ウォーキングは踵から着地、室内ではキャフレイズ
毎日2分ずつ日が伸び、ついに6本の花梅が咲き出してます。寒肥えやお礼肥としてレース鳩の糞を施したり、一年かけ時々井戸水を与えたり、遠くから角度を変えて眺めつつ自ら剪定し、待ちに待った開花になりました。しだれ梅は紅梅、白梅2本です。お近くの方は見にいらしてください。3月中旬まで楽しめます。
深紅の紅梅には見るからに熱い情熱を感じます。すでに情熱が不足してる私に「人生もっと燃えなさい」と促してるようです。しかし、一人暮らしを余儀なくされ、高齢化社会では中学生くらいである私には、三度三度の食事を作ることが精一杯です。
新たなことを始める余裕はなく、今、追究してるピアノで「テンペスト」、クラシックサックスで「チマローザ」、日々の事象を対象とした英作文を更に深く出来るかどうかで精一杯の心境です。
ところで、近年、中学時代の同窓会に参加し、幹事の言葉に驚愕しました。それは同級生の3分の1がすでに亡くなったり、行方不明とのことです。こんな言葉を聞くと一度きりの人生、「健康維持こそ日々最も真剣に取り組まなければならない」心境になります。
健康についていろいろ考えた末、最近の私はサルコペニア対策、及びロコモ対策を動ける今のうちから徹底すべきとの結論になり、前者の筋肉減少対策と共に「骨を鍛える」ことこそ大切な鍛錬と考えてます。
冬季は空気が冷たいことから肺に不適切と感じ、回数を減らしてた鏑川の土手往復4Kコースを再び、ホームグランドとしてウォーキングしてます。
土手をウォーキングしてると、数千K離れたシベリアやカムチャッカから日本へ渡って来てる白鳥たちの飛翔力に感嘆です。人間も身体を鍛えるには毎年、ある程度の距離と、ある程度の時間をかけるべきとの思いを胸にせっせせっせと前進します。
ところで、私たち一般人が骨を丈夫にする有効な手立ては「踵を地面にドスンと落とす」ことです。室内にあってはフローリングの床に落とします。また、キャフレイズ【背伸びの繰り返し】がサルコペニア対策として効果があり、これにより脹脛が硬くなり、血液を上部に押し上げる力が増強します。
背伸びして踵からドスンドスンと着地すると、背骨はもちろん頭蓋骨まで響きます。これは骨粗鬆症=osteoporosis対策の最たるものと確信です。還暦を過ぎたら誰でも若いときの競技スポーツ精神から180度転換し、根性はマイナス要因です。
高齢期で健康に逆行しない主眼は「他人と比べない」、今日は何分で歩いたと「記録や歩数に挑戦しない」、血液が胃に集中してる「 食後に挑戦しない」の三ない運動です。
ウォーキングは「スムースな血流」をめざし、併せて腕を90°に曲げ前後に振ることで肺を取りまく「呼吸筋を増強」、いつまでも生活空間を広げるサルコペニア対策、ロコモ対策として日々実践したいものです。
| 固定リンク
「Anti-locomotive syndrome」カテゴリの記事
- 足腰に 効果があるのは 階段昇り降り(2023.01.09)
- 珍しく 車を運転 野菜買う(2022.12.22)
- これからは ハムストリングで 自己改革(2021.10.11)
- 結果には原因がある(2021.01.13)
- 逆境にこそ、ひたむきに生きたい(2020.11.04)
コメント