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2017年3月

2017年3月30日 (木)

しだれ桃がS字型になるよう苗木のうちに固定する

P1020569【苗木を紐で縛って形作る】

 この苗木の親はイギリスレース鳩月刊誌「ビクトリアル」の表紙を鳩舎と共に3回飾った花桃で、世界中に発行されてます。
 
P1020774 【四月下旬に撮影】
 
 その花桃はすでに朽ちましたが、現在、その子供が実生から4本生え、将来、華やかに咲く日を夢見てます。一人暮らしは70羽のレース鳩飼育や柴犬のオス、何より多種多様な花木を家族のように世話し、毎日水遣りしつつ、剪定しつつ育ててます。
 
338【上の苗木の親であるしだれ花桃】・・・拡大してご覧ください。
 
 元の木は品格ある「しだれ桃」でしたが、根の中を小さな赤い蟻にやられ数年前に朽ちました。しかし、その種が地中で生える日を待っていたかのように昨春生えました。命の伝承は不思議なものです。自らは朽ちても命をきちんと次代に伝えてます。翌年生えた子【下のしだれ桃】はすでに大きくなり、2年前より咲き出しました。
 
P1000910 【しだれ桃二世号・・・昨年の開花】
 
 ところで、有名なロケット博士・糸川英夫氏が「何才になっても新たなことに挑戦することが認知症を防ぐ」と著書で述べてます。彼は高齢になっても、チェロやバレーを本格的に挑戦したといわれます。一方、私が考える認知症対策は何事も結果に対し「ワクワクする期待感」こそ有効と考えます。
 
 植物の幹を苗木のうちにS状に固定するのは私にとって初めての体験です。苗木もこれからどんどん成長するので絶えず目を配り、大きく成長してもこの上に再度S状を作り、現在ある「源平しだれ」と同じ幹の形をめざします。
 
P1020575 【現在ある源平しだれ・・・もうすぐ開花】
 
 これは植木職人が作ったもので、購入して以来、大分大きくなりました。毎年、見事に紅白に咲き分けます。1年12ヶ月の間に開花期間はおよそ3週間で、残りの12ヶ月以上は結局、枝ぶりや幹を観賞するのみで開花時期以外も楽しめます。
 
 一番上の写真と同じ苗木はもう1本あるので、こちらも幹の形に手を加えます。今度は多少違った形を計画してます。
 
P1000885 【昨年開花した源平しだれ】・・・拡大してご覧ください。
 
 こちらも未だ若い木なので、水と肥料【お礼肥と寒肥えの2回】をしっかり施し、もっと樹高を高くし、高い位置から長く枝垂れさせたいです。
 

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2017年3月27日 (月)

室内楽の楽しみ・・・新みかぼフィルの低弦発表会

P1020566 【プログラムのパンフレット】

 フェイスブック友人Оさんの記事で紹介された新みかぼフィルハーモニック楽団員による低弦発表会が開かれ、小雨降る日曜日の午後「室内楽を楽しみ」に会場である藤岡市公民館へ向かいました。今まで藤岡市に縁のない私でしたが、ナビのない車でも無事に到着できました。会場へ入るや否や、美しいチェリストの女性が受付をしてくれました。
 
Photo【The Japan Timesより 】
 
 会場は音楽ホールというより大会議室です。しかし、室内楽が盛んてあった16~17世紀のヨーロッパでは、おそらくこのような雰囲気だったのではないかと想いを巡らし、以前にショパン生誕200年祭の折、英字新聞に掲載された親しい友人に聴かせたショパンの演奏スタイルに、ここは似てると思いました。演奏者と鑑賞する人たちに空間的隔たりがなく、いわば膝を交えて「室内楽を楽しむ」一体感が、今回の低弦発表会にもありました。
 
P1030552【群馬音楽センター前にあるコントラバスの電話ボックス】
 
 今回はコントラバスやチェロなど低音弦楽器を中心とした音楽会と銘打っても、プログラムが示すようにバイオリンはもとより、クラリネット、楽しいホルン四重奏が含まれ、多種多様なアンサンブルで鑑賞者はそのバラエティーな形態に目を見張り、特に圧巻は11台のチェロによるエルガーで、半円形に並んだ壮大な演奏スタイルは新みかぼフィル・チェリストの素敵な仲間たちと捉えました。
 
 ところで、全13プログラムの中でFB友人Oさんは、今回、5回もピアノで出演され、私は彼女がピアノを専門とすることは存じてましたが、初めてピアニストとしての卓越した感性を目の前にし、5回のプログラムどれを聴いても本格的タッチによるピアノテクニックと緩急柔軟な表現は驚愕そのもので、今回、改めて音楽家としての彼女に敬服です。
 
Photo_2
 
  一方、プログラムではメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲、及びベートーベンのピアノ三重奏曲【3番4番】があり、演奏を聴きながら大作曲家はよくぞこの演奏形式を確立させたものと感じます。それはピアノが重奏に加わることで音楽表現に幅が生じ、一段と芸術に深みが増す印象です。
 
 実は、私が初めてピアノトリオを聴いたのは17歳のとき、高崎で行われた「チェコトリオ」です。音楽に疎い私でしたが、奏者一人ひとりが個性的に気持ちを表現しつつ、重厚なハーモニーをなしてる印象が残ってます。遠い国から来日しての演奏に音楽に国境はないことも高校生の私に感じられました。
 
 今回の室内楽もオーケストラ演奏と異なり、奏者一人ひとりが奏でる旋律の動きが手に取るように聴こえ、特にピアノは伴奏でなく、他の楽器と同等の主張がなされ、三者の個性と個性の響き合い、音色のブレンド、時に激しく主張し、時に互いに柔和するハーモニーに裏打ちされた「対位法音楽」を目のあたりにします。
 
 有名なシューベルトの歌曲集「冬の旅」に見られる如く、本格的な楽曲ではピアノが伴奏や従でなく声楽との協演であり、二重奏です。ピアノは和声的役割はもちろん、時には声楽に対比的な旋律を奏でます。
 
 今回、私は数種の旋律を聴き逃すまいと耳を傾けました。果たして人間の聴覚は一度にいくつの旋律を聴きとれるのでしょう。耳を研ぎ澄ませ多くを聴き取れる鑑賞力を身につけたいものです。
 
P1020564
 
 ところで、今回、プログラム13曲すべてを拝聴しましたが、私が印象に残る演奏は新世界を彷彿させるドボルザークの「アメリカ」、そして、マルチェロのソナタです。女性コントラバス奏者とピアノニスト0さんによる二重奏です。コントラバス奏者は1~3楽章まですべて暗譜には驚きました。明けても暮れても、この作品に没頭され、どれ程の回数を練習したのでしょう。どこまでも作品の深遠さを追求する姿勢に脱帽です。彼女はこの演奏の前に、私の近くに座っておられました。
 
 私たちは、演奏とはややもすると「楽譜を間違わずに音に変換する作業」に陥りやすいことがあります。もちろん、楽譜はメモ程度に見ることも演奏の安定性から大切です。彼女の場合、楽譜の世界から離れ、コントラバスの持ち味、音質、音程、ビブラートなど表現を自らの意思通りに奏で、これは演奏家として作品に対する真摯な気持ちの表れです。特に独奏曲の場合、「音質と表現をいかんなく発揮する」には暗譜は演奏の基本であることを彼女から学びます。
 
 今回、暫くぶりに室内楽の極みに浸れ、新みかぼフィルハーモニック楽員の皆さまに心底より感謝申し上げます。 
 

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2017年3月23日 (木)

白鳥が戻るまでウォーキングで心肺機能を鍛錬

P1020557_2【空腹時、新鮮な空気の中をウォーキング・・・分速100mを維持】

 本日、暖かかったので暫くぶりにお気に入りコースの鏑川の土手を4kウォーキングしたところ、お目当ての一つ、白鳥の姿が一羽も見えず、もぬけの殻で何とはなしに寂しく感じました。ここを飛び立ち、すでにシベリアあるいはカムチャッカへ旅立ったかと、間宮海峡やオホーツク海を渡る壮大な渡りの姿を想像しつつ歩きました。
 
P1020555【白鳥の姿がなく、荒涼とした鏑川の流れ】
 
 長距離系レース鳩を飼育してる私にとって、海越え山越え2~3千Kmも飛翔する渡り鳥の習性に神秘を感じます。ここ三ヶ月間、土手を歩くたびに二十数羽の白鳥の群れに目を配りながら歩きました。「この川で餌を啄ばみ体力を養い、北方へ帰るエネルギーを蓄えている」姿を見るとき、渡りは日本列島に私たちの遠い祖先が住み始める以前より、代々繰り返されてきた習性と想像します。
 
P1020553【右手の木立は私の祖先が建てた宮の森】
 
 ところで、このコースほどウォーキングに適した道はあまりないでしょう。それは「道が平坦で歩きやすく」、「平地より7~8m高い土手は空気がきれい」、「車が来ないので安全」です。
 
 特に、空気がきれいなことがウォーキングに大切で、ウォーキングは有酸素運動であることから、呼吸回数は1分間に30回程になり、これは平時の約1.5倍です。一方、心拍数は110程になり、やはり平時の約1.5倍です。この数値を知るだけでウォーキングは心肺機能の鍛練であることが認識できます。
 
 このため「空気がきれいなコース」を選ばなくては却って肺に害を及ぼす可能性があり、例えば、街中など排気ガスで汚れた空気を肺に入れ続けてのウォーキングは害はあっても益はないでしょう。
 
 空気は見えないことから、つい注意を怠りがちですが、肺呼吸してる私たちは、運動時のみならず平素の生活環境にあっても、きれいな酸素に満ちてるかどうかチェックする気持ちが肝要です。
 
P1000242
 
 朝食前は気分的に一見良さそうであっても、血圧の関係で相応しくないです。それより、昼食前あるいは夕食前の血糖値が低いときこそ、私にとってウォーキングに適切な時間帯です。この方法は血糖値を下げるチャンスだからです。今日は昼食前に歩きました。この時間には殆ど人がいませんが、偶然にも昔の知り合いの女性がウォーキングに来ており、暫くぶりにばったりです。彼女に写真を撮ってもらいました。いつもこんな姿でしょう。
 
 この写真で見ていただきたいのは、肘を曲げ前後に振りつつ前進です。スピードのコントロールは腕の振りで決まります。視線は遠方を直視し、踵から着地が鉄則です。これで全身の骨に響きます。口は閉じで【必ず鼻呼吸】です。
 
 ところで、鼻の中には洞窟【副鼻腔】が8ヶ所あります。額の中に一対ある前頭洞、ほっぺの中に一対ある上顎洞、眼球の奥に一対ある篩骨洞、その奥に一対ある蝶形骨洞で、これらは副鼻腔といわれる空洞です。
 
 以前に記述しましたが、特に、篩骨洞と蝶形骨洞は脳の真下に位置する空洞です。平素からこれらの副鼻腔を清潔にし、常にこの臓器の中に何もない状態が健康です。膿が溜まったままだと頭痛の原因になったり、鼻づまりの状態になります。また、声の質にも大きく影響します。鼻を清潔にし良い声を心がけたいものです。
 
 一方、「篩骨洞と蝶形骨洞は脳の真下に位置する」ことから、脳を空冷するために「鼻呼吸がどれ程大切であるか」理解できます。私は耳鼻咽喉科の医師に教わり、今でも、このために徹底してることがあります。それは起床時と就寝前に鼻の洗浄を日課にしてます。
 
 ぬるま湯に1%の塩を入れ、左の鼻から注入し右の鼻から又は喉から排出します。自宅に器具を設置してあるので容易にできます。
P1020559 【500ccのぬるま湯に小さじ1杯の塩】
 
 点鼻薬を1~2滴垂らしてから2分ほど経過して鼻腔内部を広げてから洗浄すると効果があります。一般的に、鼻にはそれほど重点を置き難いものですが、鼻呼吸を習慣にし、肺の健康のため、及び脳のため、鼻の内部を清潔にしておきたいものです。
 

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2017年3月20日 (月)

春分の日の太陽を基準に天体の位置が決まる

P1020522【春分の日の今朝、撮影】・・・拡大してご覧ください。

 地球は地軸が23°26′21″傾いたままで、太陽の周りを平均1億5千万㎞【1AU=Astronomical Unit=1天文単位】の距離を保ちながら、北極星側から見て反時計回りに少々楕円軌道上を公転することにより、地球から見る太陽の位置は、季節によって高くなったり低くなったりし、また、太陽の背景にある黄道十二星座はおよそ1ヶ月ごとに東から西へ次々と移り変わっていきます。
 
 春分の日=vernal equinox dayの太陽の位置は他の天文の位置の基準になります。と言っても、春分点に太陽が来る時刻は一瞬で正確には日本時間19時28分56秒【国立天文台】と発表されてますが、世界的にはグリニッジ天文台が計測した時刻を基準にし、日本の場合、9時間プラスしたものです。
 
 前述のように、各天体の位置を示すには、例えば、太陽の次に明るいシリウス【大晦日の午後12時=1月1日午前0時に南中する恒星】の位置は赤経06h45m08s、赤緯-16°42′58″と表示され、これらの数値は春分の日の太陽の位置である春分点を基準にしてます。
 
 つまり、春分点の太陽の位置は赤経0h、赤緯±0°です。上の写真のように赤経は左に1h~2h・・・一周24hです。これは都合がよく、日本で昔から使われてる二十四節気に一致します。このように赤経を恰も時刻のようにh,m,s【60進法】で表記するのは地球から見た天体は24時間で東から西へ1周移動するからです。
 
 ところで、次の二十四節気は清明【4月4日】です。この日、公転してる地球から見る太陽の位置は赤経1hになります。半年後の秋分の日の太陽の赤経は12hになります。全天360度の中で1hは15度に相当します。
 
 赤緯については、天の赤道より南にある位置がマイナスとなり、北にある位置は+をつけます。例えば、夏の大三角形を形作る白鳥座のデネブは赤経20h41m、天の赤道より北に位置するので赤緯+45°16′と表記されます。因みに、デネブは稚内市上空を一日一回通過します。稚内市はほぼ北緯45度だからです。
 
 地球上の経度はグりニッチ天文台を0度として東西にそれぞれ東経と西経ですが、天体の赤経は春分点を0hとし、東向きに一周して24h=0hまでに表示されます。
 
 赤緯については地球上の緯度と合致します。天の赤道以南には-をつけます。
P1020521【私の家で撮った午前6時過ぎの春分点の太陽】
 
 春分の日に撮影したので、この太陽の位置が春分点です。眩しくて見えなくても、今の太陽の背景は「魚座」です。魚座はインドの形をしてるので、すぐ分かります。と言っても、現在の夜間では見えません。太陽と共に出ているからです。2ヶ月ほど前後すれば見えますが、魚座は夏から秋にかけて夜間に日本上空に差し掛かることから、はっきりと肉眼で確認できます。分かったら、そのとき「春分の日に見た太陽はあそこにあった」と考えれば正しいです。
 
Photo_2_2 【インドの形にそっくりな魚座】・・・ウィキペディアより
 
 このように「魚座」のすぐ下に春分点があり、本日、春分の日の太陽はここにあります。もちろん天空上には春分点の印は何もありません。私たちがここと認識するだけです。
 
 紀元前バビロニア人たちはこの星座をメソポタミアのチグリス川とユーフラテス川に例え、中にあるペガサス座の「秋の四辺形」はメソポタミアの肥沃な土地に例えたと伝えられます。なるほど、この見方も言われてみればそのように見えます。しかし、若き日、インドにいた私は親しみを持ってどうしてもインドの形に見えます。
 
 私たちは、天体の位置を示す基準点は本日の太陽であることを認識し、これによって他の天体の位置を赤経・赤緯で表示されてることに慣れたいものです。しかし、基準となる春分点も数100年以後は次第に位置が変わると天文の専門家は考えてます。それは地軸の向きが少しずつ変化してるからで、これは自転してる地球の歳差運動によるものといわれます。
 
P1020527 【ハクモクレンガ咲き始めた春分の日】
 
 これから1日1日昼の時間が長くなり、気温も上がり、私たちは空気の良い野山で十分に運動し、体力の増強を図りたいです。四季が明確な日本の季節を心から堪能し、心身ともに健全な人生を送りたいものです。
 
 最後に付け加えます。本日の春分の日に、北極点や南極点では太陽がそれぞれ半分ずつ顔を出し、地平線上を24時間かけて巡ります。見かけ上、北極点では東~南~西~北の順に移動し、南極点では東~北~西~南の順に移動し、両極地とも太陽は1日中、沈みません。
 

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2017年3月16日 (木)

脳の活性化には集中3時間

P1010268【ピアノでテンペストに取り組む】

 年齢を重ねると、身体を動かすことは少しの努力で継続できても、脳を使う新たな分野を勉強することは容易なことはではありません。しかし、この新たなことへの挑戦は「脳のアンティエイジング」にとても効果的なことかもしれません。私たちは今まで体験したことや、得意なことの範囲では、そのノウハウを知ってることから、ある程度自信を持つことができます。
 
 一方、学生時代のように若いときなら柔軟性があり、新たな物事に対して弾力的な対応が可能となり、新たなことへの取り組みは却って期待感を持って新鮮にどんどん取り組め、新たな喜びが見出せます。
 
 例えば、音楽の分野であれば、ピアノで新たな曲を先生からやりなさいと言われれば、1~2ヶ月後にはどうにか弾けるようになります。しかし、年齢を重ねてから新たな課題を仰せ付かっても、新曲への挑戦に脳がスムースに順応しない傾向です。
 
 しかしながら、脳とは不可思議なもので、たとえ還暦を過ぎても、それほど捨てたものでないことも有り得えます。「ある期間、集中して継続し取り組む」と、青春時代の如く、結構、新たなことに没頭できるものです。どの分野でも要は「やるかやらないか」とも言えそうです。
 
P1010269【生涯かけて弾き続けたいテンペスト】
 
 以前にブログに書きましたが、私は高校卒業後すぐ就職するつもりでした。しかし、吹奏楽部に入ってたことから顧問で教育熱心なH先生に出会い、「カッキーは音楽専攻で大学へ行きなさい」と強い指導を受け、親も経済的な理由から進学に反対でしたが、結局、先生の指導に従い、受験に必要なピアノや聴音を始めました。
 
 「集中、継続」という勉強法で今思い出すのは音感を鍛えるため、3時間ぶっ通しで聴音のレッスンを受けたことです。聴音とは先生がピアノで弾いた旋律を楽譜に書き採ることで、言わば反射的な音感訓練です。
 
 休憩なしで、3時間ピアノの音を聴き続け、その音を書き続けると途中で頭が変になります。それでも続けると不思議なことに、途中から調子が良くなって書き採れることが起こったりして、人間の脳は使ってるようでも、まだまだ使ってないのか、と当時の若い私はその不思議さを感じました。
 
P1030726 【ノルンスキー場の上にある吾妻耶山山頂】
 
 ところで、年齢を重ねた現実を今思うとき、高齢になっても生きてる間は夢中になるものを持ち続け、「もう無理だとか、もうダメ」と思わず、まだまだの脳にはたくさん隙間があることを信じ、能動的に挑戦する心こそ今叫ばれてるアンティエイジングの基本中の基本ではないでしょうか。
 
 ロケット博士・糸川英夫氏の著書を読んでます。彼曰く、「今まで経験したことのない新たなことへの挑戦ほど、年齢に関係なく脳が活性化することはないと」と記してます。私たちはいつになっても、新たなことへ挑戦することが、人間として幸福に感じられる鍵ではないでしょうか。
 

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2017年3月13日 (月)

見事に咲いた君子蘭・・・まるで君子蘭の店のよう

Dscf0259_2【隣から頂いた最初の一鉢】

 七~八年前、隣のTさんからもらった君子蘭の一鉢が増えて増えて今では十七鉢です。すべて日当りの良い廊下に並べてあります。十七鉢でも株数は二十四株です。君子蘭の増え方は根元に小さな子供が生まれ、次第に成長し、植木鉢の中が窮屈になり、おしくらまんじゅうの状態になったら親子を分離します。
 
 分離方法は屋外で鉢から出し、かわいそうでも根を切り離し、子供は新たな鉢で独立させます。子供を独立させる分離法はまるで人間の家族のようです。子供は日に日に成長し、今ではどれが親でどれが祖父母で、どれが孫だかわからない同じ大きさに成長してます。
P1020508 【上の写真の孫】
 
 君子蘭の蕾は誠に希望に満ち、その若々しい雰囲気は今後に期待感を込めてしまいます。これから数年以上にわたり早春に蕾を出して開花を続けます。その間には再度、これにも子供や孫が出てきます。
 
 植物の繁殖はいろいろな方法で永遠に子孫を残します。鳥が種を食べて飛び去り、糞の中から芽が出る植物や、種が風に飛ばされ、その地で生えるものなど良く出来ており、自然の営みは不思議です。君子蘭は親の根元から芽が出て育ち、数年でネズミ算のように増えます。
 
P1020500 【廊下は君子蘭の饗宴】
 
 シャクナゲなど多くの花木を育ててる私は、初めて君子蘭を扱い、どのように育てるか試行錯誤でした。一度、十一月頃、多くの君子蘭を外に出したままにしてしまったところ、一晩ですべての葉が萎れ、翌朝、室内に入れましたが、いつになっても回復せず、ショックでした。
 
 この植物の英語名はKaffir Lilyであり、直訳するとアフリカのユリです。つまり、原産地を考えれば、寒さにとても弱い植物です。一度萎れた葉は元通りになりませんでした。
 
 その後、室内の暖かな所で時折、水を与えたところ、半年ほどして次第に新たな葉が出てきて、元の萎れた葉は朽ち、元通り元気になるのに1年かかりました。それ以来、冬は車庫の中や廊下に入れ寒さを防いてます。原産地を知らなかったことで私は対応できませんでした。
 
P1020502 【左の植木鉢は親子で三株】
 
 君子蘭の育て方について素人の私でしたが、試行錯誤の繰り返しで今では調子良く咲かせるポイントを次のように考えてます。
 
 1、11月~3月まで決して室外に出したままにしておかない。2、夏季は半日蔭の室外に出し時折、水をやる。3、株が増えたら切り離す。4、花芽が出たらまっすぐ伸びるよう毎日、植木鉢の南北の位置を変える。5、一年に一度、お礼肥として一つまみの油粕を与える。6、咲き始めたら直射日光を避けると色濃くなるなどです。
 
P1030243【稚内モザイク二世号】
 
 ところで、植物と動物では育て方が異なっても、60年もレース鳩を飼育してると、舎外運動で一時間以上の遠征させたり、200mほどの高度ある飛翔をさせるには、同様に、試行錯誤で何の餌を与えるか、また、餌の量など与え方の管理、及び、猛禽類や猫など天敵から身が守れ、安心でき、新鮮な空気に満ちた鳩舎構造の工夫など、失敗から学ぶことが主です。レース鳩飼育も同様に、失敗を繰り返しさないのが向上につながると考えます。
Dscf0149【柴犬♂コロ】  
 
 一方、11才になる柴犬も平素は裏庭で放し飼いです。このため、とても元気です。夜間は広い物置の中に入れてしまうので蚊の心配はなく、時々は写真のように、表の庭につないで気晴らしさせてます。散歩に出ることはめったにありません。これは感染を防ぐためです。 
 

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2017年3月 9日 (木)

驚き!ドイツ日本人学校へ派遣されるS君に会う

P1020378【ドイツへの門出を祝うように咲く白梅】

 先日、前橋市のロイヤルホテルで行われた海外日本人学校派遣教員の壮行会に出席したところ、会場に入るや否や「柿沼先生、暫くでした」と一人の若者が私に声をかけてきました。咄嗟のことで、何事かと思ったら「前高時代に先生に音楽を教わったSです」とのこと。
 
 今回、海外へ派遣される教員の中に教え子が入ってるとは全くの予想外で、驚きの余り、対応する心に準備ができていませんでした。
 
 壮行会が始まる前に彼曰く、【先生の授業がとても印象に残っており、授業でクラシックギターを取り上げ、全員が禁じられた遊びを弾けるようにしてくれたこと、ソプラノサックスを演奏してくれたこと、世界の国歌を何ヵ国も教えてくれたこと、授業の合間に、レース鳩の楽しさと先生が飼育してた一羽の鳩が日本海を越え、中国内モンゴルまで飛んで行き、その鳩に夏休みに会いに行かれ日中友好の交流をされて来たこと、中でも、最も深く記憶に残ってることは、先生が最初の就職でインドのカルカッタ日本人学校に勤務された話です】と話してくれました。
 
P1020420 【海外日本人学校派遣壮行会プログラム】
 
 今回の壮行会で5名が派遣されること、及び派遣者名については本部から事前に連絡をいただき、S君の名も知らされてました。しかし、前高での授業から大分経過してることや、事前にすべての教え子9000人の中の一人を思い出すのは難しく、まさか今回、派遣される教員の中にS君がいるなど全く考えてもいませんでした。こんな驚きを得て、壮行会に出席し本当に良かったです。
 
 彼は前高時代に野球部所属であり、私は仕事柄、野球応援には吹奏楽部の生徒と何度も行きました。今回、彼に会い、背も高く、精悍な容貌、見るからに揺るぎない精神の持ち主であることに逞しさを感じつつ、すでに群馬県内で教員されてることから、随分、立派な教員と、職業魂が溢れんばかりの風貌を確信です。
 
P1020472【昔、インド滞在中、春休みにカトマンズ旅行・・小生右】
 
 ところで、S君の言によると、私がインド・カルカッタ日本人学校に勤務した話が、高校生の彼の心に深く残ったようで、もし、それが「切っ掛け」の一つとなり、今回、ドイツ日本人学校へ派遣されることに繋がったとしたら私も嬉しいです。
 
 一般論として、「教師の仕事は」と問われると、専門教科を通して目の前の児童・生徒が将来、大きな「夢の実現に向かう気持ちを育む」ことと共に、何と言っても、心身ともに逞しく「旺盛な探究心を持つ人間」をめざす一役を買うことではないでしょうか。
 
 これから3年間ドイツに暮らすS君には前高での音楽の時間に、ドイツ歌曲などドイツ語の読み方の基礎は扱っており、有名なドイツ国歌についてはハイドンの弦楽四重奏であることから幾度となく聴いて、身についてます。日独交流の際には日本の教員として立派に民間外交を果たしてくれるものと思います。
 
 今回、私は派遣される5名の先生方に事前に書いておいた激励文を手渡しました。その要旨の一部は、学校業務が第一であること。現地語を学んで現地の方と交流を深めること。休日は住まいを拠点とし「何でも見聞、何でも体験をモットー」にしてほしいこと。
 
 一方、語学は習うより慣れろで、生活で毎日使って身につくもの。英語と現地語に囲まれた環境とは「羨望の的」に身を置いてます。ぜひ、国際理解教育の最先端にいる誇りを胸に職務を全うしてほしいです。
 
 特に、若いS君、おっと失礼、S先生には、この千載一遇のチャンスを生かし、ドイツ・ハンブルグで意義ある教員生活を送ってほしいです。
 

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2017年3月 6日 (月)

啓蟄に、茂林寺に広がる湿原地帯をウォーキング

Photo【みずがめ座】・・・ウィキペディアより転記

 今年の啓蟄は3月5日です。啓蟄とは地球から見た太陽の位置が赤経23hにある日のことで、ここには「みずがめ座」があります。日本など北半球から「みずがめ座」を見るとその形は逆さまでも、オーストラリアなど南半球から眺めれば、口が上になり「水瓶」そのものです。
 
 「みずがめ座」の底の部分は赤緯±0°なので天の赤道に水瓶が置いてある感じです。有名な冬の星座「オリオン座」のベルトの部分に当たる「三っ星」の最も右の星「ミンタカ」も同様に天の赤道にあるので、北半球の星座か、南半球の星座かなど、他の星座を観察するのにこれを覚えておくと便利です。
 
 一方、「みずがめ座」には一等星のような明るい星はなく、夏山の深夜など周囲に光がなく、空気が澄んでれば、その大きな「水がめ」が逆さになってることが分かります。
 
 太陽が「水がめ座」を通り過ぎると、いよいよ「魚座」にある春分点【赤緯±0°、赤経0°】に到達します。前述の23hという現在太陽がある天の赤経は春分点から西へ15°の位置で23hと表記されます。
P1020453_2 【茂林寺裏の湿原地帯一周はおよそ2Kmで木道が続く】
 
 ところで、群馬県民は小学校低学年から高齢者まで「茂林寺」(もりんじ)の名前を知ってます。県民の殆どが小学生時代に「上毛かるた」を習ったからです。これは群馬県のかるたで、そのなかの「ふ」が「ぶんぶく茶釜の茂林寺」と詠まれてます。
 
P1020424 【北関東道を進む黄色い愛車】
 
 啓蟄の5日、私は暫くぶりに愛車Audi TT Quattroで高崎ICから北関東道に入り、245-40-18ミシュラン・パイロット・スーパースポーツタイヤは路面をしっかり捉え、轟音と共に東へと向かい、恰も「水を得た魚」のように快調です。
 
 あっという間に太田市を過ぎ、足利からトンネルを数回通り抜け、栃木県の岩舟JCT経由で東北自動車道を南下し、館林ICで下りました。
 
 英語版ナビは「茂林寺」まで的確に案内し、いつかは行きたいと願ってた「茂林寺」に到着。有名な寺の境内を一巡してから、寺の後ろに広がる広大な湿原地帯をめざし、早速ウォーキング開始です。
 
P1020442
 
 小動物の宝庫である湿地帯には鴨が泳ぎ、私はどんどんウォーキングです。小道は整備され、歩きやすく、いつものペースで歩いても景色はいつもと異なる別世界です。茂林寺の裏は幾分か低く、古来より湿原地帯といわれます。
 
P1020448 【案内板を読む】
 
 ここは館林市民の自然公園であり、自由に散策できることからウォーキングしてる人があちこちに見えます。湿原地帯でのウォーキングは空気がきれいで抜群の自然環境です。早春の小鳥の声に耳を傾け、五感が研ぎ澄まされます。
 
P1020439 【思わず歩きたくなる小道】
 
 湿原地帯はまるで尾瀬を彷彿させる雰囲気があり、長く続く木道は整備され歩きやすく、夏は蛍の生息地として大切に環境が保存されてます。
 
 ところで「茂林寺」は一般の寺より、二回り大きな本堂です。現在では珍しくなった茅葺き屋根は圧倒的な景観をなし、室町時代の応永33年(1426年)に開山と伝えられます。ぶんぶく茶釜で有名な境内にはいろんな表情をした狸が並び、訪問者をユーモラスに迎えてくれます。
P1020435 【本堂】
P1020428 【狸のお出迎え】
P1020429 【参道に並ぶたくさんの狸】
 
 ご覧の通り、山門も立派な茅葺き屋根です。近くの千代田町には萱野という地名があり、この地帯は昔から茅が採れたのでしょう。
 
 私は群馬に生まれ育ちましたが、県内には未だ訪れてない名所旧跡が数々あり、今後、順次あちこち巡り、今回のように近隣のウォーキングを兼ねた一石二鳥の旅にしたい。
 

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2017年3月 2日 (木)

空気圧は目測でなく、一ヶ月に1度は計測する

P1020417 【紅白梅をバックに本日撮影】

 購入以来、7年半が経過したAudi TT Quattroは今まで順調に走ってましたが、ここへ来て私の不注意の範囲で、バッテリーが期限切れになったり、昨日、ガソリンスタンドでタイヤの空気圧を計ってもらったら、大分減ってると言われました。
 
 新品タイヤなので空気はあまり減らないと思ってましたが、やはり、一冬経過すると低温により、前輪2.2Kの筈が、1.7程度に、後輪2.0の筈が1.6程度になってるとのことで正常の空気圧にしてもらいました。
 
 一方、「エンジンを清掃せよ」とのランプが寒い朝に限って表示されることから、来週アウディー整備工場で清掃してもらいます。
 
 運転席の計器類があるディスプレイに現在の空気圧、及びバッテリー期限は表示されませんが、どちらも運転上、極めて重要なことであり、今後はもう少し気を引き締め、再発防止に努めたい。
 
 空気圧について私は平素あまり心配せず、常に正常に入ってるものと思いがちで運転前に四輪を目測するだけです。タイヤ銘柄はミシュラン・パイロット・スーパースポーツ、サイズ245-40-18です。扁平率が40%と少ない方でも、幅が245なのでそれほど低く見えません。
 
 しかし、これが勘違いの元で、今回のように空気圧が減っていても、目測だけでは実際の空気圧は分からないものです。少なくても一ヶ月に1回はガソリンを入れるとき計測してもらうべきでしょう。「タイヤは命を乗せている」の教えを肝に銘じたい。
 
 ところで、連日のように高齢ドライバーによる重大事故が多発してます。最近は、事前にそれを防ぐ目的で高齢者による免許返納が増えてると伝えられます。高齢化社会に伴い認知症やロコモ、そしてサルコペニアの人が増え、これからの社会生活は次第に難しい時代になります。
 
 場所によっては車がなければ医療機関に行けず、買物に行けずという状況に陥ります。これは核家族化に起因し、夫婦2人暮らしや、私のように一人暮らしは生活に支障が生じます。
 
 こうなる前から近隣の方々と「お互いさまの精神」で、互いにできることを手助けすることや、元気な今のうちから体力増強をめざし、読み書き、楽器など何でもいいから脳を使う生活を毎日送ること、特に、近隣との交流を密にすることが大切と思います。
 
 ところで、未然に事故を防ぐために日頃、私が運転中、徹底してることは「十分な車間距離」です。その他、「狭い道を通過しない」、「交差点で徐行」、「自転車・歩行者を見たら減速」などです。
 
P1020038【娘の結婚式で】
 
 長かった冬も終わり、いよいよ自然に息吹が感じられる季節です。この春は黄色い愛車で県内外の名所旧跡と温泉を味わいたい。近日中に、ぶんぶく茶釜で有名な館林の「茂林寺」を見学し、近くの湿原地帯を周遊ウォーキングしたいと思ってます。
 

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