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2017年4月13日 (木)

全線開通した上武国道をAudi TT Quattroで走る

P1020703【前橋~渋川間の上武国道】・・・Enlarge the photo please!

 埼玉県熊谷市から群馬県渋川市まで、ほぼ群馬県内を南東から北西へ縦貫する上武国道【国道17号線】がこの度、全線開通しました。一部が開通していた期間でも私の住む高崎市から離れてるので殆ど走ったことはありません。しかし、今回、全線開通を機会に境町付近から渋川市まで、つまり南東から北西へ、およそ40Kの距離を黄色い愛車で走ってみました。
 
 ここを通過する車の大半は大型トラックです。いかにこの道が太平洋側と日本海側を結ぶ流通にとって動脈であるかが分かります。今まで国道17号は高崎市経由てあったことから渋滞や遠回りで時間的、経済的ロスがあり、輸送には大幅な遅延がありました。
 
 全面開通は三角形の一辺を通過することであり、大分、時間の短縮と思われます。高速道路は通行料金が高価なことから、流通業者はメリットあるこの道路の完成を待ち望んでいたことでしょう。今回、伊勢崎市付近では大分込んでいました。このため、写真は空いてる状況下で撮影です。
 
P1020696【伊勢崎市~前橋市間付近】
 
 運転中、前方に見える景色は常に右に赤城山、左に榛名山であり、目的地方向にあるのが、その間にある子持ち山です。如何にも群馬の特徴を表現する山岳光景を眺めつつの運転です。ですから、私は南東から北西に向かって走るコースの方が景色に見応えがあると推測し、境町から入りました。
 
P1020701 【前方は榛名山】
 
 現在のところ、上武国道では途中に道の駅やサービスエーリア、コンビニが全くないことから、運転者にとってトイレ休憩の場所がありません。おそらく、道が完成したので今後は続々できることでしょう。
 
 ところで、上武国道は高速ではありませんが、概して道路が一般の位置より高く土盛りしてあり、しかも路面がとても良く、景色も素晴らしいことから恰も高速を走ってる錯覚になりがちで、道路状況が空いてくると、どうしてもスピードが出やすくなり、これは気をつけるべき盲点です。
 
P1020695【右の遠望は赤城山】
 
 7年間、勤務してた県立前橋高の遥か北方を通過すると、眼前は次第に雄大な山々が接近し、故郷・群馬を感じる落ち着いた光景が迫ります。家を出で70Kほど走り、私は暫くぶりに距離を乗ったので、良いことを思い出しました。
 
 それは運転中に遠方より見え始めた独特な建物です。「そうだ、ここで一風呂浴びよう」と暫くぶりにユニークな高層建築の日帰り温泉「スカイテルメ渋川」に方向を定めました。
 
P1020709 【独特なスタイル・スカイテルメ渋川温泉】
 
 ここの浴槽は5階にあり、エレベーターで昇ると東に赤城の湯、西に榛名の湯に分かれ、今回は赤城の湯に入りました。建物の尖った最先端が露天風呂です。
 
 暫く室内風呂で温まってから、景色の良い露天風呂に行きましたが、この日の天気は晴れ渡っても、物凄く冷たい風がもろに当たり、寒くて寒くて景色を見渡す余裕はありません。寒冷のためお湯の温度も低めです。
 
 結局、景色は内風呂から眺め、優しい姿の榛名山、偉容を誇る赤城山を眺めつつ、上武国道を縦貫した走りを思い浮かべました。
 
P1020418【Audi TT Quattroの近影】 
 
 帰路は異なる道路経由で、高崎に向かいましたが、一ヶ所、上武国道の下を通過しました。その写真が下です。なかなかしっかり出来てる道路建設です。
 
P1020710【八木原付近の上武国道】
 
 ところで、現在、社会問題化してるのが高齢者の運転による交通事故の増加です。1ヶ月前に、私の家から150メートル離れた地点で、乗用車が転覆してるのです。横転ではありません。しかも、道幅が狭い道路です。転覆させようとしてもこんな狭い道ではできる筈がありませんが、実際にその凄まじい光景を見て感じたことは、おそらく高齢女性がブレーキをアクセルと間違ったと感じました。何ヶ所か道端の電柱など激しく当った傷が残ってます。
 
 時間帯は午後3時半頃で、おそらく、運転者はどうにも止まらない心境となって、思い切りハンドルを切った考えられます。このため狭い道で転覆です。ここは小学生の通学路。運良く子どもたちは巻き込まれませんでした。
 
 現在、高齢者による運転免許証の自主返納が進められてます。これは事故を未然に防ぐための画期的な制度です。私もいずれ返納しますが、未だそのつもりはありません。
 
 運転席に座ったら、まず、右足でブレーキを踏み、「踏んだ感覚をしっかり、脳に叩き込みます。」未然に対応する脳の力を養うべきで、この準備なしで車を動かすと運転感覚は非常に危ういものになると考えます。
 
 車とは動かすのは簡単でも、いざという時、停止できるかどうかが運転者の真の技量です。
 

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