脳をクールダンンさせる鼻呼吸を生活習慣に
【私のウォーキングコースである「めがね橋」から見た碓氷峠旧道】
1月15日、雪の中で行われたセンター試験、そして吹雪の中で行われた都道府県対抗女子駅伝の如く、青春とは心身に鞭打ち夢を実現させるため、一歩でも前へと頑張るものです。
一方、私自身も若いときを振り返ると、本当に頑張ったのは、やはり大学受験の数学でした。元々、数学が苦手であったからです。数学は一歩一歩の積み重ねなので毎晩、深夜まで取り組み、あれほど集中た事は人生になかったように思います。
その後も試験の連続で、2年間のインド滞在から帰国し受験した高校教員採用試験で、こちらは特に音楽に関する分野で、中世から現代までの音楽史を漏れなく復習、移調楽器の編曲法や音程名など音楽理論、ピアノを聴いて楽譜にする聴音、そして実技ではグラズノフのサキソフォーンコンチェルトに挑戦し、音色と効果的なヴィプラートに専念した思い出があります。こんなことで高校音楽教員が生涯を貫く職業になりました。
その後は試験を受けたことがあっても、人生に関わるようなことはなく、吹奏楽部の楽器運搬のため大型車の免許取得、そして日本鳩レース協会による公認審査員試験です。難解なのは距離測定試験の筆算で、地球上は平面でなく球面だからです。
放鳩地と鳩舎位置の二点が緯度経度で度、分、秒とその下の桁で示され、それだけで二点間の距離を計算します。こちらは問題集が市販されてないため自ら問題を作り、反復練習しました。
例えば、稚内駅から高崎駅まで、あるいは舞鶴駅から札幌駅までの直線距離をメートルの単位まで計算する球面三角法です。前述の如く生来、数学が苦手である上に対数計算を筆算で行う試験でした。こんなことでも協会から合格通知を受けたときは嬉しく、その晩の一杯は格別でした。昔、大学受験で取り組んだ数学が蘇り、これにより、いっそうレース鳩が好きになりました。
一般的に血統、飼育法を云々言っても、結局、鳩レースとは放鳩地~各鳩舎間の距離が正確に計算されていてこそ成り立つスポーツです。人生と共にあるレース鳩は60年間飼育してます。
ところで、冬季の健康維持で私たちが最も怠ってならないことは、現実には意外と難しいことで新鮮な酸素を吸うことです。平素、忘れていても酸素は最大の栄養であり、時々にこれについて考えるだけでも、その後の健康度が変わるかもしれません。
新鮮な酸素に入れ替えるには窓を開け、反対方向の窓も開けて通過させるだけです。誤りやすいのは空気清浄機で、新鮮な酸素を生じさせることはありません。細菌や埃を除去しつつ室内の同じ空気を循環させてます。
一方、酸素を肺に入れるには、口呼吸の習慣から脱皮し、徹底した鼻呼吸の習慣化です。鼻呼吸を行うと、より深く吸えます。鼻呼吸は複雑な鼻の内部を瞬時に通過するので、粘膜により埃を除去したり湿気を与えてから肺に酸素を送ります。
無意識のうちに鼻呼吸が習慣化できると「両眼球の奥で、脳のすぐ下にある蝶形胴と篩骨胴」を空気が通過することで脳をクールダウンさせると考えます。身体は温めても、脳は涼しい状態がまさに冷静に働くことから、ぜひ、鼻の通りをよくして鼻呼吸を習慣にしましょう。
今の時季、身体を内面から温めるには昔の人の知恵で、ご覧のショウガ湯などは効果があり、寒いままより温めることで鼻の調子もよくなる傾向です。入浴は最高に温まります。また、暖かな日、暖かな時間帯でのウォーキングは効果があります。ウォーキングを習慣化するには自分のお気に入りコースを持つことです。
身体を外面から温めるには室温を一定に保ち、前述の通り、時々、換気を励行することと思われます。あと、二週間余りで立春です。思い切り野外で活動できる季節はどんどん近づいてます。
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コメント
口呼吸は百害あって一利なしの感あり。鼻呼吸は、口呼吸のデメリットを補い余りあるような気がします。鼻呼吸は、脳のクールダウンにも役立っているのですね。知りませんでした。健康情報記事は参考になります。
鼻呼吸をしていると、カッキーのように鼻筋も高くなり男前になれる気がする。
投稿: ヒポクラテス | 2017年1月17日 (火) 04時59分
ヒポクラテス様、コメントに感謝いたします。
拙いブログへ古代ギリシャ「医学の父」からコメントをいただき有り余る光栄です。私は【誰でもですが、】自分の顔を生涯、直接見ることはできません。私の場合、鼻を高くする方法を20代の初めにインド北部のカシミールの方々に教わったことがあり、彼らたちの鼻は、恰も鼻を作って顔につけたような高い鼻の印象です。私は訊ねました。どうしてそんなに立派な鼻をしてるのですか。カシミール人曰く「毎日、引っ張ってる」とのことです。その後、私は住まいであるカルカッタに戻ってから、彼らの言う通り毎日鼻を引っ張ってみました。そしたら、ついに鼻血が出てしまいました。でも、1年間、時間を決めて毎日引っ張れば多少は効果がある気がします。
バクへは21日【土】の予定です。
投稿: カッキー | 2017年1月17日 (火) 09時12分