« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »

2017年2月

2017年2月27日 (月)

健康は築くもの・・・今宵も「バク」まで6K歩く

P1020407 【紅梅しだれ】   

 文章を書くことは、どちらかと言うと「人に伝えることより自らへの戒め」になるようです。つまり書くことによって脳が具体的に活性化し、健康法を実践することや勉強する意味を再確認するようです。
 
 例えば、健康については考えるだけでなく、あるいは運命と思う前に日々身体を動かし、多少の負荷を与えることが、何と言っても空腹感を生じさせます。
 
 この空腹感こそ、次への効果的な栄養補給につながり、如何に「お腹が空くか」が消化器官の健康につながるのではないでしょうか。お腹が空けば、何を食べても美味しく、私のように一杯が好きな者は事前の空腹感こそ心底より幸福感に浸ります。
 
 これは英語のことわざ「Hunger is the best sauce.」そのもので、昔から世界の先達は私たち未来の子孫に金言を残してます。ぜひ、この教えを享受したい。
 
P1020393 【満開の白梅しだれ】
 
 ところで、3年ほど前、本当に良いお店を発見し、と言っても自分で見つけたのでなく、高崎市内の海外日本人学校に勤務した教員の会で偶然に連れて来てもらったお店が「バク」です。
 
 このママは違うと、「ママさんの明るさと頭脳明晰な応対」にすぐ反応した私は、それ以来おそらく100回前後はお邪魔し、本日も倉賀野の家を午後4時に歩いて出発し、安全かつ歩きやすい道をJR高崎線沿いに、群馬西部の山並みを眺めつつ、西に向かって前後に腕を振り、黙々と一路「バク」へと、踵から着地する原則を守りつつ、5時10分にママさんに挨拶できました。
 
 この着地法は全身に強く響くことから、私たちが骨を丈夫にする究極の方法と考えます。運動と言えば、一般的には筋肉をつけることと考えがちですが、それは正しくとも最近の医学界による健康長寿法は、骨に負荷をかける鍛錬が健康につながると考える傾向です。
 
 このウォーキング法は副産物的に脳に良い刺激を与え、骨粗鬆症対策はもちろん、認知症予防に効果的と考えます。近年は、「踵からの着地が健康を築く生活習慣」と考える専門家が多く、私自身も実践しつつ納得してます。
 
P1020409【庭は紅梅・白梅の饗宴】
 
 一方、私は音楽と英語の教員免許を持っていても、実は、これらの科目は学生時代には試験のために頑張っただけで、あまりパッとしなかったです。ところが教員生活を退職した人生の晩年になった今になって、やっと音楽【ソプラノサックス&ピアノ】や英語【英作文】に燃えてます。しかし、その頂が遥かに高いことにショックを受けつつ、この無限への取り組みが一つの喜びにつながってるようです。
 
 それにしても勉強とは果てしない偉大な高さへの挑戦で、決勝線はないようです。もしかして、「目的追究への過程が真髄であり」、夢中になるものを持つことが認知症対策の最大要因と考えると、運良く一人暮らしが終わった暁にも、この姿勢を堅持したいと思ってます。
 
P1070028
 
 今宵は午後3時から倉賀野小の下校指導で2K歩き、その後、「バク」まで6Kなので合計8K歩きました。心肺機能に疲れはなく、足腰は快い疲労感です。
 
 「人に頼らず」自らの意志で脳と身体を燃焼させれば、現代の社会問題である認知症を遅らせることができるかもしれない。
 

| | コメント (2)

2017年2月23日 (木)

身体が不自由な方や高齢者に手を差し伸べたい

147939111474557571179【JR高崎線・倉賀野駅】

 昨日、所用のため倉賀野駅から大宮駅までJR高崎線に乗りました。倉賀野駅で途端に目に入ったのは高齢女性が重い荷物を持って階段を下る姿です。ゆっくり一歩一歩の姿は痛々しく、すぐにホーム下まで荷物を持ってあげました。
 
 倉賀野駅の構造はエスカレーターやエレベーターがなく、しかも階段が高く、長くて健康な人でも昇り降りは体力が要ります。増してや高齢者は一苦労です。
 
 昔の倉賀野駅は階段を上がらなくても1番線のホームに行けましたが、半世紀前から上り方面へも、下り方面へも必ず最初は二階へ上がる構造になりました。
 
Img_7574
 
 そのためでしょうか。日々、高齢者の乗降客を見ることは稀になってます。車の運転をしない人は仕方なく、電車を使いますが、階段の上り下りが誠に難所と感じます。その高さは二階建て和風住宅の屋根まで登るに等しいです。
 
 しかし、他の駅に比較し、倉賀野駅は乗降客の数が少なく、常に動いてるエスカレーター設置は不可能であり、使用者がいないとき停止してるエレベーターについても、南口、北口、そして二つのホームに設置すると計4基になります。仮に西口と1番線のみ2基を設置しても費用は数億円以上と考えられ、乗降客が少ないことから今のところエレベーター設置は不可能と考えられます。
 
 車を運転しない高齢者が隣の旧・高崎市街地へ行くにも、タクシー以外に交通手段はなく、「ぐるりん」があっても、私も未だ乗ったことがありません。以前は高崎行きの上信バスが日に何本も走ってました。その点、現在の倉賀野は高齢者にとって住み難い町かもしれません。
 
 故に、いわゆる「買い物難民」が多くなり、倉賀野の街中から大型スーパーへは歩いて行ける距離ではありません。ただ一つ「ベイシア」のみですが、刺身や惣菜など生鮮食料品は限られてます。倉賀野町には昔、町長がいたし、町会議員も多数いたので要望の実現も可能でしたが、高崎市に合併してから町に活気がなくなり、たくさんあった祭りも姿を消しました。
 
P1020387【紅白に咲き分ける思いのまま】
 
 この現状を鑑みるとき、私たち健康で動けるものが、高齢者はもとより、目の不自由な方、耳の不自由な方に対し、多面に亘り手を差し伸べ、心身の負担軽減になるよう、社会全体で安全に導くことが大切です。
 
 私はかなりJRの電車を使いますが、混雑してる高崎駅構内では時折、目の不自由な方を見かけます。できる限りそばに行き、「どちらへ向かいますか」と訊いて案内してますが、手助けする人がいないと、複雑なホームや階段の位置が難しいと感じます。他の人と接触することも起こりうることです。
 
 【特にホームで目の不自由な人を見かけたら、周囲にいる人が必ず手を差し伸べなければなりません。】
 
P1020390【しだれ紅梅】
 
 人は誰でも年齢と共にいずれ動きが鈍くなり、目の疾患も年齢とともに増します。誰もが社会の中で心配なく暮らせるには、一人ひとりが互いに手を差し伸べることが求められます。 
 

| | コメント (0)

2017年2月20日 (月)

ウォーキングは踵から着地、室内ではキャフレイズ

P1020384【咲き出した紅梅しだれ】

 毎日2分ずつ日が伸び、ついに6本の花梅が咲き出してます。寒肥えやお礼肥としてレース鳩の糞を施したり、一年かけ時々井戸水を与えたり、遠くから角度を変えて眺めつつ自ら剪定し、待ちに待った開花になりました。しだれ梅は紅梅、白梅2本です。お近くの方は見にいらしてください。3月中旬まで楽しめます。
 
P1020371【品種名は鹿児島】
 
 深紅の紅梅には見るからに熱い情熱を感じます。すでに情熱が不足してる私に「人生もっと燃えなさい」と促してるようです。しかし、一人暮らしを余儀なくされ、高齢化社会では中学生くらいである私には、三度三度の食事を作ることが精一杯です。
 
 新たなことを始める余裕はなく、今、追究してるピアノで「テンペスト」、クラシックサックスで「チマローザ」、日々の事象を対象とした英作文を更に深く出来るかどうかで精一杯の心境です。
 
P1020378【実も生る白梅しだれ】
 
 ところで、近年、中学時代の同窓会に参加し、幹事の言葉に驚愕しました。それは同級生の3分の1がすでに亡くなったり、行方不明とのことです。こんな言葉を聞くと一度きりの人生、「健康維持こそ日々最も真剣に取り組まなければならない」心境になります。
 
 健康についていろいろ考えた末、最近の私はサルコペニア対策、及びロコモ対策を動ける今のうちから徹底すべきとの結論になり、前者の筋肉減少対策と共に「骨を鍛える」ことこそ大切な鍛錬と考えてます。
 
P1020355【私のお気に入り高崎市・木部町鏑川の土手】
 
 冬季は空気が冷たいことから肺に不適切と感じ、回数を減らしてた鏑川の土手往復4Kコースを再び、ホームグランドとしてウォーキングしてます。
 
P1020362 【鏑川はシベリアからの白鳥のサンクチャリー】
 
 土手をウォーキングしてると、数千K離れたシベリアやカムチャッカから日本へ渡って来てる白鳥たちの飛翔力に感嘆です。人間も身体を鍛えるには毎年、ある程度の距離と、ある程度の時間をかけるべきとの思いを胸にせっせせっせと前進します。
 
 ところで、私たち一般人が骨を丈夫にする有効な手立ては「踵を地面にドスンと落とす」ことです。室内にあってはフローリングの床に落とします。また、キャフレイズ【背伸びの繰り返し】がサルコペニア対策として効果があり、これにより脹脛が硬くなり、血液を上部に押し上げる力が増強します。
 
 背伸びして踵からドスンドスンと着地すると、背骨はもちろん頭蓋骨まで響きます。これは骨粗鬆症=osteoporosis対策の最たるものと確信です。還暦を過ぎたら誰でも若いときの競技スポーツ精神から180度転換し、根性はマイナス要因です。
 
 高齢期で健康に逆行しない主眼は「他人と比べない」、今日は何分で歩いたと「記録や歩数に挑戦しない」、血液が胃に集中してる「 食後に挑戦しない」の三ない運動です。
 
 ウォーキングは「スムースな血流」をめざし、併せて腕を90°に曲げ前後に振ることで肺を取りまく「呼吸筋を増強」、いつまでも生活空間を広げるサルコペニア対策、ロコモ対策として日々実践したいものです。
 

| | コメント (0)

2017年2月16日 (木)

舎外は1時間30分の遠征・・・今までにないこと

P1020351【7時05分から8時40分まで遠征】・・・拡大してご覧ください。

 家でレース鳩を飼育し、毎朝、舎外を見るのは楽しいことですが、小学生時代に飼育を開始して以来、最近の飛び方は今までにない程、調子が良いように感じます。それは長時間に亘り高度を保ちつつ遠征してると想われるからです。 遠征中、飛んでる姿を見ることはできず、遠征に出かけたままです。
 
鳩舎の周囲をひらひら飛んでることはありません。高度は100~200mと推定できますが、飛翔高度を確認できるのは帰還時です。かなりの高さから鳩舎をめがけ一斉に舞い降りてきます。
 
P1020347【一瞬、帰舎かと思っても再び遠征に】
 
 実は、近年あまり良い飛び方をせず、近くのY鳩舎(協会は別)の舎外の高さに驚いてましたが、Y鳩舎がご都合で飼育を断念してから、どうしたことか当舎の舎外は遠征が始まりました。しかし、このことと因果関係はないと思います。
 
 前回のカテゴリー「レース鳩」でも餌のことを記述しましたが、1時間半の遠征をするようになったのは明らかに「大麦」の塩梅と実感してます。先日、餌を埼玉に購入に行き、大麦25kgを一袋と混合3袋そしてレンガを仕入れてきました。
 ところで、最近は餌の与え方を少々変えてます。舎外が終わるや否や、全鳩が素早く入舎すると私はすぐ「大麦のみ」撒きます。鳩は表情に何の変化もなくどんどん啄ばみます。かなり空腹感があるのでしょう。やはり腹が減ってれば何でも旨いと見受けられます。3分ほど大麦のみ与えてから、混合飼料を撒きます。嬉しさを表す如く啄ばみますが、15秒ほどすると啄ばむ速さが鈍くなり、満腹感らしいです。
 大麦を単品で与えることは空腹感ある鳩が餌を好き嫌いで選ばず飼育者冥利です。あまり旨くなくとも、大麦のエネルギーについては一般に考えられてるより高く、しかも、繊維類として腸壁を刺激することから、より空腹感を起こし、以前は近くの電線に止まり、近所の目が気になりましたが、大麦を与えるようになってからその癖はなくなり、入舎の良さは抜群です。
 このように大麦と混合とに餌を分け、いっしょに与えません。この方法により飼育者は調教してる感覚になります。ある程度大麦を与えると鳩によっては私の手を見るようになり、混合をくれと言わんばかりです。そこへ混合を撒くと、大騒ぎです。しかし、腹がきついため、そんなに食べることはできません。混合は腹5分程度です。
 
P1020342 【大きな黒旗は鳩舎から飛び出したとき効果あり】
 三階の高い所に黒旗を掲げてから出舎させると旗に驚いてすぐに見えなくなります。黒旗の高さは地上から10mほどです。1時間過ぎたら下ろします。いつになっても帰舎せず、今朝はたまたま一時的に上空に来たところをシャッターを切りました。再度、どこかへ行ってしまい、その後、時間どおりに帰還しました。
  
P1020343 【梅に囲まれた鳩舎】
 選手鳩鳩舎は、原則的に雛のうちは影響が少なくとも、選手になってから最後まで室内を改造すべきではありません。
 ずっと同じ鳩舎内のままが帰巣本能向上に効果があり、人間の都合で変えるとレース鳩の心理にとってマイナスと考えられます。鳩舎の構造は一部屋が3畳以内が落ち着き、自分の止まり木から猛禽や猫など天敵の姿が見えない構造が鉄則です。
 

| | コメント (0)

2017年2月13日 (月)

日々、よしなし事を英作文に、そして音読の反復

Photo_2【facebookを通じてニュージーランドから送られてきた昔の写真】

 この写真はニュージーランドのSpence一家が私の家にホームステイしてたときの写真です。Barry Spenceは高崎商業高校のALTでした。下の写真は彼らが現在住んでるオークランド付近の国際宇宙ステーションからの映像です。
 
 ところで、先日、近くのコンビニへ買い物に行ったときです。珍しく外国人と思われる方がレジで仕事をしており、私は飲み物を買うとき、英語で「母国はどちらですか」と訊ねたら「ネパールです」とのこと。私は嬉しくなり咄嗟に手を出しI have ever been to Katmandu.といい握手しました。インド滞在中、春休みにヒマラヤ山脈を見にカトマンズに行き、その光景がとても印象深く残っているからです。小さなことでも、外国の方と話すことは楽しいことです。
 
 日本は島国で、遠い昔より私たちの祖先は日本語以外で話すことに慣れておらず、その必要性もありませんでした。これが遺伝的に現在の私たちにとって外国語が難しい遠因かもしれません。
 
 中学・高校時代の私の感覚では、英語とは学校の一教科として存在し、試験には範囲があり、試験でよい成績を取るために頑張ったものです。試験が終わるとどうでしょう。試験休みがあり、ホッとして遊んだものです。今考えると、これでは英語が上手になる筈はないでしょう。少しでも点数が高いと英語が得意と勘違いです。外国人と英語を媒介にして交流できることが英語本来の姿であり、点数が良くて喜んでもそれほど意味がなかったのです。
 
Photo
 
 ところで、私は今まで日本語が話せない10名ほどの外国人をホームステイとして受け入れた体験があります。彼らと英語で話すには先ず、脳、「舌の位置」や「顎の開き」、そして「唇、歯」が瞬時に【英音の動作に切り替わること】が必要と、今となって感じてます。
 
 前橋高校勤務時代は、アメリカ女性を草津で行った吹奏楽部の練習にお連れし、演奏の感想を生徒に話してもらったり、同様にインド青年を学校へ連れて行き、授業に参加してもらったことがあります。どちらも日本語を全く理解しない方々なので、こちらも真剣でした。
P1020219_2 【国際宇宙ステーションからの映像・・・ニュージーランド・北部】
 
 如何にしたら「言いたいことが口からすらすら出るか」はスポーツのように日々のトレーニングや、徹底して脳内を英語にすることかもしれません。これはピアノの練習にも相通じるものでしょう。運動やピアノで高いレベルまでいくには、並大抵の努力では達成できず、見えない所での不断の努力が後に具現するようです。
 
 その点、長期に亘りイギリスの統治下にあったインド人は生まれながらにしてヒンディー語、州の言語、英語が生活として存在し、遠い先祖の時代より、他言語に対し違和感が少ないように感じます。
 
 一方、建国以来、単一言語で生活してきた私たち日本人が英語でいろいろ表現できるには、先祖が体験してない「言語を司る脳の切り替え」こそ肝心ではないでしょうか。
 
P1020339
 
 日々、試行錯誤で英語に取り組んでいても、私には先の見えない茨の道です。それでも近年、ほぼ毎日、取り組んでるフェイスブックでは、日頃の由無し事を書いては友達に知らせたり、内容によっては一般の方々にも公開してます。記述内容を日英両言語で表記する方法です。「いいね」をいただくことから外国人も目を通すことが分かります。この方法は必然的に日常語のボキャブラリーを増やすので数年続けたいと思います。
 
P1020338【日米口語辞典】
 
 英作する上で不可欠なものは和英辞典と口語辞典です。これは私のバイブルであり、英作の指針として使ってます。難しくても日本語を英語にする作業は意外と楽しいものです。数回同じ表現に出合えば自分のものになります。
 
 発信という観点から、フェイスブックの英作文は口語英語に近く、注意は、学生時代に習った英文法に沿うことが英語圏の方々に通じる方法と感じてます。英語と日本語の違いは先ず語順が逆で、人称、複数・単数に伴う動詞の変化、時制に伴う動詞の変化、どんなとき現在完了を使うべきかや、不規則動詞の発音を確認します。また、日本語と英語の音の違いは日本語は口を余り開けないが、英語は顎が開きます。基本練習として英語の音でロングトーンするのも良いと考えます。例えば、ratherなどはすべて音が日本語にありません。
 
 その後は【音読の習慣】です。音読は楽譜を読むのに似てます。少し前を見ながら読むとスムースになりやすいです。口を大きく開ける母音はパクパク大袈裟な感じです。子音の連続は日本語にないものでスポーツのようにトレーニングです。私のフェイスブックはこのページの右の欄から入れます。
 

| | コメント (0)

2017年2月 9日 (木)

夜空に巨大なダイアモンド・・・地球人は見よう

P1020328_2 【巨大なダイアモンド】

 この図は今の季節の夜空を南を向いて大まかに描いたものです。未だこの大きなダイアモンドを見てない方は、ぜひ今年は確認してください。天に広がる六角形をした余りの巨大さに驚くでしょう。この形を自らの目で確認するだけでも「地球とは」「自分の存在とは」、あるいは「人生とは何か」改めて深く考えるかもしれません。最近、私は「自分の命は宇宙に浮いてる」実感がしてなりません。
 
 このことは、拙いブログの右側から入れる「国際宇宙ステーション」から送られて来るリアルタイムな映像を見て、宙に浮く地球の姿を眺めるからでしょう。
 
 ところで、私が初めて巨大ダイアモンドの存在を確認できた感動は今でも忘れません。巨大ダイアモンドが確認できると、これらの星が属する星座が分かります。巨大ダイアモンドは今の季節、午後8時から9時にかけ、すっぽり日本を覆ってます。
 
 というのはそれぞれの位置について調べると、「カペラ」は稚内市上空を通過し、南に輝く「シリウス」はオーストラリア上空を通過します。「シリウス」は全天にある21の一等星で群を抜いて最も明るい恒星です。地球に比較的近い恒星で、距離はおよそ8.6光年といわれます。
 
 このシリウスは年末年始、つまり除夜の鐘が鳴るとき真南に輝きます。このとき公転軌道上を進む地球は一年に一度、南に「シリウス」、北に太陽を線で結んだ位置に来ることから1月1日午前0時は一年のゴールであり、スタートであり、天文学的に大きな意味があります。
 
 一方、オリオン座は誰でも子供の頃から親しんだ星座の一つで、特にベルトの位置にあたる三つ星のうち最も西の星はミンタカと呼ばれ、常にこの真下が地球の赤道です。
 
 また、巨大なダイアモンドの下にある「冬の大三角」も見つけやすく「オリオン座」と「冬の大三角」が分かり、本州以南の日本各地では頭上よりほんの少し北にある「カペラ」により、巨大なダイアモンド全体が捉えられると思います。
 
 ところで、歌になってる「スバル」=Pleiadesはほぼ日本の真上を通過し、正確には石垣島や宮古島など先島諸島の真上を通過し、特に今の時季、午後7時30分頃これらの島々の頭上にあります。子供の頃、何故この星たちは固まってるのだろうと不思議に思い見上げた思いです。不思議なスバル星団の形は群馬で生産される車の商標になってます。
800pxthe_pleiades_m45【スバル星団・・・ウィキペディアより転記】
 
 頭上にあるのでスバル星団は見つけやく、これを頼りに左上に「カペラ」、少し南に「おうし座」の「アルデバラン」が認識できれば、これも手掛かりに巨大なダイアモンドが見つかるでしょう。
 
 一方、左側【北半球で】にあるボルックスは有名な「ふたご座」=Geminiの恒星で、実は私は以前に「いすゞジェミニ」に乗ってたことから身近に感じてました。
 
Photo  【ふたご座・・・太陽は7月上旬に通過】・・ウィキペディアより転記
 
 最初の図の中にある赤紫の線は太陽が通過する黄道で、惑星も通過します。今回のテーマであるダイアモンドの中を、太陽が「おうし座」から「ふたご座」へ進む時季はおよそ6月中旬~7月上旬です。公転軌道上を進む地球から見てということです。
 
 今の季節が「冬のダイアモンド」を楽しむチャンスです。寒くない支度をして暫し宇宙に親しんではいかがでしょう。「冬のダイアモンド」は6個の星すべてが一等星です。
 

| | コメント (0)

2017年2月 6日 (月)

忘れられない担任の言葉・・・担任の仕事とは

P1020503【県立前橋高校で】

 今は亡きS先生は倉賀野中学校で私の担任であり、理科教育と部活でお世話になりました。卒業以来、同窓会や偶然に街角でお会いするだけで殆ど話す機会がなく、その後、残念にも亡くなりました。しかし、担任として先生の話された言葉が半世紀以上、経過した今でも私の脳裏から離れません。あるいは、その言葉が後押しとなって、無い頭を絞り、拙いブログを1400回以上、更新してるのかもしれません。今後いつまで書き続けられるでしょう。
 
 S先生曰く、「人間の脳とは、いくら詰め込んでも入るもの。容量に限度がない」という教えです。また、人の話を聞くときは「メモを取って聞く習慣を持つべき」というものです。後者について、後に私は教員になってから上司や指導主事が話す内容をメモする習慣が備わりました。
 
 人間の脳とは「いくらでも入る代わりに、いくらでも忘れるもの」。その点、後日、メモを見るとその要旨が蘇り、改めて一人で吟味できるのです。それが蓄積すれば、教育に携わる者としてポイントが把握でき、座右の銘になります。
 
P1040728【インド・カルカッタ日本人学校】
 
 一方、私の中学時代から高校時代における進路希望は就職で、教員を全く志望してませんでした。しかし、高校時代も個性溢れるH先生との出会いにより、急遽、音楽専攻での大学進学を薦められ、結局、先生の熱意が元で、生涯を通じた職業は教員となりました。しかし、H先生も既に故人となり寂しい限りです。
 
 私が勤務した学校は写真のインドの日本人学校に始まり、帰国後は支援学校、そして高校4校です。特に青年教師時代から40代までは毎年のようにクラス担任となり、教科から離れた生徒指導の業務に忙しさと喜びを感ずる日々でした。
 
 しかし、今となって振り返ると、20代の榛名高校時代や30~40代の高崎商業高校勤務時代に、どれ程、彼等の「生き方を変えられるほど、ためになる話」ができたか、恥ずかしい思いです。最初、インドでお教えした小学生はすでに還暦です。
 
 タイトルの如く、担任になっても担任の仕事内容について、先輩教員からの研修会はなく、日々、試行錯誤で取り組むほかはなく、失敗に失敗を重ねつつ、20代を過ごしました。同様のことは教科指導でも失敗の連続で100回に1回ほど上手くいったくらいです。上手く行ったときの内容と方法を覚えておき、それに味付け、肉付けし、授業の方は多少、自信が持てるようになったかもしれません。
 
 ところで、今思うに朝、明るい顔で教室に入り、10分間のホームルームほど担任として大切なことはないでしょう。出席を取ることと、連絡事項で5分過ぎます。残った5分こそ担任としての力量が評価される時間です。
 
 日々、「生徒の目を見つつ、生徒の心に如何に新鮮で印象に残る話ができるか」ということではないでしょうか。連絡事項、注意事項のみであってはならず、「担任は話の幅の広さ・深さこそ磨くべき」で、テーマは森羅万象を対象とし、「よし、今日はこの話をするぞ」」と意気込んで学校に向いたいものです。担任と生徒は目を見ながら、言葉でしっかりつながる関係でありたい。
 
 特に、クラスの生徒が部活・勉強、その他の場面で「頑張ったことを見逃さない担任」でありたいものです。
 

| | コメント (0)

2017年2月 2日 (木)

レース鳩飼育によって考える人間の健康法

3047【飛行機雲と舎外のコラボ・・・もしかして芸術性ありか】

 長い期間レース鳩を飼育して良かったことの一つは、鳩のお陰で職業の同僚以外に、異業種の人脈が広がったことです。レース鳩仲間は広い意味でライバルであっても同じ趣味であることから共通した苦労や喜びを分かち合え、オフ会と称して、県内外の方々との出会いは予想外に広がります。時に彼らは私の家に集まり、一杯酌み交わし、レース鳩を通じたワイドな交流は楽しみの極みです。
 
 ハンドルネームを持ってる彼らとは先ず掲示板などで知り合い、実際に会うチャンスに恵まれ、ずいぶん交流が深まるものです。その範囲は沖縄から北海道まで全国津々浦々に広がり、一方、私も県外へ宿泊を伴ってお邪魔することも多々あります。
 
 訪れたのは国内のみならず、中国内モンゴル自治区を含む広範囲です。国と国との関係は厳しくとも、一人の国民として民間外交は誠に楽しいもので今後も続けたいと考えてます。特に永い年数のレース鳩飼育により、素晴らしい人物との邂逅は生涯の宝です。中でも地元・群馬県内のレースマンであるアルカディアさん、ピジョンクレージーさん、はとさんとの出会いは、血統や飼育法を超越した次元までの交流になってます。
 
P1020326【朝の舎外を終え寛ぐ鳩】
 
 ところで、多くの方々と友人になるチャンスに恵まれる一方、いわゆる強豪鳩舎が飼育者自身の健康上の理由で鳩飼育を断念することが最近、増加してます。近隣連盟を含め折角知り合いになったのに他界した方々はかなりの数に上り、悲しみの極みです。いくら楽しい趣味であっても私たちは「勝負のみに専念し過ぎず」、一度きりの人生なので健康を維持し、いつまでも楽しいレース鳩飼育を、そして、レース鳩を通じて培った友人関係を続けたいものです。
 
  このことはレース鳩以外でも同様で、私の関係してるサクソフォーン関係では、クラシックサックス奏者として世界のパイオニア的存在であったフランスのマルセルミュール氏は世界有名人100才に顔を連ねてます。
 
 近年、故人となられても私が目指すものは氏のような正しい呼吸法の習得と、クラシックサックスの魅力ある音色と共に、この楽器の演奏自体を自らの健康につなげることです。それは心肺機能を刺激です。健康であって音楽であり、レース鳩飼育です。
 
 私たちは動物なので新鮮な酸素を吸うことが健康の基本と考えるとき、生活空間にどれだけ酸素が維持できているか常に意識する習慣が大切です。
 
 音楽家にありがちな、音が外部に出ないために狭い地下空間などで長時間練習することがあると伝えられますが、もしかして酸素不足になり臓器に異常をきたすことも考えられます。どんな場面でも、新鮮な酸素を取り入れてることを第一と考えるべきで、音楽で一流になっても健康を害してはなにもなりません。私たちは大勢が集まる特に狭い室内では、換気を忘れてはなりません。
 
P1020318【今朝の舎外で立てた黒旗】
 
 ところで、レ-ス鳩飼育でも健康上考慮すべきことは舎内の空気です。鳩舎内の空気は上下や縦横に換気できることが基本です。若き日、20代に先輩に教わった話は今でも脳裏から離れません。それは「鳩舎全体を煙突にする」ということです。一般的に意外に気づかぬことです。空気は温まると上昇する性質があり、このように教えてくれたのでしょう。
P1010989【二階と一階の間の換気口】
 
 ところで、毎朝の舎外時間はぴったり1時間で、どこへ行くか出舎と同時に姿が見えなくなり、決まって1時間で鳩舎上空へ戻ります。私はNHK朝ドラ「べっぴんさん」を見ることから、現在は7時15分に舎外を始め、朝ドラが終わるころ集団が帰還するので三階の黒旗を降ろし、飛翔中の鳩を口笛で呼び込み、すぐに餌を撒きます。それは大麦三割の餌です。
 
P1020316
 
 配合飼料に混ぜ、あくまで舎外用でレース用ではありません。レース日に逆算し、餌は工夫して次第に脂肪分を増やします。大麦は一般に想われてるよりエネルギーがあり、腸壁を刺激することから時間の経過とともに極度に空腹感を感じさせる特徴があります。
 
 これを私は日本鳩レース協会元会長で医学博士であった並河靖著「作出と競翔」から学びました。この著作は日本におけるレース鳩専門書の永久保存版でしょう。私にとって福音書です。こんなことから舎外後、鳩は大屋根や電線に止まりません。もし、止まっても一時的で、すぐ入舎します。
 
 舎外では、いわゆる遠征=ランニングしてるので飛翔してる姿を確認したくても、見つける方法はありません。これはレースで飛翔コースが見えないのと同様です。遠征中は鳩舎近辺での飛翔より高度があると考えられ、大麦を与える塩梅はレース鳩調教において有効な方法と実感してます。
 
P1020327  
 実は、私自身もここ数年来、大麦を常食とし、肝心な大腸は快調で、便秘とは縁のない生活になってます。人間がレース鳩から学ぶこともあるものです。
 

| | コメント (0)

« 2017年1月 | トップページ | 2017年3月 »