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2017年2月16日 (木)

舎外は1時間30分の遠征・・・今までにないこと

P1020351【7時05分から8時40分まで遠征】・・・拡大してご覧ください。

 家でレース鳩を飼育し、毎朝、舎外を見るのは楽しいことですが、小学生時代に飼育を開始して以来、最近の飛び方は今までにない程、調子が良いように感じます。それは長時間に亘り高度を保ちつつ遠征してると想われるからです。 遠征中、飛んでる姿を見ることはできず、遠征に出かけたままです。
 
鳩舎の周囲をひらひら飛んでることはありません。高度は100~200mと推定できますが、飛翔高度を確認できるのは帰還時です。かなりの高さから鳩舎をめがけ一斉に舞い降りてきます。
 
P1020347【一瞬、帰舎かと思っても再び遠征に】
 
 実は、近年あまり良い飛び方をせず、近くのY鳩舎(協会は別)の舎外の高さに驚いてましたが、Y鳩舎がご都合で飼育を断念してから、どうしたことか当舎の舎外は遠征が始まりました。しかし、このことと因果関係はないと思います。
 
 前回のカテゴリー「レース鳩」でも餌のことを記述しましたが、1時間半の遠征をするようになったのは明らかに「大麦」の塩梅と実感してます。先日、餌を埼玉に購入に行き、大麦25kgを一袋と混合3袋そしてレンガを仕入れてきました。
 ところで、最近は餌の与え方を少々変えてます。舎外が終わるや否や、全鳩が素早く入舎すると私はすぐ「大麦のみ」撒きます。鳩は表情に何の変化もなくどんどん啄ばみます。かなり空腹感があるのでしょう。やはり腹が減ってれば何でも旨いと見受けられます。3分ほど大麦のみ与えてから、混合飼料を撒きます。嬉しさを表す如く啄ばみますが、15秒ほどすると啄ばむ速さが鈍くなり、満腹感らしいです。
 大麦を単品で与えることは空腹感ある鳩が餌を好き嫌いで選ばず飼育者冥利です。あまり旨くなくとも、大麦のエネルギーについては一般に考えられてるより高く、しかも、繊維類として腸壁を刺激することから、より空腹感を起こし、以前は近くの電線に止まり、近所の目が気になりましたが、大麦を与えるようになってからその癖はなくなり、入舎の良さは抜群です。
 このように大麦と混合とに餌を分け、いっしょに与えません。この方法により飼育者は調教してる感覚になります。ある程度大麦を与えると鳩によっては私の手を見るようになり、混合をくれと言わんばかりです。そこへ混合を撒くと、大騒ぎです。しかし、腹がきついため、そんなに食べることはできません。混合は腹5分程度です。
 
P1020342 【大きな黒旗は鳩舎から飛び出したとき効果あり】
 三階の高い所に黒旗を掲げてから出舎させると旗に驚いてすぐに見えなくなります。黒旗の高さは地上から10mほどです。1時間過ぎたら下ろします。いつになっても帰舎せず、今朝はたまたま一時的に上空に来たところをシャッターを切りました。再度、どこかへ行ってしまい、その後、時間どおりに帰還しました。
  
P1020343 【梅に囲まれた鳩舎】
 選手鳩鳩舎は、原則的に雛のうちは影響が少なくとも、選手になってから最後まで室内を改造すべきではありません。
 ずっと同じ鳩舎内のままが帰巣本能向上に効果があり、人間の都合で変えるとレース鳩の心理にとってマイナスと考えられます。鳩舎の構造は一部屋が3畳以内が落ち着き、自分の止まり木から猛禽や猫など天敵の姿が見えない構造が鉄則です。
 

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