鞭打ち夢を実現させるため、一歩でも前へと頑張るものです。
 
 一方、私自身も若いときを振り返ると、本当に頑張ったのは、やはり大学受験の数学でした。元々、数学が苦手であったからです。数学は一歩一歩の積み重ねなので毎晩、深夜まで取り組み、あれほど集中た事は人生になかったように思います。
 
 その後も試験の連続で、2年間のインド滞在から帰国し受験した高校教員採用試験で、こちらは特に音楽に関する分野で、中世から現代までの音楽史を漏れなく復習、移調楽器の編曲法や音程名など音楽理論、ピアノを聴いて楽譜にする聴音、そして実技ではグラズノフのサキソフォーンコンチェルトに挑戦し、音色と効果的なヴィプラートに専念した思い出があります。こんなことで高校音楽教員が生涯を貫く職業になりました。
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 その後は試験を受けたことがあっても、人生に関わるようなことはなく、吹奏楽部の楽器運搬のため大型車の免許取得、そして日本鳩レース協会による公認審査員試験です。難解なのは距離測定試験の筆算で、地球上は平面でなく球面だからです。
 
 放鳩地と鳩舎位置の二点が緯度経度で度、分、秒とその下の桁で示され、それだけで二点間の距離を計算します。こちらは問題集が市販されてないため自ら問題を作り、反復練習しました。
 
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 例えば、稚内駅から高崎駅まで、あるいは舞鶴駅から札幌駅までの直線距離をメートルの単位まで計算する球面三角法です。前述の如く生来、数学が苦手である上に対数計算を筆算で行う試験でした。こんなことでも協会から合格通知を受けたときは嬉しく、その晩の一杯は格別でした。昔、大学受験で取り組んだ数学が蘇り、これにより、いっそうレース鳩が好きになりました。
 
 一般的に血統、飼育法を云々言っても、結局、鳩レースとは放鳩地~各鳩舎間の距離が正確に計算されていてこそ成り立つスポーツです。人生と共にあるレース鳩は60年間飼育してます。
 
P1020276【生活空間の温度と特に湿度を調整】
 
 ところで、冬季の健康維持で私たちが最も怠ってならないことは、現実には意外と難しいことで新鮮な酸素を吸うことです。平素、忘れていても酸素は最大の栄養であり、時々にこれについて考えるだけでも、その後の健康度が変わるかもしれません。
 
 新鮮な酸素に入れ替えるには窓を開け、反対方向の窓も開けて通過させるだけです。誤りやすいのは空気清浄機で、新鮮な酸素を生じさせることはありません。細菌や埃を除去しつつ室内の同じ空気を循環させてます。
 
 一方、酸素を肺に入れるには、口呼吸の習慣から脱皮し、徹底した鼻呼吸の習慣化です。鼻呼吸を行うと、より深く吸えます。鼻呼吸は複雑な鼻の内部を瞬時に通過するので、粘膜により埃を除去したり湿気を与えてから肺に酸素を送ります。
 
 無意識のうちに鼻呼吸が習慣化できると「両眼球の奥で、脳のすぐ下にある蝶形胴と篩骨胴」を空気が通過することで脳をクールダウンさせると考えます。身体は温めても、脳は涼しい状態がまさに冷静に働くことから、ぜひ、鼻の通りをよくして鼻呼吸を習慣にしましょう。
 
P1020271 【ショウガ湯とトウモロコシのスープ】
 
 今の時季、身体を内面から温めるには昔の人の知恵で、ご覧のショウガ湯などは効果があり、寒いままより温めることで鼻の調子もよくなる傾向です。入浴は最高に温まります。また、暖かな日、暖かな時間帯でのウォーキングは効果があります。ウォーキングを習慣化するには自分のお気に入りコースを持つことです。 
 
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 身体を外面から温めるには室温を一定に保ち、前述の通り、時々、換気を励行することと思われます。あと、二週間余りで立春です。思い切り野外で活動できる季節はどんどん近づいてます。 
 

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2017年1月13日 (金)

アクセス100万件に迫り、錆つかない脳をめざす

P1020265 【国際宇宙ステーションから今朝の映像・・・御前崎近辺】

 30年前、職場にあって私はいわゆるcomputer phobiaで、パソコンに向かってる人は何をしてるのかと思ったものです。しかし、見よう見まねでキーボードに打ち込んで最も驚いたことは、一瞬にして「ソーティングできる速さ」でした。 つまり、人間が行えば相当時間がかかる作業がワンクリックで序列に並び替えられることでした。
 
 その後、娘が大学への提出書類はパソコンで送付する必要があるとのことで、インターネットに繋がるパソコンを家に1台設置すると、私の方が嵌り込みました。
 
 それはレース鳩の掲示板です。会ったことのない全国の愛鳩家たちとのやり取りが楽しくなり、撮りたての写真を掲載できたり、家に居ながらにしてリアルタイムな交流が楽しめる便利さに驚きつつ、インターネットの世界に入りました。
 
 ついにオフ会と称し、ネット上で知り合った各地の愛鳩家が私の家に集まったり、また、東京や前橋、長野県などに集合し、一杯酌み交わし絆を深めるようになりました。その頃、妻を亡くし一人暮らしになった私にとって、インターネットという想わぬ世界が身近になりました。これは現役時代に考えられなかったことです。
P1020247【ISSによるケープタウン付近の映像】
 
 その後、各種ホームページやブログを拝見し、個人としてはブログが便利と分かり、これを始めたのが10年前です。初めて発信した途端、拙いブログに日本中からアクセスが来るようになり驚きです。
 
 このようにブログは日記とは異なり、多くの人に読まれる状況を知ると、学生時代より作文が大の苦手であっても、私が気づいたことは、本来、「文章とは自らの意志や感想、あるいは発見を時空を超えて人に伝えるもの」と認識するようになり、以来、伝わる文章を心掛けてます。
 
 ご存じの通り、元々、ブログとは航海日誌=logに由来し、これに蜘蛛の巣=webのように世界中に張り巡らされたインターネットに載ることを指し、二つ合わせてweblogとなって、今日では単にblogといわれてます。
 
 今後、ブログでは内容の充実に努め、右側のEnglish translationにあるように瞬時にブログ全体が英語版になったり、その他、国際宇宙ステーションからのリアルタイムな映像、NHKラジルラジルは放送を聴きにながらでもネットにアクセスできます。
 
 また、私にとって、リアルタイムで便利なのが先進国Reit Indexです。これによりアメリカを中心とし、ドイツ、フランス、オーストラリアなど世界先進国の不動産指数が分かります。
 
 一方、最も便利で素晴らしいのはグーグル翻訳です。例えばこの文章の一部をドラッグして貼り付ければ、たちまち英語の音声が流れます。音声は英語だけでなく、多くの外国語に対応し、まるで夢のようです。また、VOA Learning Englishはオバマ大統領やトランプ次期大統領など有名人の最新のスピーチが聴けます。「わたしのフェイスブック」はどなたでも見られるように設定してあります。
 
  その他、日本中の火山の現況、皆さんの最寄りの駅の時刻表が調べられる全国時刻表、今夜の星空は一年中の天体の動きや、南半球で見える今夜の天体の位置が分かります。世界の国歌については演奏が聴け、国際交流に役立つでしょう。
P1020173 【長万部付近と内浦湾、室蘭・・・ISSよりの映像】
 
 日本は高齢化となり、人口の三分の一は高齢者であることから、今後は私を含め、より充実した人間らしい生活をめざすには如何にしたら新たな体験を文章化できるか模索を続けたいです。それには現場に出向いて体験し、「脳の活性化」を探りたいです。具体的には、未だ体験してない新たなカテゴリーに挑戦し「現場第一主義」を通して発見や驚きを文章化したいです。
 
 しかし、私より年配の方々のアクセスが少なく、どちらかと言えば、「未来ある若い人たち向け」にブログを書きたいです。今後とも皆さまのアクセスをお待ちしてます。 
 

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2017年1月 9日 (月)

スバル輝く冬の夜空を演出・みかぼ室内管弦楽団

800pxthe_pleiades_m45【今宵も日本上空にあるスバル星団】

 今の時季、午後7時~11時ころまで日本の上空にあり、肉眼でよく見える不思議な星の塊は「スバル星団」=the Pleiadesです。中国名「昴」は日本でも大昔より「星はすばる、ひこ星、宵の明星がよい。流れ星も少々趣きがある」と清少納言の「枕草子」にも記されてます。
 
 21世紀の今でも、一日一回、沖縄県石垣島や宮古島、西表島など先島諸島の頭上を必ず通過することを知ると、宇宙の普遍性と人類の生命とは比較にならない永遠性を心底から感じざるを得ません。
 
 本日、私は高崎市浜川プール・トレーニングセンターで開催された「みかぼ室内管弦楽団」による「昼のミニコンサート」を聴きに行きました。毎年この時季に開かれ、すでに三回ほど拝聴し、指揮者のユーモア溢れる解説や指揮ぶりに、もちろん素敵な音楽に時間の経つのを忘れました。
 
 実は、室内管弦楽団の母体である新みかぼフィルハモ二ックのバイオリン担当Oさんと私はトレーニング仲間であり、フェイスブック友人であることから、この催しを知りました。寒い中、楽員の熱気はもちろん、観客の皆さんも演奏を楽しそうに聴いてます。
 
 私は前から二列目に席を取り、麗しいチェロの女性のすぐそばで楽しい時間が過ごせ、室内楽を生で聴くのは中世より音楽の喜びの真髄であることから、やはり洗練された音色に、そしてハーモニーに、何より、異なる旋律の動きが美的に組み合わさった四声対位法に胸が踊ります。
 
 その主たる演奏は「G線上のアリア」にありました。チェロの隣は、これまた女性コントラバス奏者の揺るぎないテンポ感と地底から響き来るような低音に圧倒され、私たちが生きてる実感、そして感嘆する魂の叫びは快適なテンポ・リズムそのものではないでしょうか。「G線上のアリア」の八分音符の速度は、私たちの心拍数にほぼ一致するように感じてなりません。
 
P1020240【美しいチェロの響きを目の前で堪能】
 
 プログラムは「ラジオ体操第一」に始まり、客は意外な幕開けに驚きつつも、寒くて固まった身を柔軟にしてます。実は私は本日、ラジオ体操は二回目です。朝、自宅でやって来たからです。
 
 お陰で、体調は良く、音楽鑑賞に集中でき、脳が活性化しつつありましたが、どこを捜しても楽員の中にフェイスブック友人のOさんが見当たらないのです。お目当ての女性に会えないのは青春時代以来のことで、どうしたのだろうと思いつつ「G線上のアリア」の四声部をすべて聴き取る覚悟でバッハ音楽の極意を楽しみました。
 
 一方、タイトルの如く、プログラムに「すばる」があり、実は最近、私は頭上に輝く星団「スバル」を毎晩の如く眺めてます。ですからその偶然性と今の季節に相応しい選曲に感心です。この曲は中国でも人気と言われることからよく聴くとなかなか素晴らしい作品です。元々「スバル」を「昴」と書くのは昔から中国で言われたことで、その後、日本に入って来たのでしょう。では、聴きましょう。
 
 ところで、今回の演奏で特に美しい響きが感じられたのはアンコールで演奏された「愛の讃歌」です。本番の演奏に続き、アンコールで二回目であることから、アンコールの方が一段と愛の表現は高まって聴こえました。
 
 特に、女性奏者たちの表情が今までより幾分か高揚し、顔つきに赤味みが感じられたのは私だけではないでしょう。ご本人の人生体験と音楽「愛の讃歌」がマッチしたような感じが会場に伝わりました。
 
 音楽とは楽譜を音にすることから超越し、このように自らの人生の喜怒哀楽に結びついて演奏できれば、表現は全く高い境地に入るのでしょう。
 
 指揮者の言葉、「ハンガリー舞曲第五番」中間部の遅くて引っ張る部分について・・・確かに「納豆」の粘るイメージですね。こんなことを言うと、もしかして、Not at all と言われそうです。
 
 

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2017年1月 5日 (木)

冬は皮膚から、運動から、飲食から身体を温める

P1000416【私のお気に入りウォーキングコース・・・烏川と鏑川の合流地点】

 今日は二十四節気の「小寒」です。地球から見る太陽は一年かけて東へ東へと黄道十二星座の中を縫うように移動するように見え、「小寒」の太陽は「射手座」を通過したところです。
 
 黄道十二星座と二十四節気の関係は倍数なので、黄道十二星座の中に、二十四節気がおよそ二つずつ入ることになります。しかし、実際、日中に星座は見えず、半年後の午前0時に南中するので確認できます。「射手座」は小暑である7月7日午前0時に南中します。
Photo 【射手座・・・ウィキペディアより転記】
 
 一方、日本ではこれから約一ヶ月は寒冷の日々で、健康を維持しつつ冬を乗り越えなければなりません。英国詩人Shelleyの一節 O, Wind, if Winter comes, can Spring be far behind?=冬来たりなば春遠からじ。もうすでに庭の梅は蕾が膨らんでます。
P1020209【梅の蕾、本日撮影・・・紅白に咲き分る思いのまま】
 
 ところで、寒さはスムースな血流の敵です。寒さを防ぐには身体の末端の皮膚を乾布摩擦により温めると幾分か効果があります。特に衣服で保護されない首周辺、手首から肘まで、足首から脹脛まで、耳たぶ、そして顔全体です。
 
 これらの部分をタオルで1ヶ所につき20往復ほど乾布摩擦です。耳たぶはマッサージです。乾布摩擦はタオルがよいです。多少ごつごつして抵抗があるからです。縮んでいた毛細血管=capillaryが摩擦で生じる熱により開くことで血流がスムースになり、自律神経の働きが高まり、延いては体調が良好になると考えられます。
 
 また、運動で身体を温める場合は【気温が上がってから】です。特にジョギングやウォーキングは早朝を避けなければなりません。
 
 一方、冬季は冷たい飲み物や冷たい食事を控え、温かいものが適してます。私はお酒を飲むので冬季は日本酒のお燗です。焼酎のお湯割りやウィスキーのお湯割りも、意外と美味しく身体が温まることを体験上知ってます。「冷酒(ひやざけ)と親の忠告は後から効く」といわれ、健康を考えると冬はお燗です。一方、朝食は必ず温かいものです。
P1020204 【今でも使ってる昔ながらの炬燵】
 
 生活環境ではご覧の通り、日本古来の知恵「炬燵」が下半身が温まり、室温も温まります。日中、部屋に陽が差し込めば夜間も幾分か適温が保てます。湿度は湯気で50%度前後を維持できます。
 
 また、冬季に陥りやすいこと、それは換気不足です。時折、室内の空気を入れ替える必要があります。近年は子犬をなど小動物を室内で飼育することもあり、換気は不可欠です。反対側の窓を開ければ30秒で空気は入れ替わります。私たちの身体にとって「新鮮な酸素こそ最大の栄養」であることを忘れてはなりません。
 
 近年は空気清浄機という優れ物があります。しかし、埃を除去する点では優れても新鮮な酸素を生み出すことはありません。酸素は植物による光合成で生じるものです。空気清浄機に頼り過ぎ、換気を忘れてはなりません。
 
 これから本格的な冬です。脳は例外でクールダウンですが、「身体の各部位を温め」機能の活性化を図りたいものです。
 
 

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2017年1月 2日 (月)

健康は富に勝るが、経済学を学ぶことは不可欠

P1020193【すでに開花してる君子蘭】

 皆様、新年おめでとうございます。今年もアクセス戴ければ幸甚です。そのためにブロガーには「記事内容に幅の広さと深みが求められ」、また、「新たな角度から物事の見方ができる」必要があると思います。
 
 拙いブログ開設以来、今年2月で10年経過します。12年前、妻との死別により一人暮らしが始まり、その後、生き方を模索するうち、ブログに出合いました。経って見れば時の経つのは早いもの。しかし、これからの10年はすぐに来ません。一日一日、実のある時間を持ちたいです。
 
 ところで、現代社会では年を重ねるごとに認知症=demetiaが心配になり、これを防いだり、遅らせるには心身ともなる健全な生き方がポイントでしょう。何もしないで待ってるだけでなく、「人に頼らず、自ら前向きに行動すること」、今まで経験してない「新たなことへのチャレンジ」は固より、「自立、自律」の精神が必須と考えます。
 
 そのために諺の一つ、A sound mind in a sound bodyは「健康体に相応しい平和な精神状態が実現するよう努める」ということで、私たちは身体を鍛え、血液循環をスムースにし、一日一汗をめざし、老廃物を体外に排出し、新鮮な酸素と栄養を体内に補給し、その基盤の上に「争いのない心」をめざす必要があります。
P1000501 【鏑川で羽を休める穏やかなコハクチョー】
 
 表題の諺、「健康は富に勝る」は事実ですが、一方、現実に高齢化社会を生き延びるには「安定した経済の後ろ盾が不可欠」であることは言を待ちません。費用の面から躊躇することなく医療を受診できたり、薬の購入に心配なく、三度三度、食事にかかる費用は最も心配なく有りたいものです。
 
 先月14日、FRB=Federal Reserve Board=アメリカ連邦準備制度理事会は政策金利を0.50%から0.75%に切り上げたと伝えられます。またアメリカの2017年は失業率の回復から、金利引き上げが時々行われるとの見方があります。
 
 世界経済は徐々に上向きの気配であっても、日本は依然としてマイナス金利政策であることから、以前のように預金利子に頼ることはできず、働けなくなった高齢者は年金に頼るか、預金の取り崩しかになります。健康管理と共に経済安定(定期収入)は高齢者にとって命の両輪です。
P1020190【2017年元旦の浅間山】
 高齢者の多くが経済的不安を抱えてる遠因を考えるとき、私は「従来からの日本の教育に一因があるのではないか」と考えてます。多くの人たちが中学~高校時代と進む過程で、特に普通高校に学んだ人たちは、「生きるために大切な経済」を学問として受講した体験がない場合が多いです。
 
 つまり、学生時代に教科として経済(商業科目)を受講せず、昨今では週5日制に制約を受け、同時に教育課程に普通科目の単位数がたくさんあることから、将来の経済【収入法】について直接、専門家から指導を受けるチャンスを逸した現実があります。
 
 経済高校や商業高校のみならず、生徒数が多い普通高校でも、卒業までに商業科目を全員1単位必須とするカリキュラム設定が重要でしょう。
 
 未来は年金に頼ったり、貯蓄を切り崩す方法のみでは限界があり、収入の手立てがない状況に陥りやすく、日本の未来を背負う若ものの高齢期を考えるとき、普通高校に経済(商業)科目が必須と考えます。
 
 

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