しだれ桃がS字型になるよう苗木のうちに固定する
この苗木の親はイギリスレース鳩月刊誌「ビクトリアル」の表紙を鳩舎と共に3回飾った花桃で、世界中に発行されてます。
その花桃はすでに朽ちましたが、現在、その子供が実生から4本生え、将来、華やかに咲く日を夢見てます。一人暮らしは70羽のレース鳩飼育や柴犬のオス、何より多種多様な花木を家族のように世話し、毎日水遣りしつつ、剪定しつつ育ててます。
元の木は品格ある「しだれ桃」でしたが、根の中を小さな赤い蟻にやられ数年前に朽ちました。しかし、その種が地中で生える日を待っていたかのように昨春生えました。命の伝承は不思議なものです。自らは朽ちても命をきちんと次代に伝えてます。翌年生えた子【下のしだれ桃】はすでに大きくなり、2年前より咲き出しました。
ところで、有名なロケット博士・糸川英夫氏が「何才になっても新たなことに挑戦することが認知症を防ぐ」と著書で述べてます。彼は高齢になっても、チェロやバレーを本格的に挑戦したといわれます。一方、私が考える認知症対策は何事も結果に対し「ワクワクする期待感」こそ有効と考えます。
植物の幹を苗木のうちにS状に固定するのは私にとって初めての体験です。苗木もこれからどんどん成長するので絶えず目を配り、大きく成長してもこの上に再度S状を作り、現在ある「源平しだれ」と同じ幹の形をめざします。
これは植木職人が作ったもので、購入して以来、大分大きくなりました。毎年、見事に紅白に咲き分けます。1年12ヶ月の間に開花期間はおよそ3週間で、残りの12ヶ月以上は結局、枝ぶりや幹を観賞するのみで開花時期以外も楽しめます。
一番上の写真と同じ苗木はもう1本あるので、こちらも幹の形に手を加えます。今度は多少違った形を計画してます。
こちらも未だ若い木なので、水と肥料【お礼肥と寒肥えの2回】をしっかり施し、もっと樹高を高くし、高い位置から長く枝垂れさせたいです。
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