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2017年4月17日 (月)

10年以上、咲かなかった永泉寺の藤に蕾がつく

P1020733【本日、庭の藤の蕾】

 一年半ほど前、近所のO宅から昔咲いた藤がもう10年以上も開かないとの連絡をもらい、早速、伺って拙い体験から、これは剪定すれば咲くと瞬時に感じました。私は遠慮なく剪定作業に入り、剪定した枝は全体量の約半分に相当し、ずいぶん隙間ができ、これで来春は咲くだろうと密かに確信を持ちました。
 
 というのは以前に、私自身が同じ悩みを5年ほど持ち続けていたからです。購入時は赤紫がきれいに咲いてたのに、何故、咲かないのだろうと首をかしげる毎年でしたが、あるとき、枯れて元々と思い、長く細い枝をバリバリ切り落としてみました。
 
 そしたら何と翌春、夢のように蕾がたくさん付いたではありませんか。このときの喜びは忘れられません。素人でも「やればできる」と私に一つの自信が生まれました。これと同じ方法で開花したOさんの喜びは大きく、近年ご主人を亡した寂しさの中にあって、諦めてた藤が咲き、作業をした私も本当に良かったです。
 
 日常生活においても、私は何事も自分本位になりがちで、益ばかり得ようとしてしまう心があります。時に諦めてしまったり、物事に対し不満を持ち易いものです。しかし、植物も含め相手の心境に入れれば、あるいは、良く観察することで諦めてたことがいとも簡単に解決できることがあると藤の剪定から学んだ思いです。
 
P1000993 【5年間咲かなかったのがうそのような庭の藤】・・・拡大してご覧ください。
 
 先ず、藤は水分をすごく必要とする植物で、これは真夏の日照りに水が切れると葉がすぐ萎れることから分かります。水が豊富であれば、蔓るが伸び、どんどん成長します。成長は結構なことであっても、肝心な花が咲かないのでは何にもなりません。
 
 根から吸収する栄養分は新たな蔓や枝を成長させるためで、それらに栄養が行き過ぎると「養分に蕾を作る余裕がなくなる」と考えます。この対策は、夏になったら一度思い切り剪定すると養分の流れが蕾を作ることに専念し、翌春の開花につながると考えます。
 
 専門家【植木職人】に訊かなくても、私たちは自身で細かく観察することで植物の本質を見抜いたり、植物が欲してることに思い当るものです。
 
P1020738
 
 ところで、近隣のOさん宅で開花した藤を近くの永泉寺の娘さんが見たことで、またもや私に依頼がありました。寺の境内にある二本の藤がもう10年以上も咲かないとのことです。私はすぐ拝見したところ、いわゆる枝がボーボーの状態で、瞬時にこれでは咲かないと判断できました。早速、思い切り剪定です。
 
 他人の家の植物を剪定するのは気が引けても、開花を望む心に寄り添えるならと遠慮なく、無駄な枝を切り取り、四方八方に出てる蔓や小枝を切断です。これが昨年の夏でした。
 
P1020740 【今春はたくさん蕾を持った永泉寺の藤】・・・拡大してください。
 
 どうしたことでしょう。今春は予想を超えた蕾が生じ、その数50個以上です。植物は手を加えれば、必ず応えてくれることを今回も学びました。
 
 私は植物が好きでも、いわゆるプロではありません。しかし、咲かない藤を咲かせるには剪定が必要なことを体験から知り得ました。永泉寺では君子蘭も良く咲かないそうで、こちらも来春は咲くようお手伝いします。実は永泉寺は私の菩提寺ではありませんが、私の叔母や従兄が眠ってます。藤や君子蘭、そしてシャクナゲが毎春咲くようにこれからも世話を続けます。
 

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